森のなかまと楽しい10Holes

手のひらにすっぽり隠れてしまう小さい楽器10Holesについてボチボチと

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まとめ:ハーモニカのお手入れについて
まとめ:ハーモニカの調整について

申し訳ありませんが現在ハーモニカ調整に関する技術的な質問にはお答えしておりません。質問して頂いても無視することもありますので予めご了承ください。

ReedLifter色々 かるがもの行進

2010-06-20 23:50:30 | 道具
以前「楽しきかなハープ調整の道具達」でSuzukiのReedLifterを紹介しましたが、本日LeeOscar(Tombo)のものも写真に撮りましたので紹介します。
#きっと地味で殺風景な投稿になるんだろうなぁ。。


上がSuzuki、下がLeeOscar。LeeOscarは針状の反対側は楔状になっています。Gap調整の時に重宝します。


先端部を拡大してみました。Suzukiは平らでReedを撫でてもダメージありませんが、LeeOscarはカリカリいってしまいそうですが、Suzukiではきついような狭いところが得意です。

はい。これでお終い(笑)。

まぁ、二つとも作れそうと言えば作れそうですね。
しかし本格的に調整をされるようでしたら是非とも欲しい道具です。バラ売りしてくれないもんだろうか。。

では、代用品です。


2-3年前に伊勢崎町の100均で見つけたソルダーアシストです。
ハンダ付けをする時に部品を固定したり、逆にハンダを溶かしてパーツを取り除く時に使ったりするものです。
ホームセンタ等にもあります。大抵異なる先端部のものが3-4本セットになっていますが、さすがダイソー!1本単位で売っていました。


一見するとLeeOscarのように尖って見えますが実は平らです。
最近リードの根元付近をEmbossするのに大活躍です(次回書きますね)。


これまた尖って見えて平らです。コレをみて色々想像力をかき立てられた方は結構病気だと思います(笑)。

私は、組み上がった状態で穴にこれを入れてリードを支えて、SuzukiのReedLifterで撫でてアーチを付けたり、戻したりするのに使います。
ただしお気に入りの革ケースに入らず、取り出すのが面倒な時はマイナスドライバを使ってしまいますが、あると中々の便利品です。

うーん。やっぱり予想通り地味だ。。

というわけで、昨日小石川後楽園で出会ったカルガモ行進隊の登場です(笑)。


おかあさーん。いってきまーす。


人間が後を追いかけます(笑)。。AFの遅いカメラなもんで。。


ひゃっホーッ!

いやぁー見てしまいますね(笑)。
ぽわぽわの毛をしているのがチョコまか歩き回り、泳ぐ姿には結構やられてしまいます。


風は強かったですが、関東はなんとかお天気がもった2連休でありました。

それでは~
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新旧MeisterKlasse 580/20 思い出の二人は今?

2010-06-20 21:10:11 | ハーモニカの機種

左がMSの現行モデル。右が古いモデル。

「ケースの開け方」なんてしょうもない事を書いて哀しくなってきたので(分かった時は嬉しかったのですがね)、気分直しに好きなものの事について書いてみます。

今でこそSuzuki Fabulous, PureHarp等の高価なモデルが出ていますが、MeisterKlasse 580/20は10Holeseとしてはかなりお高いモデルになります。とても定価では買っていられませんので馴染みのお店での購入になります。

特徴としては、アルミの削り出しコーム。分厚いメッキ。交換可能なリードプレート(しかもプレートがメッキされています)が挙げられます。
SuzukiのProMasterはMeisterKlasse580のコピーみたいな事をいわれていますが、確かにそうかなぁ、という気もします。
しかし、今のSuzukiは凄いですよぉ。なんせ。。。っとまた脱線しそうになりました。

旧型は浪人生の頃バイト(バイトなんかしてる場合かよ)をして谷口楽器でCを購入。替えプレートを何回か購入し常用していました。当時谷口楽器にはアンドロイドのような綺麗な女性の方がハーモニカ担当で買いに行く時はちょっと嬉しかったのを憶えています。
後に社会人になってからFを購入し、最後に近藤楽器でGを購入しました。友人はE/Gを購入。密かにBを狙っていましたが出遅れてしまいました。。

MeiseterKlasseは日本でブルースをやる人からはあまり評判はよくないようですが、メロディを中心とした吹き方ではとてもナチュラルな音色が得られて大好きな機種でした。特に中高域の音が柔らかくて好きです。もちろん調整すればOverBlow/Drawもできるので素敵なメロディ楽器です(最近ではブルースでも結構よいかもと思いつつもMarineBandの存在が大き過ぎますね)。

大学生の頃、独学でピアノを学んだ友人が体育館で彼女に見守られながらピアノを練習していました。彼女には悪いのですが時々おじゃましてアドリブでスローな曲を合わせてもらった時によく使ったのがこの機種でした。友人と彼女はMeisterのクリアーなハイノートベンドの音を気に入ってくれていたようです。


なんか二人の事を思い出したら、こんな写真を貼りたくなってしまいました。
新宿御苑のメタセコイアです。今頃どうしてるんだろうなぁ

時は経ち、かみさんと結婚した1996年。
ボチボチMSシリーズが出てきて最初にMeisterMSを見た時はスポーツカーみたいな曲線に「カッチョエー」と思いました。結婚祝いとかいってD,Eを買った覚えがあります(実は他にも色々。。)。

旧型に比べて色々もの申したいところはあったのでうが、吹き込む毎にこの機種の良さを感じるようになりました。やっぱりMeisterを名乗るだけの事はあります。

■MeisterKlasse MS

なにこれ。。
MeisterなのにMS共通のケースです。。せっかくの最高級品が台無し。。


蓋を開けました(笑)。やっぱり折角のMeisterKlasseが可哀想。。やっぱりHohnerの高額品はベロアケースに入っていて欲しいなぁ。。


分厚いメッキは滑らかで手に持った感触も滑らかです。
全体的にGapが高めな事が多く人によってはスーカ、スーカしているように思うかもしれません。
しかし、鳴り出すと通常より厚いプレートと確りしたコームと相まって太めな音がします。
プレートはMSが出た当初のものは3本のポジで止まっていましたが、最近のものは5本で止まっています。クレームがあったんでしょうね。

■MeisterKlasse 旧型

この際スヌーピーのシールは無視して下さい。。若気の至りです。。
MarineBandDeluxeと同じケースです。内装は赤のベロア調です。


うーん。風格あります。個人的にはケースに収まった時の凝縮感が「楽器」だなぁと感じます。


全く役に立たない(笑)小さなクロスがついています。昔このクロスは高いクロマなんかに付いてきましたね。
Hohnerの刻印は白。後に銀とか金等のバリエーションがありますが、赤ベロアには白文字が映えるかと思います。


MarineBandと同じサイズです。プレートはマイナスネジで8本ぐらい?で止まっています。贅沢な作りです。開け閉めは面倒で憂鬱ですがPBのマイナスドライバなら多少は楽です。

手の中の納まり具合としては旧型のほうが宜しいです。
細かい作りもMSという共通ラインを意識せずやっているので仕上がりも高いだけの事はあります。
音色も太くてスィートな甘ーい音を吐き出してくれます。

探すと旧型も見つかるようですが(海外とかで)、C,A等はまず無いでしょう。
もしBなんかを見つけて、運良く(悪く?)持ち合わせがあったら「使わないキー」と思わず、購入されると幸せになるかと思います。
#もしかしたら、どこかの楽器屋さんに埋もれているかもしれませんね。

ちょっと前にこんなアクセサリをネットで見つけました。
MarineBandやBluesHarpでなく、MeisterKlasseというところが面白いです。確かに旧型は吹奏楽器みたいな雰囲気があります。単に作り易かっただけかな?

時々旧型を鳴らしてみますが、持った時の納まり具合、重さや手触りは未だに幸せな気分にさせてくれます。

夕暮れの体育館であーでもない、こーでもないと音を手繰りながら、時々ぴしゃりと音が合った時の気持がよかった事や色々な記憶が蘇ります。
今考えれば彼はハイノートベンドが丁度サビの盛り上がりになるように進行を考えてくれていたようです。はは。やるね。
彼はよくLynyrdSkynyrdの"Freebird"みたいな感じのピアノを弾いていたのを憶えています。時々思い出したようにこの曲を聴きます。スタジオ版もエエですがライブ版が好きですね。

今はもう少し二人を喜ばせそうな音が出せるようになりましたが、もっと練習して「いい音」を引き出したくなる気にさせる、そんな一品であります。


土曜日に小石川後楽園に行ってきました。木々の向こうに東京ドームが見える都会独特の面白さがある公園でした。木漏れ日に花が照らされていました。さぁ、来週も頑張ろうね!

P.S.
今週の少年ジャンプの「いぬまるだしっ」のルンタは良い話だったね。はは。

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マジックカットみたいなケースとの付合い方

2010-06-20 18:13:17 | ハーモニカに関連した話題


「マジックカット」
はい。あれです。カップラーメンのスープなんかに「ギザギザ」や切り口が無いタイプで「どこからでも切れますよ」というあれでです。
トイレットペーパーのミシン目からペーパーが切れないようにマジックカットの部分から切れた試しがなかったのです(個人的な経験ですよ)。
このことから、有言実行ではない人(自分も含めてね)や開閉が困難なHohnerMSとトンボや一部のHeringのケースのことを「マジックカット」みたいなケースと思うようになりました。
だって「Open」とか「Push」と書いてある所を押してもケースが開かないんだもん。。。

現在本家のマジックカットはきちんと切れるようになってるんですが、このハーモニカのケースは頑にスタイルを突き通しているのです。まぁ、私は使わないのですが、使う人だっているでしょうし、お店で中みてみたりしたい時だってあるでしょう。たまに開けにくいのか力任せに開けてハープがゴロンと飛び出しビックリしてその場を立ち去る人とか見ると「そんな事でハープ止めないで」と声をかけたくなりますがもう立ち去っている。。

ということで、今回はハーモニカのケースの開け方です(長い前振りしといてショボくてすみませんね)。

■Hohner-MS(Yariとかもそうですね)
Hohnerとしては「湿気がこもらないように穴もあいているス実用的でコンパクトなケース」と謳っています。。。確かにそうかもしれませんが。。

蓋の中央にある「ここに指をかけて下さいね」といわんばかりのギザギザを押しても何もおきません(笑)。
本当に紛らわしい(笑ってる場合ではないですね)!
ではどーするのかというと。。


蓋のギザギザの外側(左右)を押してあげると、あら不思議!簡単に開けられます!


反対側も同様ですね。なんだか得した気分になりませんか(恩着せがましくてすまないです)?

よく見ればわかりますが蓋の左右にツメがあります。ここを押してあげなければツメは外れないので蓋が開かないのは道理ですね。

次っ!

■トンボ(一部のHering)
これまた「Push」を押しても何も起きません。。何か起きそうな気配はありますが。。
こいつはPushのところにツメがあるので押せば良いはずなのですが。。開きません。。


仕方ないので「Push」を押しながら、ケースの隙間にツメをサクッと入れます。するとあら不思議!簡単とは言わないまでもなんとか開くではないですか。。


なんだか書いていて切なくなってきました(笑)。

Hohnerのクラッシックなケースに比べてコンパクトで良いのですが、こうも開け難いのは如何な物かと。。
Heringもそのままコピーしたのか開け難さはちゃんと継承されているのでした。。

珍しく文句まがいの事を書いてしまいましたが、一応このやり方で実用的にはなんとかケースの開閉ができるという前向きな姿勢を示せたので個人的には「良し」とさせて頂きます。

最初のカップラーメンの写真は5年前の年末に両親、兄夫婦と横浜のインターコンチでお泊まりした時に部屋に用意されていたラーメンです。
食べると高そうだったのでそっとしておきました(マジックカットだったのかは分からないですね)。

なんか消化不良ですね。。
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