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近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

米朝シンガポール合意!北は無条件降伏した訳では有りません!はじめの一歩!で正しい選択!

2018年06月13日 | 世間話し

昨日は10時頃よりテレビの画面を見つめていました。

各放送局の、コメンテーターの、とらえ方は?解釈は?報道姿勢は?と、アチラコチラと、いろいろと、チャンネルを変えながら4時過ぎまで、画面を見つめていました。

兎に角、一番、気になったと云うか、不愉快になったと云うか、頭に来たと云うか、オイ!君達!この歴史的場面を真面目に考えているのかァ!と叫びたくなるのでした。

先ず、第一に、北朝鮮は戦争に負け、無条件降伏したわけでは有りません。

非核化に対しての、具体的に期限が示されていない!とか、核放棄の検証方法が不明とか、完全かつ検証可能で不可逆的な非核化(CVID)に触れていないとか。

そして、これまで同じような合意は北朝鮮によって破棄され何度も裏切られてきたとか、会談の失敗を密かに企んでいるのか!と、思いたくなる発言が目立つのでした。

これまでと、これからは、客観情勢が異なるのです。

もう一度確認します。北朝鮮は無条件降伏した訳ではありません。

兎に角、今回は、米朝の最高権力者が、直に会って、握手をして、話し合って、一緒に飯を喰って、不信感を少しでも払拭できれば、先ずは成功です。

そして、そして、包括的でも、抽象的でも、「非核化と体制保証」が盛り込まれた、それなりの合意文書が交わされたのです。先ずは、それなりに大成功でした。

考えても見て下さい!比較してみて下さい!思い起こして下さい!去年の夏からの戦争前夜的状態だった頃を!

北朝鮮が弾道ミサイルを次々と発射し、米軍は臨戦態勢で北を脅し、日本国内では、Jアラートが鳴り響き、可愛い子供達が頭を抱えて机の下に潜る。

こんな状態だったのです。それが、両首脳が笑顔で握手で、一緒に飯を喰っているのです。

「非核化と体制保証」の実現には、時間がかかるのです。

危険な北朝鮮!何をするか判らない金正恩!に、緊張状態の継続に、とても、とても、恩恵を受けている人達と、米国、北朝鮮、中国、ロシア、韓国、日本、等々の、利害調整、駆け引き、いろいろ絡んで、これからなのです。

戦争で苦しむよりも、平和の為に苦しむ事の方が、正しい選択なのです。

兎に角、時間はあります、これからなのです。

はじめの一歩なのです。

 

それでは、また。 

 

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