雨の土曜日となりました。
風邪も流行っているようなので、ありがたいお湿りですね。
先日のコーラスのコンサートを、ブロ友の山小屋さんが
15日と16日と動画をブログにUPしてくださっています。
女性三部合唱でソプラノを唄っています。
恥ずかしいですが、興味のある方は、山小屋さんのブログへ。
旅行記もやっと4日目になりました。
萩のお宿では、窓を打つ霙の音で目が覚めました。
遠くに見える日本海は暗く、荒れていました。
名物女将!?に見送られ、津和野へと向かいます。
その女将ですが、どピンクのスーツに、頭には大きなリボンに
ビックリしましたが、添乗員は、この他、ブルーやグリーンも見たことがあるとか…
夕食の時は、あいさつ代わりに、歌を唄っていました。
こんな女将は初めてでした。
17世紀に形成された城下町津和野は
なまこ壁や白壁が続き、小京都と呼ばるほどの美しい町です。
当時藩主であった亀井氏が城下町を整備したので
殿町中心に津和野らしい風景は、広がります。
萩・津和野と称されていますが、
津和野は島根県だったのは御存知でしたか?
文豪の森鴎外や哲学者の西周が
通った藩校養老館
津和野といえば、この養老館の掘割の錦鯉が有名ですね。
その昔、殿さまが養殖した鯉を放流したのが始まりとか…
色とりどりの大きな鯉がたくさんいます。
ゴシック調の美しい津和野カトリック教会
津和野は、隠れキリシタンの殉教の地で
明治元年に長崎から連れてこられた153人の隠れキリシタンは
津和野藩の、改宗の勧めに応じず、
乙女峠で36人が殉教の道を選びました。
畳敷きの珍しい礼拝堂。
ゴシック調の外観からは想像できませんでした。
ステンドグラスから、
光が差し込み神聖な気持ちになりました。
その殉教者たちの恩徳を称えるために
昭和6年に、ドイツ人によって建てられました。
武家屋敷にゴシック調の教会ですが、
これがなかなか似合うのですよ。
津和野の伝統的な民家は
こんな赤い石州瓦が多く見られます。
島根の石見地方で作られる粘土瓦で
日本三大瓦のひとつに数えられるほど
強度や寒さにも優れています。
出雲地方の含鉄土石を釉薬にしているので、
このような美しい赤い屋根が多く見られるようです。
よく見ると、鯱鉾も付いていたりして面白いのですよ。
津和野もざっくり観光して、この旅の最終地しまなみ海道へと