太麺皿うどんを食べ、墨田区役所を覗き、桜餅を食べ、言問団子を覗き、野口雨情の歌碑を見て、いよいよ東京スカイツリーに向かっています。
路地を伝って東武伊勢崎線の線路脇に出ると、スカイツリーは眼の前と云うか、眼の上と云うか、頭上高くと云うか、兎に角、頭を後方に思いっきり反らせます。
このあたりを歩く人は、皆さん上を向いていますので、人と人がぶつかったり、人と車がぶつかったり、かなり危険なのです。
それで、東武鉄道が線路脇にこんな広場を設置したのです。広場と云うほど広くないので、ちょっとした空き地です。
東武鉄道と“東武タワースカイツリー株式会社”が設置したのです。それで、この“東武タワースカイツリー株式会社”と云う社名ですが、何か、ちょっと、しっくりしません。“タワー”がいらないと云うか、邪魔と云うか、そんな気がします。
名前の話しですが、4年ほど前でした“東京スカイツリー”に決まったのが。
『東京EDOタワー・東京スカイツリー・みらいタワー・ゆめみやぐら・ライジングイーストタワー・ライジングタワー』の6候補の中から、一般投票で決まったのです。
いま見ても、他の候補は、どれも、これも、いま2、いま3、で、単なる当て馬のようでした。いまでは、もう、「トウキョウ・スカイツリー」は、言葉としても、いろいろな意味でも、東京タワーを越えた気がします。
ホント、高いもの好きと云うか、高いところ好きと云うか、“ナントカと煙は高いところに登る”と云うか、確かに高いところから見下ろすのは気持ちがイイですからね。“東武タワースカイツリー株式会社”は絶対に儲かります。
それで広場で、このオジサンは鏡に映るスカイツリーを狙っているのです。皆さん、撮影には、それなりに、いろいろと独自性を考えているのです。私と同じく暇なのです。
連れも、世界一の高さ何だからと、それなりに興奮していました。
東京タワーと比較して、周囲はホントに生活感のある場所に建っています。東武伊勢崎線の脇にあると云うのがイイです。でも、駅名が“業平橋”から“東京スカイツリー”に変わり、そのうちに路線名も“東武スカイツリー線”に変わるようです。
牛田とか、鐘ヶ淵とか、曳舟とか、東向島とか、いろいろと影があり、事情のある駅名には、東武スカイツリー線と云う名称は、何か、とても、似合わないと思います。
夜間照明が点くと、こんな風景になるようです。
連れも一枚。
線路脇を通り、業平橋駅の裏手を通り、表通りに出ました。もう、こんな洒落た、屋根を取っ払った、2階建ての観光バスが走っています。
足下の、以前のとぶ川?は、こんなに綺麗に整備されていました。
あたりは、工事、
工事、
工事、
工事、
工事、
工事で、大変です。
一応、それなりのアングルで、それなりに春を、一輪だけ咲いた川津桜を入れてみました。
以前は賑わっていた通りですが、この日は閑散。
真下で見ると、ホントに首が痛くなる。
隣のビルも完成したようです。この中に水族館があるの?
しかし、狭い敷地に、細く、高く、建てたものです。
どぶ川?に映るスカイツリーは下町情緒?
開業は5月です。私は、絶対に登りません。高所恐怖症なのです。
でも、兎に角、話題の“東京スカイツリー”なのです。
数年前の空き地だった頃、いつの日にか、ここに、電波塔が、と、思って見つめていたら、歳月は流れ、とうとう634㍍が建ってしまいました。
ホントに、ホントに、スカイツリー眺めつつ、月日の流れは早いものだと、しみじみ思った次第です。
まあ、これで、この一帯が賑やかになれば、それは、それで、ケッコウなことです。開業後、暫くしたら、様子を見に来たいと思っています。
それでは、また。