見た目で銅でを使っているのではないんだと思います。
2016/6/8 21:40 安全のためにもIMRで使用しましょう。
2016/5/30 23:15 バッテリ(シロート知識)とドライバ情報(ちゃんとしたスペックがあります)を追記しました。
土曜日のムシッとした暑さは収まりましたが風が出てきました。21時現在室温は27℃ですが何となくヒヤッとしたかんじです。いかがお過ごしでしょうか。
本日は懐中電灯ネタであります。色々紹介したいものがあり列を作ってならんでいるのですが今回は金曜日に中国から直接やってきた到着したてのホヤホヤです。とっても気に入ってしまいました。
紹介できるときに。。。と本日一気に写真を撮って書いてみました。あっ。モニターではなく自前ですからね(笑)
最近
Mankerというメーカの懐中電灯が気に入っています。
Lumintopのように余計な機能を持たないけれどよく練られた出力配分を少ないモードで単純明快に使うというストイックさも好きなのですが、Mankerは一定の使いやすさを確保したあと「あははは。こんどはこんなことにトライしてみたよ」と思えるようなヤンチャでワクワクするような工夫があって楽しいのです。
そんなわけで、毎日「次はどんなんだろう」とページを開くのですが
E14というライトが出た時は正直「素材に流れたか。。」と思いながら諸元を読んでみるとNichia219を使ってオーバ-1000ルーメン。しかも単セルでテールスイッチです。
でも。。熱くて使い物にならないよのかと思いながらも。。なるほど。。。そのための銅のヒートシンクかと。。妙になっとくしながらも、テールスイッチでどういったUIにしてくるのかとワクワクしていました。
これが。。E14です。4眼で銅のようなヒートシンクに目がいきますよね。
そんなところに。。以前
Manker U11を購入して気に入ってラブレターを出していた
Aoniro Jさんから「そのうち
Manker E14を発売します」と宣告されました。なにやら
budgetlightforumでワイワイやって出てきたらしいとのことですが、そのスレッドは見つけられていません。でも。。マニアたちが意見を出し合ったライトとなればそれは。。楽しみであります。
初めて使うMankerのテールスイッチ。なかなか感触が良いです。
付属のクリップはペチンとはめるんですが、最初はこんなふうにお行儀が悪いです。クリップのお尻をグイッっと持ち上げてツンツンと刺激してあげてください(笑)
1セルライト好きには覚えのある
Surefire E1とSunwayman M11Rです。
もちろんキャンドル立てできます。ずんぐりむっくりとしたシルエットです。ヒートシンクがしっかりしているのでかなり重い部類の1セルライトになります。クリップの抑えるところが短い腕の拳みたいに見えて。。なんだかファイティングポーズをとっているように見える悪夢にうなされます(笑)
バッテリはCR123Aや16350、18350が使えます。プラス側はスプリングになっていますのでフラットトップの充電池でもオーケイであります。
18350が入るようにできているので16350やCR123Aだと余裕が出来すぎくんですがスプリングのテンションで抑えられるのでそれほど神経質になることはないかと思いますが、せっかくなら18350を入れてあげたいものです。
2016/6/8 21:40 追記
懐中電灯としては大電流を扱うものです。一般的な懐中電灯では問題のないLi-IonであってもE14のHighモード以上では問題が無いとは言えません。IMRで使用するようにしてください。
2016/5/30 23:15 追記
XP-G2は最大1.5Aまで電流を流して単発で586ルーメンを絞り出すことができます。E14は4眼でXP-G2版で1600ルーメンですから。。例えば。。。おバカさんな計算(電気はシロートなので)1600ルーメン/586ルーメン*1.5Aで4Aくらいの電流がながれるのでしょうか。。。あってるのかな?心配なので。。。
A17DD-L FET+1 Driver (BLF A6):
www.banggood.com/BLF-A6-A17DD-L-FET1-2_8-4_35v-74-Modes-Flashlight-Driver-p-1009980.html
Gooブログがこのドメインを不正書式と判定してしまうためリンク貼れません。「www.」を全角にしています。見たい人はコピペして見てください。ドライバについて知りたいことは全て載っているかと思います。CONFIG_STARとかPIN3とか♪
これをみると4Aから6Aを絞り上げるので800mAhの充電池だと5C放電になるので電池自体結構な放電能力を要求されるのかと思います。
ハイレート対応でない電池やプロテクト付きの充電池ですとHighやTurboで給電がストップしてしまい満足に使えないことが予想されます。「熱くなったってドーンと使うぜ!」という方は良質なIMRを準備しておくとよろしいかと思います。
小ちゃいスペースに4つのLEDが収められています。それぞれが独立したコリメータであります。
Group1(7 modes): Moon, Low, Med1, Med2, High1, High2, Turbo
Group2(4 modes): Low, Med, High Turbo
色合いですが
Tool AAAが使っている219よりも心持ち色温度が高いようです。
単発LEDを集光するのと異なり多眼は割と拡散するような感じになります。見ての通り遠方を照射するのには全く向いていないとも言えます。完全にフラットではなく中心がホワッと明るくなっているので実際に使ってみると中抜けしてしまうような事もなく近場が見易い配光だと思います。
各明るさのルーメン値及びランタイムの公称値はないようです。Med2で点けっぱなしして1時間以上は持っていて、持てないほどではないけれどそこそこ熱くなってきました。Turboは45秒でステップダウンするそうです。
動作電圧は2.8-4.35Vで2.8Vを切るとライト自らシャットダウンさせるそうです。いつもMed2でカクンと落ちたら充電してしまうのでお目にかかったことはないのですが。。IMRなどでLowで点けっぱなしにしても大丈夫そうですね。
高出力をあまり期待できない219ですが、4灯のっけてドライブすればオーバ-1000ルーメン。屋内で照射するとこれが手のひらにすっぽり収まる懐中電灯から吐き出されているとは信じがたいものがあります。えーと。。ちなみにHigh以上は短時間で相当熱くなりますからね。
熱くなったら消灯して冷ますのですが。。ヒートシンクが効いているのか思ったより早く冷えました。
効率よく熱を吸収して外に放出できるのは銅を使っているのも一因なのかと思います。
あと。。説明書には「Fast PWM so the pulsing won't be visible」とありましたが、確かにどのモードもチラツキは感じられませんでした。森のなかまもチラツキを感じるPWMは好きではありませんでしたがランタイムが伸びる、低照度でも色温度が下がり難いメリットもあります。これらのメリットを享受しながらもチラつかないのであれば駆動方式にこだわる必要はないのかと思わされるのであります。
吐き出す光以上にユニークなのがUIだと思います。
あまりにもステキなので密林にもレビューを書いてみたのですが。。基本。。テールスイッチをフルプレスして点灯、消灯を行います。
点灯中0.5秒以内のShortPress(SP)の半押しでLow, Med1, Med2 ~ Turbo, Lowとステップアップでループします。実にありふれたUIであります。
しかし。。とっても気に入っているのは0.5~1.5秒のMedPress(MP)の半押しでステップダウンでループします。
よーし、よーし
となだめるように半押しすると明るさがステップダウンしていくのであります。
なので、7モードあっても今の明るさよりも一段したの明るさにするのに沢山半押しをせずに一回「よーし」と半押しすれれば良いのです。
工場出荷では7モードで消灯すると必ずMoonに戻る暗順応重視な仕様なのですが。。点灯中にテールスイッチを忙しくアタタタタタと15回以上くらい半押しすると、ライトが消灯ししばらくしてピカッ。。。ピカッ。。。とブリンクします。
最初のピカッとピカッの間にSPすると7モード4モードをトグル切り替えします。
2回目のピカッとピカッの間にSPすると消灯時の明るさをメモリする/しないをトグルします。
1回目のピカッピカッでクリックすると2回目のピカッピカッはやってこないようです。
森のなかまはMPによるステップダウンがあるのと小気味よく反応するSPがあるので7モードでメモリオフの工場出荷状態で使っていますが、どれが最良かは使う人によって違いますので正解は無いと思っています。
ありふれたUIを残しつつ、使いこなせば素早く目的の照度を選択できるUI。そして個人の使い方を尊重してそれらを選べるという点で個人的には最高にゴキゲンなのであります。
MPによるステップダウンは今後他社でも採用してくれると嬉しいですね。もちろんタクチカルライトは覗きますが。。。
色合いが綺麗で気に入っている
CREALANT V31A XM-L U3をCW代表としてちょっと比較をしてみました。こんな感じで反射光を利用して撮影します。あまり進歩のない
森のなかまスタジオであります(笑)
ホワイトバランスを太陽光や5000K固定にするとXM-L CWは肉眼で見たときと以上に緑っぽくなってしまうので。。かなりCWの印象が悪くなってしまいます。撮影に使う目的での比較ですのでオートホワイトバランスにしてみました。。
ですので、以下の比較写真は「肉眼で見て直接感じる色合いの例では無い」ことにご注意ください。
XM-L U3 CWです。かなり良い線いっていると思います。219を使う前まではこれで大満足でした。
219です。モニタによってはあまり違いを感じらないかもしれませんが、革の赤みがしっかり出ているかと思います。
ところで。。このホルダー。。なかなかゴキゲンでしょ?色合いの違うEigerをいれて光色をミックスしたり、Ultraのミドルレンジとノーマルの近距離を混ぜて使えるのであります。ヒゲちゃんさんありがとうございます。
XM-L U3。オートホワイトバランスで補正しているとはいえ。。やっぱりかなり健闘していると思います。
ただ。。219のそれを見てしまうと森のなかまは219を選択したいです。
もちろん「少しでも明るいものを」というのであれば高演色LEDは輝度が落ちますので優先してCWを選択するべきだと思いますが、同僚曰く「山でテント張ってご飯を食べる時に少しでも美味しく見えるライトが欲しい」といっていました。そういう観点でライトを選べる時代になったんだと思います。
ヘッデンはホルキンさんが頑張って219版を提供してくれています(すぐに売り切れちゃいますが)。森のなかまはランタンなんかもあったらいいのになぁと思いますが。。どうなんでしょうね。。
さて。。最初はこれくらいの写真でお終いにしようと思ったのですが。。。説明書をみると。。。
とあるので「何のことだろう。。もしかして基盤のパターンを短絡させてカスタマイズできるのかな?」と思いスナップリングプライヤもあるので外してみました。
最近順当に近くが見えなくなっていて。。この写真を取って拡大したらなにやらスプリングの近くにパターンがありますね(笑)結局よくわからずじまいですので、そのままちょっと分解してみましょう。
基盤を抑えるリングは真鍮製のようですね。
最初は固いと思ってたのですがベゼルもはずせました。で。。ウレシイことに気づきました。
コリメータ以外にちゃんとガラスの風防があり、しかもOリングまで付いていました。ベゼル側のOリングは省略されてしまう製品もありますが、これで安心してお風呂に持ち込めます。。すでに浴槽に沈めてあそんでいましたが(笑)。
コリメータとガラスがぴったりくっつくのか
ニュートンリングのような模様が綺麗に現れていました。写真に撮っていて面白かったです♪
こちらはスイッチです。電子部品は付いていませんが何やら端子がありますが森の仲間にはわかりません。
ガチっとしたパーツで押さえらているようで、この事も心地よいスイッチの感触につながっているのかなぁと思ったりもしました。
個人的にはここ数年で上位に入るほど気に入ってしまった懐中電灯であります。ユニークなUIも考えてみればありふれた方式を拡張するものですので最近の調光可能な懐中電灯を使った方であれば問題なく使えるかと思います。
ちょっと重いのは確かですが、重たいヒートシンクがあるからこそ出せるパワーと使い勝手の良さを考えると必要な人が選択する分には納得できるものかと思います。
この価格で、これだけの懐中電灯が購入できてしまう世の中になったのですから改めてスゴイことなんだと思います。
「本気で長時間使うのであれば18650のボディが出たらいいですね」とAoniro Jに漏らしたら。。
「ありますよ」
とのことです(笑)
数が出るものでは無いので中国からの発送になりそうですが購入できるようになるといいですね。
おしまいは。。
伝統工芸館で買った
生田緑地のドングリで作ったストラップを付けてみました。写真撮影ようにもう1本欲しいなぁと悩むのであります。
それでは!
P.S.
今月も夫婦揃って
日本赤十字社を通じて義援金をお送りすることができました。
現在受け付けている
緊急救援・被災者支援は4つです。
熊本地震災災害はクレジットカードによる受付はありませんので銀行振込になりますが様々な手段があるかと思います。
これから梅雨入りし今年も暑い夏になりそうです。何かの折に検討してみて頂ければ幸いであります。