歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

春日部 ⑩ 土屋王国?そして”小さい花”と郷土資料館で観光パンフを入手!

2018年04月05日 | 街の風景

前回の続きです。

学校通りを歩いています。

自民党総裁の安倍さんです。隣は、”つちや品子さん” 思い出しました。あの”土屋”さんの娘でした。春日部が選挙地盤のようです。

参議院議長から埼玉県知事になった、あの”土屋義彦さん”の次女が「品子」さんでした。

1992年に品子さんのお父さんが、知事選に立候補した時、自民党県連は党内の勢力争いで、中央政界を巻き込んでの大騒ぎがあり、全国的?ニュースとなりました。

知事を3期務めましたが、1996年には、何と!何と!”梅の街”として有名な越生に、「日本桜の会」と共同で、”桜の里”建設計画を発表し、県民に反対されて断念。

次女の品子さんが「日本さくらの会」の理事を務めていたことから、公私混同の批判を受けたりしたのです。このことも全国的と云うか、関東一円的と云うか、それなりに話題になりました。

この年に、品子さんが衆議院議員に初当選。これは、特に、全国的、関東一円的なニュースにはなりませんでした。

公私混同と云えば、2003年には、ダム湖名を長女と名前と同じ「もも湖」としたり、まあ、お父さんとしては、ホントに、二人の娘を溺愛していたようです。

そして、3期目の2003年に、長女の桃子さんが政治資金規正法違反で逮捕され、知事を辞職し政界引退。その5年後、多臓器不全により死去(86歳)

次女品子さんは「殿様選挙」で、現在7期目で、66歳だそうです。長女の桃子さんは実業家だったそうですが、2005年に自己破産していました。

それで、引退後の義彦さんですが、出前芝居の劇団に入り、老人福祉施設などを慰問して、ハーモニカで童謡など演奏し、聴衆から拍手喝采を浴び、満足げな様子であったそうです。

春日部は、いまでも、「土屋王国」と、その筋では囁かれているみたいです。

かなり脇道にそれました。

学校通りを歩いています。

こんな建物が見えてきました。見るからに公共施設。

市の教育センターで、一階は郷土資料館になっていました。

ここにも彫刻です。横に座って記念写真を一枚撮りたくなったのですが、やはり、芸術作品ですから、それは禁止?と思い、とどまりました。

  「小さい花」 黒川晃彦さんの作品です。

作者コメント

「彫刻とその周辺の空間、そして、彫刻を見る人がひとつになれるよう、少女とベンチ、小さい花の鉢で、制作しました」

この作品、作者の制作意図を考えると、台座に設置しないで、歩道と同一平面上に置かれていた方が、見るだけではなく、少女の横に座り易く、作品の一部となり、制作意図が実現したのでは? 

もしかして、制作意図を考えると、この作品は横に座ってよかったの?

郷土資料館に入ります。

入った正面に、これです!この手の施設によくある、竪穴式住居とその住人です。これって、やはり、それなりに受けるのでしょう。世の中には、こういうのを専門に扱う業者がいるのかも?

宿場町を再現したジオラマです。これも専門業者?

そうか、そうか、で、軽く通過。

当時は、川が大量運搬手段の主流。

球体の物は、懐かしい手動洗濯機。母の実家にありました。 活躍した時期は短く、アイデア倒れで、実用性に甚だ乏しいシロモノでした。

館内を数分で巡り外に出ました。実は、ここに立ち寄ったのは、観光案内のパンフレットを手に入れる為でした。そんな施設を探しつつ歩いていたのです。

勘は当たり、パンフ巧いこと手に入りました。パンフを広げて見ると、東口を直進して最初の交叉点の右側角に、「ぶらっとかすかべ」なる観光施設があったのでした。そこからが春日部観光のスタート地点なのでした。

そんなことは駅前の案内板に書いてあった? 兎に角、これで、本来の目的である、宿場町の名残を、面影を、探す旅?が始まるのです。

シリーズ11回目以降から、やっとこ、さっとこ、宿場町ウォークの開始となります。

長い、長い、”まくら”でした。 

今回は、これまで。

 

それでは、また次回。 

 

 

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春日部 ⑨ 劇場都市春日部で自転車オジサンと!笛を吹く女性!と赤ちゃんでした!

2018年04月03日 | 街の風景

前回の続きです。

旧日光街道と平行している”学校通り”を歩いています。

彫刻の街、春日部です。

こちらに「自転車おじさん」です。

わたしも、自転車で近所を走り廻るので、後ろから眺めていると、何か、自分の後ろ姿を見ている気がしてきます。

目の前を通り過ぎる、クルマを、ヒトを、見つめているようで、遥か彼方を見つめ、想いを馳せているような・・・・・・。

彫刻のタイトルは「旅人 樹陰」作者は池田宗広さんです。

旅人で樹陰で、物語を感じます。

作者の作品へのコメント。

「人はみな人生街道の旅人。よりよい明日のために樹陰でチョット一服・・・」

詳しくはこちら。
http://www.yuugaku-kasukabe.jp/4%20tenjishitu-exhibition/1%20tyoukoku-kasukabe/1%20chokoku%20top%20.htm

池田さんは1932年生まれで、私より18歳上、1992年制作ですから60歳の時の作品です。92年と云えばバブル崩壊直後で、バブルの余韻が残っていた頃。

人々は未だ「よりよい明日」を信じて?・・・「人生街道、旅の途中で一休み」ですか・・・。

旅の終わりに近づきつつある身としては、視線は、前を、明日を、見つめている、と云うよりも、過ぎ去った、遠い過去を、見つめているように見えるのでした。

春だというのに、いや、春だからこそ、桜の花が咲き、散る季節だからこそ・・・、そんな気持ちにさせる・・・・・・。

春は生と死が行き交う季節。

桜は生と死が行き交う花。

春の日に、春日部で、ちょっと「文学」をしてしまった。

兎に角、よりよい明日のために樹陰でチョット一服します。

一休みして少し歩くと、直ぐに横笛を吹く女性が出現。

作品名「瑶韻」。作者は一色邦彦さんで、1935年茨城県生まれの方です。

作者コメント

「たゆとう音楽の調べに身を委ね、心の安らぎを得る至福のひとときへの憧れを造形することで、人類平和への祈念とした」

だそうです。

女性の彫刻は、何故に、半裸か全裸なのでしょうか?女性の裸体は、美と、愛と、平和の象徴でしょうか?余り長く立ち止まり見つめていると、怪しいオジサンになるので、さっさと立ち去りました。

芸術とは離れます。

でも、また、ちょっと芸術?こんな看板が現れました。

「ひと・もの・未来 多彩な交流 劇場都市 かすかべ」とあります。

「アクシス春日部」で、春日部市商工振興センターとあります。春日部の中心で軸のようです。 

それにしても、「劇場都市」とは、何ぞや?

それで、商工振興センター「アクシス春日部」は、耐震性能が不十分であることが判明したため、利用者の安全を第一に考え、平成29年4月1日をもって閉館したそうです。

確かに閉館しています。見た目にはそれほど古い建物とは見えませんでした。

お隣は、BAR ”来楽”で”ライラック”イイ感じです。

ライラックは英語名、フランス語名でリラ、和名はムラサキハシドイだそうです。でも、隣近所は ライラックと云うよりも、イヌフグリ的な風景。失礼しました!

背中に赤ちゃんをおんぶして、買い物袋を下げ、ベビーカーを押す若いお母さん、子育て真っ最中です。ご苦労様です、頑張って、楽しんで、子育てして下さい。

赤ちゃんは、ホントに!ホントに!ホントに! 可愛い~~~!

本日は、これまで。

それでは、また。

 

 

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