歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

“マチ工場のオンナ”ダリア精機社長の内山理名さん応援しています!

2017年12月21日 | テレビの話し

前回の続きみたいなものです。

NHKのドラマの話しです。

前回が「アシガール」で、前々回が「男の操」で、今回は「マチ工場のオンナ」で、それなりに生活感のあるお話です。

主演は内山理名と云う女優さんです。以前、どこかで、見たような?聞いたような?元気いっぱいの子持ちの主婦役です。

話しとしては、父親が急死して、実家の赤字経営の町工場を一人娘が継ぎ、艱難辛苦を乗り越えて、見事、再建する?ストーリーです。

NHKBS3で金曜午後10時から全7回で、先日は4回目でした。次回は、何もなければ22日放送です。

先ほど、ドラマが終わってもいないのに、赤字経営からオンナ社長が見事経営再建!と書きましたが、まあ、当然、ハッピーエンドの結末しかありません! 

再建に失敗して、家族の離散とか、失踪とか、一家心中とか、金曜日の午後10時に、そんな悲しい結末のドラマなど、誰も見ませんからね。お約束なのです。

困難がたくさんあり、いろいろのり越えて、そして、最後はハッピーエンド!これが皆さん期待する、安心する、テレビの定番、鉄板ドラマスタイル。

でも、現実としては、かなり確率で、悲しい結末を世間の、あちら、こちらで、人知れず向かえている?そんな気がするのす。現実は“キビシィ~~~!”(財津一郎のギャグ)のです。

それで、この会社の仕事ですが、「ゲージ」とか「治工具」を造っているのです。

この「ゲージ・治具」なんですが、私としては、“ヒジョ~~~ニィ!”・・・これも財津のギャグー・・・懐かしい響きなのです。久しぶりに耳にしました。

私は「ゲージ・治工具」を造っていたのではなく、使っている方でした。

それにしても、このドラマ、特に年代は触れていないので、今が舞台なのでしょう。

しかし、バブル後の、このキビシイ時代、大手の製造業は工場を海外に移転し、大手にぶら下がっている中小の製造業の今とは、かなり、かなり、かけ離れている?のです。今、生き残っている中小零細はそれなりの努力をした会社です。

しかし、舞台となる、この“ダリア精機”は、それなりの努力はしてこなかったのです。勘と、度胸と、経験に頼る、ひと昔前のマチ工場なのです。

材料の使い方にムダが多かったり、通路に不良品やら、使いかけの材料とか、何だか判らないものとか、「整理整頓」なんて考えもしない職場環境なのです。

それにしても、整理整頓と云えば、思い出すのが、「5S」とか、「3M」とかの、“忌まわしい標語”です。 

日本の製造業が誇る標語で、5Sは「整理・整頓・清潔・清掃・躾け」となります。3Mは「ムリ・ムダ・ムラ」となります。

一般論としては、まあ、悪い事ではありませんが、企業で、製造現場で、この標語で、尻を叩かれるのは、 あまり愉快ではありません。

それで、私は幾つかの製造現場を経験しました。昇降機製造、自動車ハンドル製造、プラスチック加工業、金属加工業、プレス業、と中小企業を渡り歩きましたが、5S・3Mの標語が構内にベタベタと張ってある環境ではありませんでした。

仕事は、品質管理をやって渡り歩いていたので、それなりに、そんな事を、社内とか、協力工場とかに、偉そうにの賜っていたのですが、こころの内では、バカバカしくて、そんな標語には“あかんべ~~~”をしていたのです。

時折出掛ける大企業の構内で、5Sとか、3Mとか、改善とか、そんなポスターを見ると、フッン!と鼻から息を吐き出すのでした。

品質の向上、生産性の向上、利益の向上、上へ、上へで、雁字搦めになり、疲れるのです。職場環境が殺伐となるのです。やっぱり、人間は、それなりに、ゆるく、ゆるく、が、イイのです。

そんなコッチャ!国際競争力に負けて日本国は貧しくなる!国民の暮らしはどうする! 何て、聞こえてきそうですが、しか~し! もう、そう云うゲームは終わりつつあるのです。

あっ!話しが大きくなりすぎた。

話しをダリア精機に戻します。

兎に角、いろいろな困難が楽しいのです。なんたって、必ずのり越えるのですから、安心して見ていられるのです。

窮地に陥れば、陥るほど、期待はふくらみ、のり越えた後の、喜びは大きくなるのです。判っていても、見てしまうのです。

そこで、“愛知東西銀行”の融資担当の長谷川の“嫌がらせ”が、とても、とても、重要なのです、もっと、もっと、嫌な奴でいてほしいのです。

がぁ、最近は、それなりに、主婦社長の手腕を認めつつあり、嫌がらせも、嫌みな態度も、以前ほどではなく、とても残念。

外では銀行と発注先と闘い、内では昔気質の社員と闘い、艱難辛苦を乗り越え、見事経営再建!期待してます!楽しみにしています!

それでは、また。

<追記>・・・12/24(日)

22日の第5話の放送を見ていたら、2008年のリーマンショックでダリア精機が危機を向かえることを暗示し終わりました。

ドラマでは年代は触れられていないと記しましたが、年代設定はされていたようです。何を隠そう、私、第一話は見ていなかったのでした。たぶん、初回にその辺は触れられていたのでしょう。

みんな、みんな、ヨカッタ!ヨカッタ!でハッピーエンドと思っていたら、最終回までに一捻りあるようです。

 

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ドラマ『アシガール』の黒島結菜が時折見せる表情に藤圭子が見えたりするのです

2017年12月15日 | テレビの話し

前回の続きみたいなお話です。

前回、「男の操」の川栄李奈で、阿湖姫つながりで、

「アシガール」のお話です。

「アシガール」戦国の世と現代を行ったり来たりの、タイムマシン話しで、 これも、まあ、たわいもないお話なのです。

NHKで毎週土曜午後6時からで全12回で、次回は明日16日で最終回となります。

それで、主役の「速川唯/唯之助」を演じているのが、“黒島結菜”と云う沖縄出身の20歳の女優さんです。「ゆい・ゆいのすけ・ゆいな」で、ゆい・ゆい・ゆいの繫がりになっています。

それで、ときおり見せる表情に、私としては、藤圭子を思い出させるのでした。

 

土曜の午後6時の時間帯からして、タイムマシンものからして、キャスティングからして、明らかに、10代から20代の視聴者を狙っているのです。原作はたぶんコミックだつたような?

そんな世代のドラマを、70歳にあとちょっとで手が届く前期高齢者が見ているのです。

兎に角、「唯ちゃん」が、とても、とても、可愛いのです。健気に、一途に、走る姿に見せられてしまうのです。

そして、そして、時折、ふとした表情に「藤圭子」の面影が偲ばれるのであります。

唯ちゃんの「黒島結菜ちゃん」ですが、整った顔立ちで、美人で、可愛いのですが、“曲”が無いのです。役者としての個性がいまいち感じないのです。

女優の顔立ちが整い過ぎるのは、役者としての個性にならない、と、思ったりするのです。マイナス要因の気がします。

まあ、結菜ちゃんが、過ぎているのか、いないのかは、いろいろと見解があるとは思いますが・・・・・・。

兎に角、一流の役者は、顔立ちにも、そして、声質、言い回し、抑揚、イントネーション、アクセント、リズム、メリハリ、等々に強い個性をもっているのです。これって、やっぱり、訓練では獲得できない?

同郷“で先輩で、若手実力派?の“仲間由紀恵”とか、”満島ひかり”とか、背後に、妖しさを漂わせると云うか、怪しさを漂わせると云うか、観る側に、ただならぬ気配を、狂気を、抱かせるのが一流の女優だと・・・・・・・思ったりするのです。

まあ、狂気と正気は紙一重であり、正気の中での、一瞬の狂気であり、ずっと、ずっと、狂気では、とても、とても、鬱陶しいのです。

まあ、20歳の黒島結菜ちゃんとして、今回の役柄的として、ただならぬ気配は要求されていないのですが、それでも、何処かに、それとなく、何となく、フツウでは無い、ただならぬものを、観る側に抱かせるのが役者?

“狂気と正気は紙一重”なのですが、それで、富岡八幡の事件なのです。

現職宮司の姉を、弟の元宮司が日本刀で惨殺し、共犯の妻も刺し殺し、自害した事件は、とても、とても、衝撃的でした。

弟の元宮司も、その妻も、まあ、フツウの人間だと思います。フツウの人間であった為に、地位と名誉と金に目が眩んで、正気から狂気へと・・・・・・。

それにしても、有名な神社とか寺院の代表の地位は、職業として、財産として、利権として、世襲されているのです。

世襲は腐敗し易いのです。でも、そんなことは当事者とも、一般論としては、百も承知、二百も合点なのです。

がァ、でも、しかし、それは、それとして、利権の甘い誘惑に駆られ、世襲にしがみついてしまう、とても、とても、フツウの人なのです。

フツウの人は、フツウの暮らしをしていれば、狂気に走る事は無いのです。フツウの人が、フツウでは無い、地位や、名誉や、財産に囲まれて暮らすと、いつしか狂気が顔を出すのです。

話しが大夫逸れました。

兎に角、“アシガール”の黒島結菜ちゃんは、可愛いです。

頑張って、同郷の先輩を追いかけて下さい。

それでは、また。

 

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ドラマ「男の操」の万田春子は川栄李奈!で“阿湖姫”で“織姫”でした!知りませんでした!

2017年12月12日 | テレビの話し

最近はNHKのドラマをよく見ます。

それで、「男の操」なんです。

BSで毎週日曜の夜10時からで、全7回で先日の10日が5回目でした。

売れない、冴えない、女房に先立たれた子持ちの演歌歌手「五木操」が「紅白出場」を目指す、まあ、たわいない話しなのです。

でも、気楽に、安心して、応援して見られるのです。

子持ちの演歌歌手を何故か応援する、隣の失業中の若い女性がイイのです。

とても、純真で、一途で、健気で、可愛らしいのです。

それで、その女性「万田春子」を演じている方なのですが、どこか見覚えがあるのでした。

それは、現在放送中のNHKドラマ「アシガール」の“阿湖姫”と、あのKDDIのCM「三太郎シリーズ」に出ているツンデレの“織姫”です。

それで、なんですが、70歳に近づきつつあるわたくし、どうも、顔認識が怪しくなって来ているのです。外国映画などは、登場人物の識別が難しいのです。

ですから、“阿湖姫”と“織姫”は衣装が似ているので、たぶん間違いで、でも、どちらかは“万田春子”とは同一の人物が演じていると思い調べてみたのです。

それで先ず、“万田春子さん”を演じているのは誰?と調べたら、「川栄李奈」だと分かりました。まったく初めて目にする耳にする女優でした。

そして、“阿湖姫”と“織姫”も彼女が演じていたのです。そして、彼女は元AKB48のメンバーだったのです。元AKBはいろいろと活躍しているみたいです。

それにしても、同じ局の同時進行の二つのドラマに、脇役ですが同時に出ているのは、かなりの売れっ子? それとも事務所のちから?

それで、調べていたら、「男の操」で「五木操」を演じている「浜野健太」と、以前、2017年放送のNHK朝の連ドラ「とと姉ちゃん」で夫婦になっていた過去を発見しました。

そう云えば、仕出し屋の一人娘が川栄李奈で、結ばれる使用人の板前が浜野健太でした。何となく、うっすらと思い出しました。

「男の操」でも、結末としては、五木操と結ばれて、結ばれることを暗示して、ヨカッタ!ヨカッタ!で終わってほしいと思います。

ドラマはあと二回、17日と24日でお終いです。ここは、31日の大晦日に、ホンモノの「紅白」にゲスト出演して、「男の操」を熱唱してほしいです。

わたくし、ここ数年、紅白はまったく見ていません。

「男の操」が歌われるのであれば、たぶん見ると思います。

兎に角、川栄李奈ちゃん、“阿湖姫”も、“織姫”も、万田春子も、可愛いです。

 

それでは、また。

 

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今回は貴乃花親方を応援します!味方します!でも!しかし!彼はかなり変わっているから形勢は不利!

2017年12月05日 | 相撲の話し

日馬富士の暴行?リンチ?事件は、かなり煮詰まりました。

やっと、問題はモンゴル勢を率いる白鵬対、日本の大相撲文化を、横綱の品格を、問う、貴乃花親方との対決の図式が鮮明になってきました。

まあ、ちょつとばかり、いろいろと疑問符はあるのですが、ここは、何と云っても、史上最高の優勝回数を誇る、史上最低の横綱白鵬を土俵下に叩き落とすためには、貴乃花を応援したいと思います。

事件当初は、日馬富士と貴の岩との、単なる酒の上でのいざこざだと、思って見ていたのです。

問題を大きくしたのは、貴乃花が相撲協会に事件知らせるより先に、警察に駆け込んだ事で、事を大きくしたと、巡業部長として貴乃花に責任を問う声が優勢でした。

しかし、貴乃花は、以前よりモンゴル勢に、白鵬の取り口に、土俵態度に、そして、モンゴル互助会に、大相撲文化に、かなり、かなり、危機感を抱いていたと思うのです。

今回の暴行事件にはその問題のすべてが集約されていたのです。

事件を指揮したのは、モンゴル勢の頭目白鵬で、実行犯が代貸し日馬富士です。貴の岩をモンゴル勢の影響下に置こうとした、計画的な実力行動だったのです。

協会は、相撲関係者は、みんな、みんな、わかっていたのです。問題の本質を、重大さを、だから、だから、事を大きくしたく無かったのです。

貴乃花が事件を協会に報告するより先に警察に告訴したのは、先に協会に報告すれば、間違いなく、あらゆる手段を使って握りつぶされ、事件は闇に葬られると考えたからです。

それにしても不思議なのは相撲協会です。白鵬に対して甘すぎるのです。これまでも、いろいろ注意をしても、まったく無視されているのです。

これは、当然、何か、モンゴル勢に“弱み”を握られている!としか、考えられません。弱みとは何か?

わたしとしては、モンゴルが“関取供給基地”になっているからだと考えます。

相撲協会は、協会と云っても、単なる相撲部屋の寄り合い所帯で、スポーツ団体ではなく、興行団体なのです。儲けが優先なのです。

各部屋の親方としては、手っ取り早く、関取が欲しいのです。モンゴル勢はその点、投資対効果が、とても、とても、優れているのです。

どこの親方も、優秀な弟子が欲しいのです。そこで、モンゴル勢に熱い視線を送るのです。需要と供給の関係から、現状は供給側に大きな力があるのです。

そうなのです。この需給関係が、白鵬を筆頭とするモンゴル勢の力の源泉なのです。

貴乃花親方も、モンゴル勢に頼っているのです。モンゴルが、白鵬が、自分の相撲道と対立するのに、弟子にはモンゴルを抱えているのです。この矛盾にも悩んでいるのです。

貴乃花親方の思い描く相撲道、文化としての大相撲、しかし、相撲は、とても、とても、興行としての相撲の側面も大きいのです。この問題にも悩んでいるのです。

と云う事で、いつも、必ず、問題となる、文化としての、神事としての、そして、スポーツとしての、興行としての、大相撲のあり方が問われるのです。

年6場所、1場所15日、すべて、ガチンコで勝負したら、けが人続出で大相撲は成立しないのです。それなりに、それとなく、互いに配慮していたのです。

これまでは、そのあたりを、なんとなく、それとなく、阿吽の呼吸が伝統でした。その辺は、協会も、力士も、ファンも、理解し、了解し、楽しんでいたのです。

その伝統が受け継がれていた大相撲界に、モンゴルの一大勢力が力を付けて、いろいろなバランスが崩れて来ているのです。

今回の暴行リンチ事件は、とても、とても、根が深いのです。

それにしても、貴乃花親方の“女装趣味”が今週の週刊誌に報じられました。いろいろな方達が、いろいろな思惑で、主導権争いをしているようです。

兎に角、味方の少ない貴乃花親方は、相当なストレスを抱えているようです。

女装趣味でも、わたしは、味方の少ない貴乃花親方を応援します。

でも、貴乃花が゜負けそう・・・・・・。

でも、モンゴル勢が勝利すると、確実に相撲は面白く無くなり、本場所の観客も、ファンも、減ること間違いなし。

そのあたり、わかっているのか!相撲協会!八角理事長!

それは、それとして、稀勢の里です。

白鵬のように強欲ではないし、横綱になって、もう、それ以上の目標もなく、体力も盛りを過ぎ、兎に角、ご苦労様でした。

それでは、また。

 

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