世間の耳目を集め、連日の大騒ぎとなっているこの問題ですが、“水面下”から浮上し、世間に知られる事になったのが、先週20日の火曜日でした。
“湯川遙菜さん”がシリアでイスラム国に拘束されたのが昨年の8月中旬で、“後藤健二さん”がシリアでイスラム国に拘束されたのが昨年の10月中旬でした。
昨年の8月から、湯川さんの解放条件について、イスラム国側から何らかの接触があり、“交渉らしき事が日本政府と密かに続けられていた”と、そんな情報を耳にしますが、それなりの真実だと思います。
そして、今年1月7日、週刊紙「シャルリー・エブド」がイスラム過激派に襲撃され、12人が射殺され、欧州はイスラム過激派に対する糾弾で騒然、イスラム圏ではイスラム教に対する冒涜として「シャルリー・エブド」に対する糾弾で騒然。
そして、安倍総理は、欧州、中東が騒然とする真っ直中の、16日~21日の日程で中東の、エジプト、ヨルダン、イスラエル、パレスチナ自治区の4カ国・地域を訪問。
17日にはエジプトで、イスラム教スンニ派過激派組織「イスラム国」対策として、イラクやレバノンなどに、2億ドル(約240億円)の支援を表明。
そして、その3日後に、“イスラム国”が動画サイトで、二人の拘束者の動画付きで、2億ドルの身代金の要求を、72時間の期限を付けて公表しました。
この時期の中東訪問に対しては、それとなく外務省筋は反対していたようですが、安倍総理の強い意志で訪問は実行されたようです。
と、まあ、簡単に経過をまとめてみました。
それで、“湯川遥菜さん”ですが、昨日の晩の11時過ぎに投稿された画像を見たのですが、後藤健二さんが、湯川さんと思われる写真を手にしていました。テレビ新聞ではモザイクが掛かっていましたが、モザイク無しの画像を見ても、判然としませんでした。
それで、この間、湯川さんの“民間軍事会社”の人的な、組織的な、背景的な関係とか、彼の中東でのこれまでの行動とか、後藤さんとの関係とか、あまりと云うか、まったくと云うか、報道されません。
これは、たぶん、今、報道すれば、命の危険が増す事柄があるとして、“イスラム国”を利するとして、報道を自粛しているか?それとも政府筋からの指示なのか?
まあ、いま、の時点での“そういう”報道は、どちらにしても、差し控えた方がよいとは思いますが、でも、しかし、問題が収束しても、一段落しても、たぶん、報道はされないと思います。
でも彼のブログ『♪ HARUNAのブログ ♪』は現在でも閉鎖されていません。これを読むと、かなりの戦争マニアか?武器マニアか?で、単なる一般人の物見遊山の中東訪問でないようです。
それに対して、後藤さん関係は、これまでの戦場報道とか、戦場の子供達への想いとか、彼の小中高での人となりとかは、かなりこまく報道されています。
でも、肝心の、今回の、渡航目的が、ジャーナリストとしての、報道目的としての、中東訪問ではなく、湯川遥菜さん救出が目的であった事。
その事の経緯が、二人の関係が、ほとんどまったく報道されていません。彼のフリージャーナリストとしての功績は素晴らしいと思います。
でも、しかし、解せないのは、戦争の悲惨さを報道してきた彼が、何故、戦争オタク的な、民間軍事会社の経営者に、共感を抱き?、関係を持ち、危険を冒してまで、救出を実行したのか?不思議です。
“袖振り合うも多生の縁”と云う事で、湯川さん救出に向かったのでしょうか? 何か、そんな、単純明快ではない、かなり複雑な背景が、あるように思うのです。
もし、そんな、複雑な背景があるとしたら、イスラム国側に察知されたとしたら、とても、とても、危険な事になります。
兎に角、後藤健二さんの無事解放を祈るだけです。
それと、もっと、もっと、危険な事は、この間の、イスラム過激派の一連のテロ事件が、自衛隊の海外派遣へ、海外での武力行使へ、集団的自衛権へ、憲法改正へ、そして、“戦後レジームからの脱却”への議論に影響を与える事です。
この時期、この中東訪問は、かなり、かなり、高度に、緻密に、深く、静かに、計算されていた可能性も、もしかして、もしかして・・・・なのです。
それでは、また。
“湯川遙菜さん”がシリアでイスラム国に拘束されたのが昨年の8月中旬で、“後藤健二さん”がシリアでイスラム国に拘束されたのが昨年の10月中旬でした。
昨年の8月から、湯川さんの解放条件について、イスラム国側から何らかの接触があり、“交渉らしき事が日本政府と密かに続けられていた”と、そんな情報を耳にしますが、それなりの真実だと思います。
そして、今年1月7日、週刊紙「シャルリー・エブド」がイスラム過激派に襲撃され、12人が射殺され、欧州はイスラム過激派に対する糾弾で騒然、イスラム圏ではイスラム教に対する冒涜として「シャルリー・エブド」に対する糾弾で騒然。
そして、安倍総理は、欧州、中東が騒然とする真っ直中の、16日~21日の日程で中東の、エジプト、ヨルダン、イスラエル、パレスチナ自治区の4カ国・地域を訪問。
17日にはエジプトで、イスラム教スンニ派過激派組織「イスラム国」対策として、イラクやレバノンなどに、2億ドル(約240億円)の支援を表明。
そして、その3日後に、“イスラム国”が動画サイトで、二人の拘束者の動画付きで、2億ドルの身代金の要求を、72時間の期限を付けて公表しました。
この時期の中東訪問に対しては、それとなく外務省筋は反対していたようですが、安倍総理の強い意志で訪問は実行されたようです。
と、まあ、簡単に経過をまとめてみました。
それで、“湯川遥菜さん”ですが、昨日の晩の11時過ぎに投稿された画像を見たのですが、後藤健二さんが、湯川さんと思われる写真を手にしていました。テレビ新聞ではモザイクが掛かっていましたが、モザイク無しの画像を見ても、判然としませんでした。
それで、この間、湯川さんの“民間軍事会社”の人的な、組織的な、背景的な関係とか、彼の中東でのこれまでの行動とか、後藤さんとの関係とか、あまりと云うか、まったくと云うか、報道されません。
これは、たぶん、今、報道すれば、命の危険が増す事柄があるとして、“イスラム国”を利するとして、報道を自粛しているか?それとも政府筋からの指示なのか?
まあ、いま、の時点での“そういう”報道は、どちらにしても、差し控えた方がよいとは思いますが、でも、しかし、問題が収束しても、一段落しても、たぶん、報道はされないと思います。
でも彼のブログ『♪ HARUNAのブログ ♪』は現在でも閉鎖されていません。これを読むと、かなりの戦争マニアか?武器マニアか?で、単なる一般人の物見遊山の中東訪問でないようです。
それに対して、後藤さん関係は、これまでの戦場報道とか、戦場の子供達への想いとか、彼の小中高での人となりとかは、かなりこまく報道されています。
でも、肝心の、今回の、渡航目的が、ジャーナリストとしての、報道目的としての、中東訪問ではなく、湯川遥菜さん救出が目的であった事。
その事の経緯が、二人の関係が、ほとんどまったく報道されていません。彼のフリージャーナリストとしての功績は素晴らしいと思います。
でも、しかし、解せないのは、戦争の悲惨さを報道してきた彼が、何故、戦争オタク的な、民間軍事会社の経営者に、共感を抱き?、関係を持ち、危険を冒してまで、救出を実行したのか?不思議です。
“袖振り合うも多生の縁”と云う事で、湯川さん救出に向かったのでしょうか? 何か、そんな、単純明快ではない、かなり複雑な背景が、あるように思うのです。
もし、そんな、複雑な背景があるとしたら、イスラム国側に察知されたとしたら、とても、とても、危険な事になります。
兎に角、後藤健二さんの無事解放を祈るだけです。
それと、もっと、もっと、危険な事は、この間の、イスラム過激派の一連のテロ事件が、自衛隊の海外派遣へ、海外での武力行使へ、集団的自衛権へ、憲法改正へ、そして、“戦後レジームからの脱却”への議論に影響を与える事です。
この時期、この中東訪問は、かなり、かなり、高度に、緻密に、深く、静かに、計算されていた可能性も、もしかして、もしかして・・・・なのです。
それでは、また。