前回の続きです。
明治神宮の境内で、ウロウロと、キョロキョロと、しています。
三つ目の鳥居です。
鳥居の先に見えていたのは、本殿ではなく楼門でした。お寺の門は山門で、神社の門は楼門と云うようです。
左に手水舎、
右には、何だか判らない建物、
海外の方達も、何処で覚えたのか? 左手を清め、右手を清め、口をすすぎ、柄杓を立て持ち手に水を流し、それなりの作法でした。私と云えば、左右の手の洗浄のみで後は省略。
近所の神社の手水舎には「顔を洗うな、足を洗うな、イヌに水を飲ませるなの注意書きあります。神を恐れぬそんな輩がいるのです。
お清めを済ませ、新たな気持ちで、暫し、正面より本殿に視線を向け、50数年ぶりの参拝にいろいろと思いを馳せたりしたのです。
なかなかの楼門。
こういう感じの木組みが好きです。
本殿です。何と、何と、改修中です知りませんでした。工事用の遮蔽幕?に本殿の写真が貼られていました。
ここで、横綱の奉納土俵入りが行われるのです。土俵が無いので「手数入り」なんて云ったりするみたい。
何か、町内会の交通安全週間とか、運動会とかで張られるテントが。
改修中の屋根に張る銅板を奉納する受付でした。銅板に住所氏名を記入して3千円のようです。その時は、そうかそうかで通り過ぎたのですが、今となって、ちょっぴり後悔しております。
明治神宮の、本殿の、屋根の、銅板に、ひっそりと自分の名前が記されていると思うと、それなりに、何となく、イイ感じに思えてきたのです。たぶん、100年はそのままだと思います。
ありました!横綱も奉納しています。日馬富士、稀勢の里、白鵬、鶴竜はありません。
それにしても、貴の岩への暴行事件には困ったものです。当事者よりも、関係者の思惑が絡まって、訳の分からない事になっています。
テレビ関係者、週刊誌関係者にとっては、笑いが止まらないネタとなっています。面白可笑しく、いじくり回して、騒ぐだけ騒いで、商売繁盛なのです。
相撲界へのモンゴル勢の影響は、かなり、かなり、深刻になっているのです。一昨日の白鵬の土俵態度は、本来、絶対、あってはならない行為です。大横綱は何でもできると思っているのです。
云う事と、やることに違いがあるのが白鵬。千秋楽の優勝インタビューで、また、白々しく、偉そうな事を、偉そうな態度でしゃべるのです。
彼は、そして、彼らは、大相撲を変えようとしています。単なる、フツウの、格闘技にしたいようです。
彼は将来、協会の理事長職を狙っているとの噂がありますが、たぶん、間違いなくそう思っている筈です。
彼が理事長になって、彼の思い描く大相撲が実現したら、いったい、どうなることやら、私は見たくありません。
それにしても、稀勢の里は、もう、引退した方がいいです。
本日から、高安も休場です。
今場所も、12日目にして終わりました。
しかし、明治神宮のお話は、まだまだ続きます。
それでは、また。