あの記事を書いた後で、何故か、どうしても、並木の痕跡を探したくなったのです。和泉屋のおばあちゃんの話でも、並木が消滅したのは“つい、このあいだ”と云ってたからです。
まぁ、ばあちゃんの“このあいだ”は、たぶん“数年から十数年”の間だと思うのです。その程度であれば、切り株の一つや二つ残っている可能性があると思ったのです。
それと、もう一つ、相島勘次郎の句「傘いらぬ 不動並木“に” 春の雨」と記したのですが、“に”のところが自信なかったのです。
まぁ、そういう事で、再度、先日、自転車を走らせたのです。気持ちの良い日でした。
そして、やはり、ハッキリと、並木の“痕跡”はあったのです。見つけました切り株、背景にうっすら見える建物が、つくば工科高校です。
何か、気持ち悪い“キクラゲ”みたいなモノが生えてました。間違いなく松の木肌です。これが一本目。
そして、二本目。
間違いなく松。
そして、三本目、これは何の樹だか不明。でも、並木は松だけではなかったようなので、これも並木の痕跡に加えます。
そして、こちらは“塚”のように飾られた痕跡。
これは、もう、正真正銘、まさに松並木の痕跡です。これで四本目。
そして、こちらは、たぶん並木の痕跡で、五本目。全部でこれだけでした。兎に角、あの有名な、不動並木の貴重な痕跡は、予想した通り、未だ残っていたのです。
そして、「に」でよかったのか不安だった相島勘次郎の句碑です。やっぱり、間違えて記憶していたのです。今回、草をしっかり払い除けハッキリ撮してきました。
「傘いらぬ 不動並木“に” 春の雨」は誤りで、 「傘いらぬ 不動並木“乃” 春の雨」が正しい句でした。「に」ではなく、「乃」でした。
句碑はこんな風景のなかにあります。
そして、不動並木の案内板のある風景です。
今回、並木の痕跡を発見できたし。
俳句も字句も正しく訂正できたし。
天気間も良かったし。
大成功で、パチパチで、ヨカッタ、ヨカッタで終わります。
※来週は、一応、黄金週間なので、更新は6日からを考えています。