



街はずれの廃屋みたいなビルに住む、変わり者で有名なアルゼンチンババア。母を亡くしてからしばらくして、みつこは自分の父親がアルゼンチンババアとつきあっているという噂を耳にする。思い切ってアルゼンチンビルを訪ねたみつこが目にした、風変わりで愛しい光景。哀しみを乗り越えていっそう輝く命と、真の幸福の姿を描く大傑作。






あたたかいお話
そっか・・・生きるのだ!
子どもができたのには驚いたが、それもまたあたたかい。
電車で読んで帰り道・・・青空が広がっていた。
この空はアルゼンチンまで繋がっている。なんだか意味のわからないことを思いながら空を見上げた。
絵は奈良美智さん
