



年金暮らしの老女が芸能人の“おっかけ”にハマり、乏しい財産を使い果たしていく「おつかけバアさん」、“タヌキには超能力がある、UFOの正体は文福茶釜である”という説に命を賭ける男の「超たぬき理論」、周りの人間たちが人間以外の動物に見えてしまう中学生の悲劇「動物家族」…etc.ちょっとブラックで、怖くて、なんともおかしい人間たち!多彩な味つけの傑作短篇集。

「鬱積電車」がいちばん面白かった。自白ガスね~あの電車に乗っていたかった。
このガス吸ったらみんな、なんとか団のてんぷら・・・じゃなくて、〇ンピラみたいにすごい言葉使って言いあっちゃったりして。
お上品だと思っていた方が、まぁ!びっくり!


でも、やっぱりいらない・・・皆さん気を使って生きているわけで、それでうまくいっているのだし、道徳の時間がなくなったって、日本人はやっぱりすごいと思うし・・・ブログやそのコメントだって気を使って書いているわけだから、余計な事はしなくて・・・

次は「しかばね台分譲住宅」すごくわかる。でもそんなこと・・・どっちが先?もうボロボロ・・・
そして「動物家族」そっか、イメージどおりね。
「あるジーサンに線香を」これは切ないお話。何で?実験台なんかに・・・

「おっかけバアさん」も、えーちょっとそこでやめといたほうが・・・で、思わず止めに入りたくなった。だって、あっちはなんとも思ってないんだよ。売れればいいんだから・・・
読み終わってみたら、それぞれの あとがき が・・・あとがきも面白いけれど、解説も面白い。

以前、沖縄を旅した時に、目的地がみつからず同じところをぐるぐると回って、やっと人をみつけ、そのおばぁに聞いて行ったけれどやっぱり、ここさっき通ったよ。で、またぐるぐるでみつけたけれど、さっき通った時なかったよね?なんてことがあった。背筋が凍るってこういうこと?・・・そのときも まるで世にも奇妙な物語みたい。って言ったっけね。
