歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

コロナ禍でGO TO キャンペーンで安倍首相は精神的にも身体的にも政治的にも崩壊寸前?!

2020年07月24日 | 世間話し

どうも、やはり、第二波ですかね。

私は、第二波は無い!と、以前、願望を込めて申し上げたのですが、第二波のようです。

東京をはじめ全国で、確認感染者数が最大値を更新し、東京では初めて300人超え366人です。

こんな感じで、感染拡大と感染収縮を、数年間繰り返し、振れ幅が少しずつ、少しずつ減少していき、でも、ゼロにはならない、そんな、こんなの、withコロナ時代ですかね?

第一波を超えた確認感染者数ですが、高齢者、重症者、死者の数が第一波より少ないため、医療体制に余裕があるとして、安倍政権は緊急事態宣言を出していません。

出されたのは、「GO TOトラベル」キャンペーンの前倒しでした。

安倍政権としては、前回の緊急事態宣言で生じた経済への打撃に、恐れおののき、日々の感染拡大にも恐れおののき、思考停止状態。

官邸スタッフも最終決断は首相の貴方です!と迫っても、肉体的にも、精神的にも、限界を向かえつつある安倍晋三首相。

医療崩壊より先に、安倍首相の身体的、精神的崩壊が先? 総理が駄目なら、ここは副総理の出番ですが、でも、副総理が「アレ」ですから、屁の突っ張りにもなりません。

まあ、兎に角、国民の民主的選挙で選んだ政権ですから、国民も、それなりの覚悟はできている? GO TO トラベルで気分を紛らわし、目を逸らし、ひとときコロナ禍から逃れての現実逃避。

それで、わたしの現実逃避は、先日、届いた給付金10万円にちょっと足して、景気浮揚を願って、50インチのテレビを購入しました。それまでは32インチでした。家で大型画面でも眺めて、少しでも、少しでも、日常から、離れ、忘れ、楽しみを!と思ったのです。

※安倍政権に反対する奴は10万円は返上しろ!何て云う輩がいますが、この10万円は国民の税金です。安倍チャンの財布から出した訳ではありません。まぁ、いつの日か、税金で徴収されるのです。その際は高額所得者から徴収して下さい。

売り場で見たよりも、家に置くと、かなりデカイ! 4K対応なので、地デジもBSも画質は鮮明。でも、4K放送は、それほどではありません。8Kだとかなり違いが分かると搬入業者の方が云ってました。

兎に角、デカくて、鮮明で、これまでの番組も、かなり違って見えるのです。ドラマも、スポーツ番組も、歌番組も、旅行番組も、街角風景番組も、自然風景番組も、かなり、かなり、臨場感が違うのです。

梅雨が明けず、ジメジメしている今日この頃、暫くは、新しいテレビで楽しめそうです。

でも、しかし、です。ホントは、いまの日本の状況、世界の状況は、とても、とても、とても、危機的状況なのです、歴史的転換点なのです、でも、渦中にいると、そんなことは、とても、とても、とても・・・・・・。自己防衛としての思考停止?

わたしも50インチの画面を見つめる日々が続きそうです。

 

それでは、また。

 

 

 

 

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『珈琲屋の人々』最終回 ⑤ ささやかな幸福?・・・ラストはこの世とあの世を結ぶ桜の木の下で結ばれる?

2020年07月05日 | テレビの話し

前回の続きで、最終回です。

予定どうりのと云うか、安心の結末と云うか、すべては、落ち着くところに落ち着いて、ヨカッタ、ヨカッタで、目出度し、目出度しでした。

でも、私としては、ハッピーエンドではなく、いろいろ異なる解釈ができるような、そんな終わり方が・・・・・・。 

と云う思いもあって、更新が遅れてしまいました。

兎に角、いろいろあって、それなりに楽しめました。何といっても、舞台が、背景が、東京は、荒川区で、三ノ輪橋でヨカッタのです。都電荒川線がヨカッタのです。

都電の走る町に暮らす人々がヨカッタのです。まあ、こちらの勝手な思い込みですが、下町感、取り残され感、寂れ感、うらぶれ感・・・、これらがドラマの味付けとなっています。

それに不器用な宗田行介を演じる、不器用な高橋克典の演技と、不幸な柏木冬子を演じる、不幸女優の木村多江のキャスティングがヨカッタ。

それで、自分で誘っておいて、デートをすっぽかした行介。やっぱり気持ちの整理がつかないのです。何たって、殺した相手の奥さんですから、被害者と加害者です。

赦されたとしても、愛してはいけない、愛し合ってはいけないのです。

それにしても、このスケートリンクは何処?気になる!

楽しみにしていたデート、現れなかった行介。章枝に

『あの人の気持ちは良く分かったから、もう、珈琲屋さんには行きません』

『あなたも女の子なのね』

『もう、いいんですから、からかわないでください』

章枝は病院を抜け出し、都電に乗り三ノ輪橋商店街に向かう。

冬子から話に聞いていた、珈琲屋に集う人々の様子を見て回り、一言コメント。

主人がキャバクラ嬢と「浮気」した花屋。

『懐の深~い妻 久子さん』

クリーニング屋では、

『お弁当屋さんに「恋」をした直道さん。元子さん、こちらも辛抱強くよく耐えたわね』

旦那の直道さんは、浮気では無く、本気の恋なのです。この夫婦は奥さんが悪い!旦那に同情します。元の鞘に収まらない方が、私としては・・・。

それに引き換え、花屋の主人は「若いからだ」を目的とした「浮気」ですが、まあ、もっと、上手く、こっそりと・・・やるべきでした。浮気相手を店で働かしてはいけません。

そして、そして、目的の珈琲屋。

店内には英治。そして、キャバクラを辞めた千果。

病院を抜け出した章枝を追って冬子が来る。章枝は「もう行かない」と行った冬子に、行介と合わせる為の機会をつくったのです。

章枝は、

『思いどおりに生きてきたわ。だから一つも悔いはない。だけど、それでも、もしかしたら別の人生があったんじゃないか、何て思うこともあるの。ひとりは気楽。だけど・・・寂しいわ』

『若い頃の私に云ってやりたくなる事があるの・・・ もうちょっと可愛くなりなさいって』

と云って、冬子に、そして、行介に、語りかけているのです。

そして、居酒屋の女将木綿子のDV騒動に巻き込まれる冬子と行介。この話の展開は、かなり無理があります。壇蜜と云うキャスティングもよくない。

木綿子を心配する行介の言葉に冬子は、

『私は。私のことは・・・。私はどうすればいいのでしょう』

『柏木さん・・・あなたの事はいつも幸せを願っています』

『わたしは、あなたのご主人だったひとを・・・』

『それは・・・わたしのなかでは終わった事です』

『毎日コーヒーを淹れて、それをいろんな人が飲みに来てくれて、おいそうに・・・楽しそうに笑ってくれて、友達がいて、ボクシングもあって、ささやかですが、これが幸せかなって。私はじゅうぶん幸せです』

家に戻り冬子は、行介への思いを手紙に綴るのです。

木綿子のDV騒動で重傷を負い生死を彷徨います。そのさなか、章枝から冬子の手紙を受け取る行介。

『ささやかだけれど、いまが幸せだと聞いて、私はスゴくうれしかった。・・・あなたと、私をつなぐものは、あなたを苦しめている過去でした。それは永遠に消えるものではありません。でも、どうしてか、あなたを思うたびに私には笑みが浮かぶのです。コーヒー豆を挽く音、ベルの音、あたたかな空気、そこには、いつも、あなたがいる。それが、わたしにとっての幸せなのです。だけど、一緒にスケートに行きたかった。正直がっかりしました。あなたの幸せの中に私もいられたらいいなって。あなたをもっと知りたいって・・・。いつのまにか思っている自分がいます・・・』これは、とても、とても、素敵なラブレターです。私も貰ってみたい。

冬子の素直な気持ちを知り、行介も、素直に冬子への思いを解き放つのです。

行介の呼びかけに意識をとりもどす冬子。このとき初めて、柏木さん!ではなく、冬子さん!と呼びかけます。

行介の「冬子さん!」は冬子に届いたのです。意識を取り戻すのです。

そして、ラストシーン。

花びらが散り始めるカットから、別々の方向から歩いて来て、桜の木の下で出会う。二人の関係性を表現しています。別々に暮らし、時々は二人で・・・。

わたしとしては、冬子の生死を明らかにするシーンは入れず、そこは見る人の解釈に任せる。ラストシーンは、冬子の消えてゆく意識のなかを描いた心象風景?として・・・。

ラストシーンで、観る人に、疑問を残しつつ、余韻を残しつつ、ENDマーク。

桜は、古来より、あの世と、この世を、結ぶ華?柳田国男もそんな事を、云っていたような、いなかったような・・・。

まあ、それなりに、ドラマの中に入り込めて、それなりに面白い大人のドラマでした。

本日(5日)4時半から再放送があります。

 

それでは、また。

 

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