ココアのhappy palette

小さなしあわせさがして…

山陰の小京都 津和野で

2012年12月15日 | 山陰・山陽・四国旅行

雨の土曜日となりました。

風邪も流行っているようなので、ありがたいお湿りですね。

先日のコーラスのコンサートを、ブロ友の山小屋さんが

15日と16日と動画をブログにUPしてくださっています。

女性三部合唱でソプラノを唄っています。

恥ずかしいですが、興味のある方は、山小屋さんのブログへ。

旅行記もやっと4日目になりました。

萩のお宿では、窓を打つ霙の音で目が覚めました。

遠くに見える日本海は暗く、荒れていました。

名物女将!?に見送られ、津和野へと向かいます。

その女将ですが、どピンクのスーツに、頭には大きなリボンに

ビックリしましたが、添乗員は、この他、ブルーやグリーンも見たことがあるとか…

夕食の時は、あいさつ代わりに、歌を唄っていました。

こんな女将は初めてでした。

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17世紀に形成された城下町津和野は

なまこ壁や白壁が続き、小京都と呼ばるほどの美しい町です。

当時藩主であった亀井氏が城下町を整備したので

殿町中心に津和野らしい風景は、広がります。

萩・津和野と称されていますが、

津和野は島根県だったのは御存知でしたか?

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文豪の森鴎外や哲学者の西周が

通った藩校養老館

津和野といえば、この養老館の掘割の錦鯉が有名ですね。

その昔、殿さまが養殖した鯉を放流したのが始まりとか…

色とりどりの大きな鯉がたくさんいます。

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ゴシック調の美しい津和野カトリック教会

津和野は、隠れキリシタンの殉教の地で

明治元年に長崎から連れてこられた153人の隠れキリシタンは

津和野藩の、改宗の勧めに応じず、

乙女峠で36人が殉教の道を選びました。

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畳敷きの珍しい礼拝堂。

ゴシック調の外観からは想像できませんでした。

ステンドグラスから、

光が差し込み神聖な気持ちになりました。

その殉教者たちの恩徳を称えるために

昭和6年に、ドイツ人によって建てられました。

武家屋敷にゴシック調の教会ですが、

これがなかなか似合うのですよ。

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津和野の伝統的な民家は

こんな赤い石州瓦が多く見られます。

島根の石見地方で作られる粘土瓦で

日本三大瓦のひとつに数えられるほど

強度や寒さにも優れています。

出雲地方の含鉄土石を釉薬にしているので、

このような美しい赤い屋根が多く見られるようです。

よく見ると、鯱鉾も付いていたりして面白いのですよ。

津和野もざっくり観光して、この旅の最終地しまなみ海道へと

コメント (28)
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