歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

社民党が消滅すると政治状況がスッキリします

2010年07月30日 | 世間話し
社民党の辻本清美衆議院議員が、27日に離党届けを出したようです。

普天間問題で社民党が政権から離脱した時、国土交通副大臣であった彼女も辞任し、国土交通省を去る時、涙を流して前原大臣と抱き合ったシーンを思い出します。

あの時の前原氏との“堅い抱擁と涙”、これは、きっと、何かが起こると思ったのです。もう、あの頃は、野党の辻本から政権与党の辻本に変わっていたのだと思います。

政権与党で副大臣を経験し、権力の魅力?魔力?で、これまで眠っていた欲望が目覚めたのでしょう。

確かに、自らの判断で現実政治を動かし、具体的な成果を目の前にすると、これまで、その様な事に無縁であった野党の政治家は、かなりの満足感、達成感に、自己陶酔してしまうのかもしれません。

兎に角、これで、社民党の崩壊消滅は加速されることでしょう。もともと、とっくに、社民党は歴史的使命を終えた“残骸政党”でした。きれいさっぱり消えたほうが、とても、すっきりして分かりやすくなると思います。

社民党が消える事で、共産党が社民主義に近づく条件が整ったと思います。元々、同じような看板を掲げた政党として、とても分かりづらかったのです。

共産党と社民党の不毛な対立で、互いにエネルギーを無駄に消耗していましたし、選挙での死票も減ります。

でも、社民党の右側は問題なく民主党に吸収されますが、左側は共産党に吸収される事はなく、消えてしまうのでしょうか・・・・・・。

でも、そもそも左側って、私には良く見えません。どんな人達が、どんな志を掲げて、どんな活動をしているのか? 

そもそも、社民党は、その筋、その業界の一部にしか見えない政党でした。

何で、あの、指導力も、政策発信力も、人間的魅力も、外見的魅力も、何一つ無い、福島瑞穂に、何故、いつまでも代表をやらせているのか?不思議な政党です。

社民党がいまできることは、消滅して、政党乱立状況をスッキリさせ、政策的対立軸を少しでもスッキリさせる事です。

護憲平和の看板は共産党にすべてお任せしましょう。社民党が消滅することで、共産党は共産主義の看板を下ろし易くなることでしょう。

それでは、また明日。

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熱中症と闘い炎天下2時間の行軍

2010年07月29日 | その他
昨日は、いろいろあって、とても大変でした。

このところ、毎日、毎日、とても暑いので、しばらく自転車に乗っていませんでした。

そんなことで、どうも身体の調子がイマイチなので、ここは、ひとつ、午前中の涼しいうちにひとっ走りと、9時頃に家を出たのです。

そして、一時間ほど走ったところでパンクです。それから2時間、陽射しの少ないコースを選び、2時間かけて帰宅しました。

汗をダラダラかきつつ、500㎜㍑のゼロカロリーコーラ1本、500㎜㍑に100㎜㍑おまけ付きサイダー1本で水分補給をしつつ、自らの体力を信じつつ、炎天下自転車を転がしてきました。

帰宅して、すぐに風呂場でシャワーを大量に浴び、身体を冷まし、何事もなく、炎天下の自転車を押しての2時間に耐えた、衰えなき我が身体に感謝したのでした。

そして、昼食後、ブログの更新を、と、思いパソコンの電源を入れたところ、Windowsが立ち上がらないのです。真っ黒な背景に「********のプログラムが無いか、壊れている為、セットアップをやり直してください」と、云うような白文字のメッセージが表示されたのです。

3回ほど起動し直したのですが、同じメッセージが表示され、ついに諦め、再セットアップを行ったのでした。直近では5年前だったような、これで3~4回目の再セットアップだと思います。

操作は簡単ですが、インターネットの接続や、アプリケーションのインソールとか、画面の設定とか、いろいろあって、2時間を費やしたのです。

それと、良くない事は重なるもので、“もう一つ、想定外の大きな出来事”があり、まぁ、そんな、こんなで、大変な一日でした。

それで、気持ちはブログの更新どころでは無くなったのでした。人生いろいろとあり、いろいろは、重なり合う事がある様です。


それでは、また明日。




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夏色の孫が元気にお泊まり

2010年07月27日 | その他
孫が一人で“お泊まり”です。

いつもは、お盆に“2パク”するのですが、今年はいろいろ都合があって、先日の土曜日に一泊だけで帰りました。

驚いたのは、まさに“夏色の少女”になって現れたのです。外出やプールの時には、必ず日焼け止めを塗っているそうですが、それでも、かなりの夏色でした。

元気いっぱいで、動きまくり、喋りまくっていました。カンカン照りの庭で、圧力ポンプ式の水鉄砲で遊んだり、サッカーボールを蹴ったり、元気いっぱいでした。


“自動分別式”の貯金箱は、相当気に入ったようで、みんなにコインをおねだりしていました。この貯金箱は、500円、100円、50円、10円、5円、1円を入れると、自動的に選り分けて、決まった場所に収納してくれるのです。

わたしでも面白くて、ついついコインを入れたくなるのですから、孫にとっては、もっと、もっと、不思議で面白く、コインを沢山入れたくなるのです。某金融機関で貰ったものです。


外に食事に行っても、“タマゴッチ”は手放しません。もう、3回お嫁に行ったそうです。


大好きな“おうどん”を食べました。


運動靴も買いました。


お誕生日に撮った、七五三の前撮り写真を持って来てくれました。

こちらは、可愛い舞妓さんスタイル。自分の髪で結った日本髪、


素敵な着物、もう、ホントに、“お人形さん”です。


こちらのドレスを着た姿は、なんか、もう、お嫁さんみたいで・・・。


翌日は、お家に送って行く途中、孫のリクエストで“マック”で昼食。


わたしは“塩チキンバーガーセット?”でしたが、どうも、もう、こういうところの、こういうものは、かなり。ダメになってきました。

塩チキンバーガーを囓りながら、“アメリカ人は、よくまあ、こんなものを考えたものだ・・・、それにしても、日本人までが、こんなものを・・・・・・”と、店内を見回しつつ、日本文化の行く末に思いを馳せたのでした。

喋りまくり、動きまくりの2日間で、昼食後は車に乗ると、気持ちよさそうに、静かにおやすみです。翌日は学校でプールだそうです。


夏休み、元気に、楽しく、いっぱい、いっぱい遊んび、いっぱい、いっぱい想い出をつくってねェ。


とても楽しい2日間でした。


この日はお疲れで、よく眠れました。


それでは、また明日。



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人間ドックに入って来ました

2010年07月23日 | 健康
本日は“人間ドック入り”の為“東京スカイツリー・シリーズ”はお休みです。

今朝は7時半に家を出まして、帰って来たのが2時でした。家から病院までは通常15分程度なので、8時の受付開始まで15分程度の余裕を見ての出発でした。

しかし、この時間帯は通勤ラッシュで、道路は渋滞し病院到着は15分遅れの8時になってしまいました。通勤ラッシユなんて、まったく頭に無かったのです、15分早めに出ていて正解でした。

受付を済ませ、着替えを済ませ、検診室に入ります。それで、この検診室何ですが、いつも、いつも、とても、とても、騒がしいのです。

20畳ほどの部屋で、採血したり、血圧測定をしたり、視力検査をしたり、眼底検査をしたり、身長や体重や体脂肪を測定したり、聴力検査をしたりして、10人ほどの看護士と、10数人の受診者との会話が

「お名前を確認します。フルネームでお願いします」「今朝食事はしてませんよね?」 「採血で気持ち悪くなったことは?」 「はい、親指を中に入れてギュットと握って下さい」「採血は4本採ります」「暫く押さえておいて下さい」とか、

「おでこをココに当てて下さい」「メガネは遠視用ではありませんね?」「Eの字を見て答えて下さい」とか、

「顎をココにのせて」「はい右眼から」「はい眼を変えて」とか、それに、各測定の度に、「おはようございます」「お疲れさまでした」があるのです。

あちら、こちらで、声が飛び交い、人が行き交い入り乱れるのです。この慌ただしくも、喧騒のスタートの情景は、いつも、いつも、どうにかならないの?と、思いつつ、黙って眼を閉じ、耳を閉じ、じっとして、収まるのを待つのです。

ほとんど、ひとり静かに日常を送っている身としては、かなりのストレスになるのです。でも、血圧は正常値でした。

その後は、各自のコースによって、CTとか、MRIとか、胃カメラとか、胃のレントゲンとか、胸部レントゲンとか、心電図とか、呼吸機能とか、超音波エコーとか、いろいろな場所に散って行くのです。

それで、本日の、わたくしの、検査結果ですが、すべて、OKで、要検査項目はありませんでした。

お酒を7月1日から止めているのですが、特に、その効果は数字として現れませんでした。看護士に聞いたところ、「まぁ、1年ほど先でしょう、次回の検査を楽しみにして下さい」との事でした。

それにしても、今回の胃カメラは、とても楽で、医者の説明を聞きつつ、モニターなど眺める余裕がありました。

医者の腕の差か、麻酔の効きががヨカッタのか? それとも、これまでのカメラより、今回のカメラが最新式で、ケーブルが細かった? まあ、兎に角、楽でした。

それで、最後の医師による結果説明のとき、食道ガンの検査は通常の胃カメラでは発見し難く、青い光を当てて、ヨード液を噴霧して検査する方式はここでは実施していないのか?と質問したら、

「特に異常が無ければ、そのような検査はしません」と云われたのです。通常の検査では食道ガンは発見しづらいのでは?聞いたのですが、「うん、まぁ、そういうこともありますが、まぁ、特に、今回、食道には異常はありません」との、何となく、曖昧な返事でした。

そのうちに、何処かで、一度、しっかりした検査を受けたいと思います。まぁ、兎に角、一応は、OKでした。

以上、人間ドックの結果でした。


それでは、また来週。




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児童公園とサビ看から東京スカイツリー

2010年07月22日 | 東京の風景
昨日の続きです。

飲屋街の外れは“リサイクルショップ”です。昔は古くなって“使えなくなった”“使わなくなった”モノを商っていたので“古道具屋”でした。

今では、古くなくて“使えるのに”使わなくなったものを商っているのが、リサイクルショップなのです。いつの日にか、世の中が変わり、需供バランスが崩れ、古道具屋に回帰するかも知れません。

商品を見回すと、かなり、ガラクタぽっいモノもあり、古道具屋の匂いも漂いつつあるリサイクルショップです。何となく、もしかして、生い立ちは古道具屋さん?

児童公園に出ました。スカイツリーの全身が見えます。


君達は、ここでママと一緒に毎日、毎日、スカイツリーを見ているのですね。もう、見飽きたかな?


どうも、このデザインは“いまいち”です。形がストレートで、煙突のようで、地味で、実用性、機能性だけで、あまり遊びがなく、あまり美しくなく、ワクワクしないのです。


そんな不満を抱きつつスカイツリーを見上げていると、首が疲れて視線を下に戻すと、公園脇の町工場で、完成した製品を車に積み込む風景が眼に入りました。


この日は平日、みなさん一生懸命に働いています。見た目、わたしよりもかなり年上方々、こちらは、ボンヤリとスカイツリーを眺めているのです。それにしても、何を造っているのでしょうか。


一階が工場で、二階が事務所で、三階が住居のようです。このご時世で、仕事があると云う事は立派なものです。


スカイツリー何て、ボンヤリ眺めていうる暇など無さそうです。


皆さんの働く姿を横目で見ながら公園を後にします。いい感じの路地です。


いろいろな人が、いろいろな仕事して、いろいろな暮らしがあるのです。


そんな街に、電波塔が建つのです。


ハイボールとホッピーが“新メニュー”で380円ですか・・・・・・、ずっと昔、下町の居酒屋では定番だったのに。そう云えば最近、“サントリーの角”ハイボール人気で生産が間に合わないとか、何とか・・・。これって、やっぱり、小雪人気?


いい感じの“工場”です。このあたりには、まだ、まだ、工場があるようです。


看板の“錆び”の“寂れ”具合が、とても哀愁です。下町で裏町で、(株)向島工機製作所です。でも、何か、稼働していない雰囲気。


こういう下町に、東京スカイツリーが建つのです。


もうすぐ、“押上”です。


それでは、また明日。


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曳舟駅前から東京スカイツリー

2010年07月21日 | 東京の風景
昨日の続きです。

東武伊勢崎線の“曳舟駅”です。

とても親しみやすい駅前です。


スカイツリーも頭を出しています。


高架下の“とんかつ屋さん”いい風景です。


ズバリ“とんかつ曳舟”です。店先に並ぶ自転車、荷台のカゴがとてもイイです。鉢植えからも下町の匂いを漂わせています。


“生ビールセット1300円”ですか・・・、単品だと大生が650円ですが、セット割で600円、とんかつ定食が850円ですから、みそ汁にご飯が350円として、とんかつ単品が500円、枝豆と冷や奴は、単品より少な目で200円として、600+500+200で1300円と云ったところでしょうかね。つまらない計算でした。


この時期は、やっぱり、黄金の組み合わせ、かつカレー定食900円がイイです。定食ですから、みそ汁に、お新香か、サラダ付きでしょうか。でも、まだ、昼飯には早く、そしてまた今日は、“ある店”で食べることに決めているのです。

ランチタイムは通常価格よりもお安くなっているようです。


こんな駅前が好きです。


こちらは飲み屋街。


居酒屋“源次郎”ですか、かなり、堅そうなお店です。


“竹久木-ちくぎ”ですか、なにやら、とても、コムズカシイ店名です。かなりの拘りを持ったお店のようです。

“竹が長い歳月、苦労と、努力と、創意と、工夫を重ねて木になった”何て教訓めいたお話を、中国の古典から引っぱり出して付けたような店名です。


こちらは、 “アウン”はフツウ“阿吽”ですが、こちらは“阿呍”です。かなり珍しい字を使っています。

この横町の飲屋街、源次郎と云い、竹久木と云い、阿呍と云い、かなりなお店のようです。下町だからと云って侮れない雰囲気。入るとしたら源次郎さんにします。でも、わたくしは、7月1日でお酒はやめたのです。


こちらは中華の“上海点心坊”さん、手頃な価格になっています。焼き餃子の5個200円は安い。でも写真では大きさが判りませんので、そこんところがチョット不安です。

食品関係は、サンプルを越える現物は“絶対”に出て来ません。写真は滅多にできない最高傑で、大きさも、気持ちとして“それなりに大きめ”になってしまうのです。普段お店で出る料理は、とても普段通りの作品なのです。


“寄り道セット”なかなかいいです。


それにしても、土日に休むなんて、相当な理由があるのでしょう。

まだ、まだ、スカイツリーを目指して歩きます。


それでは、また明日。


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やぐら煙突と東京スカイツリー

2010年07月20日 | 東京の風景
昨日の続きになります。

痒い左腕を掻きながら、裏道伝い、路地伝いに、スカイツリーを目指し歩いています。

“山田鋼商店”ですか、“鋼”を商っている所謂“鋼材屋さん”です。“大同の工具鋼”懐かしい文字、懐かしい響きです。


内部は人影もなく、音もなく、鉄の匂いも油の匂いもなく、今は、もう、あまり商ってはいないような雰囲気。この辺り、機械加工の工場は少なくなり、鋼材の需要も減ってしまったのでしょう。


“いろは納豆”単純にして明解、とてもスッキリでサッパリな納豆です。一階が工場で、二階が住居でしょうか。


明治通りと水戸街道の交差点に出たようです。


下町の交差点です。久しぶりに見ます、お巡りさんが交通整理をしていました。


よく見たらご婦人の警察官でした。身長もあり、体格もガッチリで、“神取忍さん”のような方でした。そう云えば彼女、今回の参議院選で落選しましたね。


交差点を過ぎ東武伊勢崎線の高架下を歩きます。最大1200円ですか、やっぱり東京は高いです。つくば市のTX駅前で最大300円何てところもあるのです。


スカイツリーの頭が見えます。白い建物は、“すみだ生涯学習センター”です。一生涯ずっと学習ですか、学習とか勉強は好きではありません。“生涯学習センター”の名称は嫌いです。


へぇ~、最初の30分は無料ですか、民間は100円でした。あとは民間の駐車場と料金は一緒のようです。


薄暗い高架下、町工場の煙突、その先に下町の電波搭“東京スカイツリー”


鉄製の櫓煙突とスカイツリーのツーショット。東京タワーには無い味わいです。


かなり、全体像が見えて来ました。


櫓煙突の下、倉庫のシャッターに“てるてるぼうず倉庫”とあります。何とも、微笑ましく、そして、すこし哀しい響きがします。どんな想いを込めたのでしょうか。


こちらは、ほとんどダジャレ的命名。大家さんは“安井”さんなのでしょう。“安井ハウス”は“安いハウス”今、この辺で家賃はどの位が相場なのでしょうか。それにしても、第5安井ハウスとありますから、かなり手広く賃貸を営んでいるのでしょう。


高架と民家とブロック塀にスカイツリー。


高架をくぐり、反対側の路地に出ます。


この日は一日曇り空で、ところによっては一時雨の予報。おじさんは、しっかり傘を携えています。


もうすぐ曳舟駅です。


それでは、またあした。



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水琴窟と路地琴を向島で考える

2010年07月19日 | 東京の風景
先週からの続きです。

まだ、向島百花園でブラブラしています。

“草花園”ですから、こう云う何だかよく解らない、雑草のお友達のような草花な植えられています。小さくて、地味で、目立たない草花を、そっと心静かに“愛でる”のが、江戸庶民の粋なのです。


この草は何かは、どんな花がさくのでしょうかね。


向島で“花筏”ですよ。もう、名前からして江戸です!粋です! でも、しかし、草花の“花筏”から、そう思ったのではなく、わたしが“花筏”の文字を見て、頭に浮かんだのは“落語”の方の“大関花筏”です。

※落語の花筏について知りたいお方は、ご自分でお調べ下さい。悪しからず。

何だか、よく判らない、しのぶ塚。


何だか、よく判らない、二神石碑。


何だか、よく判らない、石柱。


説明には、“江戸日本橋”の欄干ですが、たぶん模造品?で、書は徳川慶喜と伝えられているとの、よく判らない説明。


草花や、雑草と思しき草の生い茂る園内で、よく判らない、句碑や、石碑を見て廻っていたら、案の定、藪蚊に喰われてしまいました。


藪蚊の攻撃を振り切り、開けた池の畔にでます。


これを、遠目でみて、直ぐに! おぅ! これは、もしや、地上に現れた“水琴窟”と思いました。


近寄ってみると、“路地琴”とあります。あの優雅で、繊細で、日本情緒で、癒しの音を響かせる“スイキンクツ”が“ロジキン”ですかァ? 語感として、何とも、情緒が裸足で逃げだしそうな・・・・・・。

でも、水琴窟の方も、水琴の優雅な響きに対して、その後の“窟”も、よくよく考えると、何だか、変な気がしてきました。窟は、阿片窟とか、悪の巣窟とか、何か、とても、マイナスイメージだったりして・・・・・・・。


まぁ、それは、それとして、柄杓で水を汲み、皿の上の小石に水をかけて、竹の先に耳をあて、琴の音を味わったのです。まさに水の琴、まことにケッコウな音色です。生で聞いたのは生まれてはじめてでした。ここでも、150円の入園料の元をとりました。

それにしても、“ロジキン”は? チョットですから、何か別の名前をと考えたのですが、水琴窟と路地琴の間をとって“路水琴”とか、でも、“ロスイキン”だと、何か“ロシア人”の名前のよう、あれは“コスイギン”かァ? まぁ、そのうちに、考えておきます。

こちらの方は、優雅にのんびり読書です。


遠くにスカイツリーが見えます。


この水瓶は、なかなか下町情緒です。


痒い、痒いで、そろそろ、向島百花園を後にします。


路地伝いに、スカイツリーを目指します。



今日も暑いです。

自転車が、またもパンクしてました。


それでは、また明日。

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向島百花園で芭蕉の句碑で誤解が氷解で17文字はフリーズドライでした!

2010年07月16日 | 東京の風景

昨日の続きです。

いよいよ園内巡りを始めます。それで、わたし、大きな勘違いをしていたのですが、“向島百花園”は、何故か、“薬草園”だとばかり長年にわたり思い込んでいたのです。

今日のいま、入り口の説明で、“単なる草花園”であることを知ったのです。いつ頃、何処で、どうして、そう思い込むようになったのかは不明です。

たぶん、“単なる草花園”と云うだけで、江戸の昔より21世紀の今日まで、忘れ去られる事なく、未だに、都内の名勝地として、その名を帝都?に轟かす?筈がないと思い込んだのかも・・・・・・。

兎に角、今回、150円の入園料を奮発した結果、長年にわたる誤った知識を訂正できたのです。それだけでも元は取り戻せたた気分、後はオマケの草花鑑賞です。

それで、入って右手奥に、茶店風の建物を発見、何となく冷たい缶コーヒーでもと、


店の前まで来ると、自動販売機はなく、軒先に貼られた品書きには、“甘酒・自家製シロップ・しょうが・梅・水蜜・麦茶”かなりのレトロメニュー。店番のオジサンも役所の戸籍係り風で回れ右でした。


それで、こんな石碑とか、


こんな、これから“つるの絡まる草”とか、


こんな、祠とか、


近所の庭先でよく見かける“こんな花”とか、


何と、これから絡まる、このつるは、


何と、カボチャなんです。カボチャの花や実を鑑賞するのです。これぞ、江戸庶民の“粋”です。一応、このカボチャは鑑賞用の品種だそうです。


そういえば、何となく、食用のカボチャと葉っぱの感じが異なります。


奥には“芭蕉(バナナ)”が植えられ、手前には“芭蕉の句”です。


“こんにゃくの さしみもすこし うめの花”とあります。わたしは、“刺身蒟蒻”と思ったら、“蒟蒻”と、少しの“刺身”と、梅の花を知り合いの墓前に手向けた俳句のようです。


俳句は、作者が眼にした情景、心の中の想いを、17文字に“フリーズドライ”したものを、鑑賞する人は、水やお湯をかけて“元の状態”に戻して味わうのだと思うのです。

が、しかし、よくあるのですが、この句にしても、知り合いだとか、墓に手向けただとか、何処に、そんな、カケラが忍ばせてあるのか、まったく理解に苦しみます。17字以外の情報があって、はじめて可能な解釈だと思うのです。

と、云う事は、俳句は、17文字だけではなく、関連情報を前提として解釈、味わうモノなの? 何て、ことを、以前より思っていたのです。 まぁ、俳句は奥が深く、きっと、いろいろあるのでしょう。

ここで“松尾芭蕉”が出てきましたが、芭蕉は“寛永から元禄(1644年~1694年)頃の人で、“向島百花園”は、文化2年(1805年)の開園ですから、100年余りのズレがあり、芭蕉は向島百花園を知らないのです。

だから、どうした! 芭蕉の句碑を建てちゃいけないのかァ? と云われると、まぁ、それは、それで、特に、問題は、余り無いと、思っております。

でも、何となく、芭蕉がここを訪れて、“蒟蒻の句を”詠んだと思う方も、無きにしも非ずらず。実は、何を隠そう、その一人がわたしなのでした。帰宅後に調べて判ったのでした。

薬草園と云い、芭蕉と云い、いろいろとあります。

兎に角、まだ、園内には、いろいろあるようです。


それでは、また明日。


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わびさびの向島百花園は150円です

2010年07月15日 | 東京の風景
昨日の続きです。

向島百花園に到着です。

以前にも、向島百花園の付近や、近くや、脇や、目の前を、何度も、何度も、歩いているのですが、これまでは、覗いて見たいとはまったく思わなかったのです。何となく、見た目に“狭くて大したことなさそうで”それで、入園料150円は高いと思っていたのです。

今回は、メインが建設途中の“東京スカイツリー”で、それだけで勿体ないので、序でに何処か?と思って、道筋的に寄ってみたのでした。

入り口付近はこんな感じで、下町の路地裏の一画と云ったところなのです。


ここは都立の有料公園なので、入り口の受付で150円を払い入園します。旧岩崎邸庭園が400円で、浜離宮公園が300円で、六義園が300円で、新宿御苑が200円で、清澄庭園が150円で、いろいろ考えると、まあ、それなりに考えられた料金設定かなァ~と思いつつ入園。


それなりの趣。


単なる“お庭”ではなく、文化財保護法に基づく史跡に指定されているのです。


文化2年(1805年)の頃、骨とう商の佐原鞠塢が、交遊のあった江戸の文人墨客の協力を得て造られた“草花鑑賞”を中心にした「民営の花園」だそうです。

明治末頃から、一時は園地も荒廃したらしいのですが、昭和14年に東京市に譲渡され公営の公園として再開されたようです。

この中の貼り紙に書かれていたのですが・・・“雑草が繁り手入れが悪い”何て“苦情”がよくあるのですが、この庭は“草花中心の庭”で、生えているの“雑草”ではありません・・・何て注意書きがありました。


このお庭は、権力者がその権威を象徴するような、豪華絢爛、大言壮語ではなく、渋く、地味に、ささやかに、ひっそりと、小さな草花を、そっと静かに観賞し、小声で語りあう、“わびさび”の庭のようです。

こちらは、長年の、風雨や、陽射しに晒され、塗装の剥げ落ちた“わびさびの木製台”並べられたパンフ類もスタンプも、とても寂しげで、昭和の匂いを漂わせています。


さあ、これから、園内を巡ります。

本日は午前中、野暮用のために更新時間が遅くなったので、ここらでお終い。


それでは、また明日。




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