



東日本大震災を経て、東京五輪へ。少しずつ変貌していく「東京」―。その東京を舞台にした戯曲「エピタフ東京」を書きあぐねている“筆者”は、ある日、自らを吸血鬼だと名乗る謎の人物・吉屋と出会う。吉屋は、筆者に「東京の秘密を探るためのポイントは、死者です」と囁きかけるのだが…。将門の首塚、天皇陵…東京の死者の痕跡をたどる筆者の日常が描かれる「piece」。徐々に完成に向かう戯曲の内容が明かされる作中作「エピタフ東京」。吉屋の視点から語られる「drawing」。三つの物語がたどり着く、その先にあるものとは―。これは、ファンタジーか?ドキュメンタリーか?「過去」「現在」「未来」…一体、いつの物語なのか。ジャンルを越境していく、恩田ワールドの真骨頂!!






EPITAPH・・・墓碑銘
将門の首塚の都市伝説・・・お参りしている人はみたことないけれど、”あれ”いるみたいです。って話は聞いたことあった。
ほんとだ・・・都会には鏡が多い。お店のウインドウも鏡みたいだし・・・映らなかったら吸血鬼?
Piece18と19・・・
そうそう芸大の美術館でそのうちあるから、行きたいけれど、一人じゃ怖いしって思っていたところ・・・
そして、何それ、手袋はめているし、防水エプロンもつけている。その先、怖い怖い!オリンピック、イスタンブールでよかったのにって言ったからって・・・
色別されているから、切り替えればよみやすいとは思ったけれど、終わってしまって、イマイチ私わかって読んでいた?って聞いてみたくなった。
不思議~・・・
突如現れる挿絵が素敵だった。
