歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

衆議院選挙で四の五の言わずに政権交代!

2021年10月17日 | 世間話し

衆院選が19日に公示されます。

それにしても、思い起こせば、コロナ対策と、オリンピックと、総選挙と絡み合い、無為無策で、右往左往で、後手後手で、安倍は体調不良(仮病)を理由に政権を投げ出し。

そして、安倍の支持思惑により菅クンを後継指名。第三次安倍政権の成立。

当然、第三次安倍政権ですから、コロナ対策よりも、国民の命よりも、オリンピックを優先した結果、感染爆発で、支持率低下で、菅クンも政権を投げ出して、岸田内閣の成立。

パンデミック対策の失敗で、二つの政権が吹き飛びました。

岸田クンとしては、当然、パンデミック対策が一番の政策課題となります。

岸田クン、総裁選では、それなりの政策を掲げていたのですが、自民党の選挙公約に岸田クンの政策は消え失せ、党の役員人事も、内閣閣僚人事も、第四次安倍内閣のようです。

菅首相誕生時の、パンケーキ的なバカ騒ぎは、岸田政権では、それなりに反省したのか、マスコミはそれなりに自粛?

そんな、こんなで、岸田政権の支持率は、ご祝儀相場もなく、50%前後の低支持率となりました。しかし、しかし、政権の支持率は低くても、政党支持率では自民党がダントツで一位。野党が束になっても勝てないのです。

思い起こせば、これまでの政治は、安倍個人の思惑だけで動いていました。

オリンピックの延期を1年としたことから、混乱は始まったのです。二年では無く、強引に一年延期としたのは、唯々、安倍の総裁任期の関係からでした。

その結果が、コロナ対策の遅れと混乱と無為無策で後手後手で、菅首相の退陣となったのです。

二人の首相を吹き飛ばされた自民党としては、ここは一つ、目先を変えて、安倍カラーを一掃して、それなりの「疑似政権交代」を、と考えるのが今までの自民党でした。

しかし、しかし、今回は、岸田クン、総裁選挙の段階では、それなりに安倍カラーを払拭する、宏池会としての、正統派保守としての、リベラル的味付けの、政策を掲げていたのです。

しかし、安倍の思惑と圧力に負けて、第四次安倍内閣的カラーが濃厚となりました。

総裁選での派閥の力関係から、それなりに安倍への配慮は、当面は、それなりにで、そのうちに、徐々に、徐々に、少しずつ、少しずつ、安倍を排除しつつ、正真正銘の第一次岸田政権を、との策略を巡らしている、と、私としては考えていたのです。

しかし、しかし、どうも、そうでは、無さそうな雲行きなのです。

どうも、いろいろな情報から、そもそも、岸田クンを宏池会だから、それなりにリベラル的な考え方を持っている、と、考えるのは、かなり、かなり、疑問になってきました。

そもそも、岸田クンの、お父さんも、お祖父ちゃんも、衆議院議員で広島の人、お父さんは官僚出身の政治家。たぶん、お父さんも宏池会。

宏池会は、官僚出身の池田勇人が創設した派閥で、彼は広島県の出身。そんな、こんなで、親子の縁で、郷土の縁で、考えることも無く、迷うことも無く、派閥は宏池会となったのでしょう。

ですから、強い信念を持って宏池会を選択したのでは無く、単なる成り行きだったと思うのです。

総理大臣の椅子に座ることが一番の目的。そのためには、人の話は丁寧に聞き、なんでも受け入れるのでした。

因みに、あの丸川珠代も、あの高市早苗も、そして、あの小池百合子も、政治家になる前は、それなりにリベラル的主張の方だったそうです。

それが政治家となり、政権与党の自民党員として、国会議員として、上へ、上へと、昇るに連れ、右へ、右へ、傾いていったようです。

自民党の、女性の、国会議員として、右へ、右へ、と傾く方が、とても、とても、心地よく、有利で、楽ちんなのです。

議員になる前の環境では、リベラルチックを装い、自民党の議員になると、右翼チックを装おう。

どちらも、単に心地よく有利で、特に、信念とか、思想とか、信条とか、あまり関係無いのです。

男に限らず、女に限らず、今の政治家は、上昇志向だけで、権力志向だけで、政治家になっている輩が、政権政党には、かなり、かなり、紛れ込んでいるのです。まあ、野党にも、それなりに紛れ込んでいます。

まあ兎に角、古今東西、例外なく、長期政権は腐敗します。

兎に角、政権交代なのです。

政策が、野党では、どうのこうのと、四の五の言わずに、今一番必要なのは、政権交代です。

ためらうこと無く、安心して、期待して、野党に投票して、岸田クンの第四次安倍政権を終わらせましょう。

すべては、そこから始まります。

      以上。

それでは、また。

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岸田政権はバイデン政権を倣って新自由主義の否定で安倍政治も否定?

2021年10月05日 | 世間話し

昨日、予想していた岸田内閣が発足しました。

100代目の首相だそうで、因みに、初代は、以前千円札にもなった伊藤博文でした。

岸田クンも百数十年後には千円札? しかし、その頃には紙の通貨は流通していないでしょうね。

岸田クンとしては、今は安倍・麻生に忖度して、ご機嫌伺いをしつつ、31日投票の総選挙に、そして、来年の参議院選挙に、それなりに勝利し、安倍・麻生の影響力を、それなりに低下させ、岸田色を徐々に強めたいと、願っていることでしょう。

なんたって、総裁で総理大臣ですから、絶大な権力をもっているのです。でも、自民党の幹事長には、3Aの一人、あの甘利明が睨みを効かせています。

でも、しかし、安倍あっての麻生・甘利です。安倍の「森・加計・桜」で、そして、甘利の「UR収賄疑惑」で、野党としては、飛んで火に入る夏の虫です。

岸田政権としては、野党の追及は、それなりに、痛し痒しです。

安倍・甘利に対する、野党の、国民の、風当たり利用して、二人の政権への影響力を低下させる作戦をとる?

まあ、いろいろと紆余曲折を経て、時代の流れとして、安倍の影響力は消えていきます。

それで、兎に角、日本の政治はアメリカの強い影響下にあるわけです。そのアメリカのバイデン政権は、イギリスのサッチャー政権、米国のレーガン政権に始まる「新自由主義」を否定しました。

世の中の流れは、国家の経済への介入を否定し、世界を一つの経済ルールに統一し、企業が、資本が、国家の枠組みを超えて、自由に金儲けが出来る新自由主義から、国家が経済に介入する時代へ?

そして、岸田政権もアメリカに倣って新自由主義を否定し、「新しい資本主義」を掲げました。見事に連動しています。

「成長と分配の好循環で中間層を豊かに」という、高度経済成長時代を、池田勇人時代を、もう一度的な政策は、実現するの?

国家の経済への介入時代と、非介入の時代は、行ったり、来たり、戻ったりで、交互に訪れる?

それとも、新しくても、古くても、資本主義の時代は終わる?

私としては、資本主義は、もうお払い箱になりつつある、と、思うのです。

そして中国、社会主義市場経済と云う、国家主導で自由に金儲けをさせる資本主義経済も、人口減少、成長の鈍化、格差拡大で、それなりに行き詰まり、「共同富裕」を云いだしました。

どこでも、みんな、行き詰まり、活き詰まり、生き詰まり、どん詰まり?

それとも、コビット19パンデミックの終息で新し時代が始まる?

兎に角、衆議院選挙は31日の投票と決まりました。

みなさん、投票所に駆けつけ、数年に一度の主権者としての権利を行使しましょう。

 

それでは、また。

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする