9月に入って15日が過ぎました。
猛暑もやっと遠のき涼しくなりました。
お彼岸は19日からですが、暑さ寒さも彼岸まで・・・なのです。
お墓参りは13日の日曜日に行って来ました。
それで、昨日は菅義偉さんが自民党の後継総裁に選出されました。
兎に角、安倍支持勢力としては、何が何でも、表も裏も、あらゆる手段で、唯々、石破茂後継阻止作戦でした。
石破氏も、あえて、覚悟を決めての「森、加計、桜問題」の再調査を公言していましたから、兎にも角にも、安倍支持勢力としては絶対阻止なのです。
岸田氏では石破氏に圧勝できないとして、そして、また、安倍政治の継承でも、不安と疑問もあり、ここは、実質的に政権運営をしてきた菅義偉氏を担ぎ上げたのです。
しかし、何回かの共同記者会見、討論での菅氏の発言は、言語不明、意味不明、中味も、表現も、薄っペラペラで、政治哲学も無く、政策理念も無く、日本国のリーダーとしての資質に疑問符が、かなり、かなり、顕著に、露呈して、いました。
ホント!市会議員出身の面目躍如の選挙戦でした。
それでも、新聞テレビは、高校卒業後、秋田の片田舎から独り上京して、段ボール工場に住み込み、夜間大学を卒業した苦労人だとか、パンケーキが好物だとか、いろいろ持ち上げていました。
そして、其の結果、世論の好感度は急上昇で、自民党国会議員の7~8割が菅支持で、菅雪崩で、圧勝でした。
それにしても、二位が岸田氏で89票、三位が石破氏で68票の結果は、明らかに石破潰し作戦でした。石破氏を二位にしないために、菅支持派から議員票20票ほどが、岸田氏に投票されたのです。
明日の臨時国会で、菅首相が誕生します。組閣で石破派への、一本釣り作戦とか、冷や飯作戦とか、いろいろな飴・鞭作戦が石破派に対して始まります。
もう、自民党には、石破さんの居場所は無い?
田中角栄元首相を師として仰ぐ、元自民党の中村喜四郎氏も立憲民主党に入りました。石破氏も角栄さんの影響を受けた方です。この際、立憲に入党しまかす? 他にも元自民党の方がいろいろ居ますし・・・・・・。
それにしても、日本の首相選びが、こんな事で、こんなかたちで、こんな方が、選ばれても、国民は、とても、とても、ヨカッタ!と満足のご様子、暑さの所為か、ボーッと生きている?
野党としては、国会議論でも、選挙戦でも、突っ込みどころ満載で、菅首相でホントにヨカッタ!と思っている筈です。
でも、でも、残念ながら、選挙では勝てないと思います。
明日へ、未来へ、繋がる政策を、国民の心に響く、魅力的な言葉で、情熱的に語れる政治家が、野党には居ません。
いや、もしかして、居たりして?
一時は、少しだけ、それなりに期待していた、山本太郎も、いろいろ内部のゴタゴタで、組織を統率するリーダーとしての資質とか、疑問符が点灯して、賞味期限が切れかかってきたようですし・・・・・・。
兎に角、今場所は、正代が優勝して大関になって貰いたい。期待してます。
それでは、また。