何十年かぶりに、NHK大河ドラマを見ています。ちょっこと調べて見たら、1964年の「赤穂浪士」以来で、ほぼ60年ぶりの視聴です。
毎回、録画したものを2~3回分をまとめて視聴。
先日、
4/30放送の(16)”信玄を怒らせるな”、
5/7放送の(17)”三方ヶ原合戦”
5/14放送の(18)”真・三方ヶ原合戦”
3本をまとめて見ました。テレビは録画して後で見るのが、最近のスタイルです。まあ、ニュースは録画で見る事はありません。但し、ニュースは最初のヘッドラインだけです。
それで、”どうする家康”ですが、大河にも家康にも、それほど興味は無いのですが、時間が有り余るほどある、後期高齢者間近の身には、それなりの暇つぶしと、受信料として大金を取られている身、制作に大金が投じられている番組は見ないと損!なんて、さもしい損得勘定もあったりして・・・。
それでも、やっぱり、それほど興味が無いので、録画が溜まると、それでは、そろそろ見てみっか!となって、2~3本のまとめ見となるのでした。
それでもと云うか、見ればそれなりに面白いのです。三方ヶ原の合戦とか、姉川の合戦とか、桶狭間の合戦とか、それなりに、そんな事が、あったような記憶はあるのです。
但し、誰と誰が戦い、どちらが勝ったのかはうろ覚え、戦国時代が徳川家康によって終わりを告げたのだから、すべて家康が勝利したと思っていました。
三方ヶ原の合戦では、家康は信玄にぼろ負けしたとは知りませんでした。
そもそも、徳川家康、織田信長、豊臣秀吉、今川義元、武田信玄、上杉謙信、何て名前だけは、戦国武将としては、それなりに聞き覚えがあるのです。中学の歴史で習った?映画やドラマで覚えた?
そうか、そうか、彼らは、同時代を生き、いろいろと敵対し、いろいろと同盟し、戦いあった人物だったのか、何て、改めて認識したりしているのです。
それで、見ていて、彼ら有名武将が、日本を南北に分ける「糸魚川静岡構造線」の周囲に集中しているのは何故?と思ったり。
戦国大名と将軍との関係は?そして、将軍と朝廷との関係は?と考えたり。それにしても、馬鹿将軍として足利義昭を描いていましたが、どの程度史実なのかと思ったり。
そして、そもそも、戦国時代が終わった後は徳川300年で、明治維新で昭和、平成、令和と時代は繋がるのですが、では、では、戦国時代の前はどんな時代?と考えたり。日本の、権力構造の、統治機構の、変遷てどうなっているの?何て考えたりして。
数年前に購入して部屋の隅で埃をかぶっていた「いっきに学び直す日本史 古代・中世・近世教養編・・・東洋経済新報社 ¥1800+税」を引っぱり出したり。
あらたに「徳川家康 弱者の戦略」磯田道史著 文春新書 ¥800+税を購入したり。
磯田道史さんと云えば、NHK歴史番組では常連の先生なので、家康の時代考証をやっている?と思ったら、別な先生が担当されていました。
磯田さん、テレビに出始めの頃は、ホント!田舎の先生的なファションでしたが、最近、それなりに垢抜けてきました。以前は茨城大学の准教授でしたが、最近はどこかの教授に出世したようです。
そして、そもそも、国家とは?成り立ちは?何て考えて、そう言えば「家族・私有財産・国家の起源」が、本棚の何処かに有る筈なんて思ったり。
たかがテレビで連続時代劇を見るだけで、何だか、とっても、むずかしい方向にいったりしている今日この頃。まあ、結果としてボケ防止、暇つぶしにはなっています。
ついでに、テレビドラマと云えば、NHK朝ドラの「らんまん」です。最近の”東京編”はあまり面白くありません。”白亜の塔”での学問とは異質の、醜い人間関係のゴタゴタは朝から見たくはありません。
救いは、白梅堂の娘、”寿恵子ちゃん”の爽やかな笑顔。とても、とても、可愛いです!
そうでした!可愛い!と云えば、誰が、何と云っても! 主題歌の「愛の花」です。
詩の、くり返しも、韻の踏み方も、メロディーも、歌声も、とっても、とっても、可愛いのです。あいみょん好きです! 毎朝、毎朝、字幕表示で歌を見て聞いています。
それにしても、”広島サミット”はゼレンスキーで、対ロシア戦の戦争会議でした。これで、おらが国の総理大臣は「たいしただもんだァ!」で、岸田内閣の支持率は上がるのです。これが現実。
まあ、兎に角、それでは、また。