品川駅の15番ホームで電車の来るの待っています。ふと柱に眼をやると、横須賀線の路線図?がありました。東京と横須賀間を走っていると思っていたら、相互乗り入れとかいろいろあって、南北に延びているようです。
品川の次が西大井で、その次が目的の武蔵小杉で所要時間11分。二駅で11分はかなり駅間が長い、電車に乗ると云うよりも、列車に乗るイメージ。
それにしても、この路線図は上下が逆じゃない?やっぱり北が上でないと、これだと武蔵小杉は品川の北に位置するような、そんな、錯覚を生じるのです。
それにしても、“↑15番線”と“13番線↓”の表示は何を意味するのか?と、ココまで書いて改めて眺めたら、品川から東京方面は13番線ホームで、横須賀方面は15線ホームの意味だったのです。
ローカル単線じゃあるまいし、上り下りが同じホームで発着する何て思いませんから、この表示は、小さな親切余計なお世話的と・・・、兎に角、いろいろ考えさせられる表示でした。
いろいろと思いを馳せつつ、品川駅15番ホームで待つ事数分、横須賀線の電車が入線して来ました。
車体の色も変わりました。確か昔は、窓の辺りが白で、その上下が青だった、そんな様に思います。白色も、青色も、鮮やかさは無く、灰色にくすんでいたような・・・・・・。
品川駅と西大井間は、狭く、低く、“木密地帯”で、灰色の町並で、東武伊勢崎線の風景に似ていました。
西大井を過ぎると視界は開け、鉄筋コンクリートの建物が目立ち始め、町並は高く広く明るく、東急東横線的?な風景になって来ました。それにしても、西大井駅は知りませんでした。駅前広場も、駅前商店街も、何も無かった?
たった2駅です、直ぐに武蔵小杉駅に到着。何か、新しそうな駅です。
ホームがカーブして見通しが悪いので、こんな風にして乗客の安全を確保しているのです。
透明樹脂の屋根は明るいです。照明の節約で省エネです。
左手は“NEC”の工場です。
目隠フェンスは産業スパイの視線を遮る役割?
階段が、かなり狭く、暗いのです。乗降客は意外と少ないの?
こちらも東武伊勢崎線的。
NEC専用改札口がありました。通退勤時間のみ開かれるようです。それで、何を隠そう、実は“連れ合い”はこの工場で、むかし、むかし、給料計算などしていたのです。
従業員専用で、外来者は工場に用件があってもここからは入ってはいけないのです。でも、切符があれば改札は通過出来る?それとも何か仕掛けがしてあるの? まあ、その筋の専門企業ですから、何か、きっと、仕掛けがある。
線路を潜って一般人の改札に向かいます。
この改札口から外に出たのです。よく見ると、「JR武蔵小杉駅 新南改札(横須賀線口)」とあります。じぇ!じぇ!じぇ!「横須賀線口」と云う事はです、“別の口”があるのです。
JRで、武蔵小杉で、横須賀線とは“別の口”となれば、別の口は“JR南部線”になるわけで、と云う事は、です、もしかして・・・、横須賀線の武蔵小杉も、南部線の武蔵小杉も一つの駅だったの?
そう云えば、ホームの写真をよく見たら、私の降りたホームの柱には“3番線”の表示が!ホームは1本なのに3番ホームと4番ホームだったのです。1番と2番は南部線に?
調べてみました。やっぱり、JR武蔵小杉は一つでした。直線で約300㍍も離れているのですが、連絡通路で繋がっていました。
横須賀線の武蔵小杉駅は2年前にできたばかりだったのです。連絡通路は一年遅れて開設されたようで、それまではいったん改札を出て乗り換えていたようです。
前に、武蔵小杉駅は3つあると書いたのですが、2つの間違いでした。ここで訂正しお詫び致します。チャン・チャン。
世の中、いろいろで、現場を“歩いて、見て、考え”ないと、判らない事があるのです。
今日は、歩く、見る、そして、考える・・・でした。食べるは未だです。
それでは、また。