森のなかまと楽しい10Holes

手のひらにすっぽり隠れてしまう小さい楽器10Holesについてボチボチと

ようこそ

まとめ:ハーモニカのお手入れについて
まとめ:ハーモニカの調整について

申し訳ありませんが現在ハーモニカ調整に関する技術的な質問にはお答えしておりません。質問して頂いても無視することもありますので予めご了承ください。

ぼくの。わたしの。

2018-02-26 20:07:54 | デフォ
16:44 かわいいおとしもの。

またもや寒いですね。今週は週中にグーンと暖かくなるそうですがアレアレの春の嵐の予報がでています。花粉も凄まじいそうです。あうっ。。いかがお過ごしでしょうか。
先週土曜日のおさんぽの続きです。よろしかったらお付合いくださいませ。


15:55 これからたくさんの春がやってくると埋もれてしまう役目を終えた有刺鉄線。

森のなかま夫婦にしては朝早くから行動。美術館を軽くフラりのつもりが気合を入れてみてしまい、ちょっとくだぶれてきてしまいました。

「ちょっと写真撮りたいなぁ」とワイフ。
「葉っぱや木。川。海。建物どれがよい?」と森のなかま。
うーん。葉っぱと木かなぁ

ということで元町のいつものコースを回遊することになりました。


あちこちで咲き始めた梅の花。


チャーミングセールでごった返す元町もちょっと奥に入ればいつもどおりです。


ブロンズ製の案内板の下には雨風をうけてできた緑青が流れて綺麗なグラデーションを作っています。


16:01 何かの意味やメッセージがあるわけではないのですがお日さまは面白いもの投げてきてくれます。ホントに日がのびました。


あまりに人がいないのでポケットから真鍮の懐中電灯を取り出してチョコンとしてみます。最初の安定期に入ったのか大きな変化はなくジビジビと変色が進んでいます。温泉にはいったり特殊なことをしなければこのままさらに安定していくかと思います。


ヤエムグラでしょうか。小指の先よりも小ちゃいです。


場所からすると。。アジサイのようです。パカッとわれて葉っぱが開いて、丸いマリのような花をつけるんですね。


森のなかまが好きな公園内のとある場所。光っているわけではないのですが蛍光色のように眩しい色の苔か地衣類が出ていました。

ハコベくんを探したのですが、ほとんど見つかりませんでした。咲いていても写真を50mmレンズで撮るにはちょっと難しそうな場所でした。


谷から上がって開けた場所にやってきました。紅葉した葉っぱにお日さまが差して赤くなっています。新しい葉っぱに世代交代になるんだと思います。

地べたの春をもとめて先に歩いて来てしまいワイフを置いてきてしまいました(笑)。
といいますか、ワイフは木を撮るのがメインなので。。邪魔をしないように気を利かしたというのが正確でしょうか。。実際。。電話しても出ませんでしたのでそうとう没頭していたんだと思います。


16:24 いくら日が伸びたといっても場所によって徐々に日の当たらない場所ができてきました。
着信に気づいたワイフから電話があり概ねの待ち合わせ場所を決めます。


アセビのマゼンタ色。緑とは補色の関係でとっても目立ちます。


再び真鍮の懐中電灯を取り出してみます。ペンキが塗られた手すりは雨風でマットになっていますが光の当たり具合によって鈍く光ってくれました。

葉っぱのない枝を撮っている人影を発見します。ワイフでした。


既に咲き始めているユキヤナギもありましたが赤いプクッとしたのが可愛らしくて蕾を撮ってみました。小ちゃいお皿に盛られた小人さんのデザートのようなかんじでした。みんなワシワシとしがみ付いて口の周りを真っ赤にしながら人の話も聞かずに食べるんだと思うと少しおもしろいかも。。


今度はポケットから南京錠を。。ではなく。。。公園内で働くダイヤル式の南京錠が妙に眩しく感じたので撮ってみました。亜鉛合金のダイキャストでしょうか。


うつむくお花といえば。。。クリスマスローズ。花期はクリスマスが終わって年をこして「まだぁ?」の今頃になります。咲いてしまうと待たされていたことなんて忘れてしまう可愛さなんですけどね。えっ?そんなことには興味無い?。。そうですね(笑)


山手234番館のプランターには多肉くんたちがニョキニョキしていました。こちらの洋館は多肉くんも含めていろんな子たちを季節に合わせて育てて訪れる人たちを楽しませてくれています。


こちらはビオラくん。正面から見ると梅干しを食べたようなおじさんのような顔をしているような子もいるんです。そういえば。。。梅干しは昔はあまり好きではなかったのですが今はおいしいなぁと思うよになりました。もちろん酸っぱいのは「スッパ〜」という顔になりますけどね。


ハボタンかと思うのですが浮き上がる葉脈は薄い葉っぱ。光を通してみるとなかなか綺麗であります。冬の間は色合いを添えてくれる貴重な存在です。


ガビガビガビ。。。横浜外国人墓地の生垣はさっぱりと剪定されていました。夏は濃い緑色が茂りセンニンソウがワラワラと絡んできます。


16:44 西の空。ヒコーキ雲から派生したと思われる巻雲が空にシャーシャーと流れていました。ちょっとオレンジ色入ってきました。

先を行くワイフが生垣を指差してニコニコして待っています。で、冒頭の写真の現場に出くわしました。


街灯とお月さま。上空はまだ青い空が出ています。


お日さま柱の後ろに隠れてもらい、色がのるようにアンダーでとってみました。コブシの蕾は固く開花はまだまだ先のようです。日没まではまだ時間がありそうです。

ここで足元をみて思わず声を上げてしまいました。


16:47 なんと。。。ハナニラさんたちがコンニチハしています。
森のなかまにとっての春の訪れは彼女たちと再会から始まります。ということはこの時間から森のなかまは春に入ってしまいました。


人間1日過ごせば色々ありますが、もう一気に良いことだらけの1日になってしまいました。

「会って早々なんだけれど。。。後ろ撮ってもいい?」
「もぉ。。あいかわらずサイテー。ふふ」

森のなかまの春がはじまりました。


スプリングエフェメラルには数えられていませんが、森のなかまにとっての春の妖精さんなのであります。


ピピッ。なんだか森のなかまのネコセンサーもよく働くようです。そろえた前脚とフカッとした毛並み。。そういえば。。。先日意を決して飛び込んだ資生堂のお店で購入した「クレ・ド・ポー・ボーテ ル・コトン」みたいです(笑)

コットンとしては超高級品。50歳を過ぎると若い時みたいに無理も出来ず毎晩寝る前のお肌のお手入れはかかせ。。。ということもなく。電子タバコのリキッド供給、保持の材料として伝説的な性能を発揮すると先人たちの伝えを聞いて購入しました。

それなりに経験を積んできた50歳です。最初は店員さんと軽いお喋りを。。と思ったのですが辺りは女性だけ。だんだん怖くなってきました。そして。。

あのぉ〜。たのまれたんですが

とハナから完全降伏してしまいました。。。
でも、おかげさまで。。とてもしなやかなコットンで性能、味ともにゴキゲンです。


16:58 あっ。。。開店が17時なのに遅刻してしまう。。。とはいってもなんだかノンビリした炎のような葉っぱくんがいます。ドドナエアという名前だそうです。


数分遅刻してしまいましたが(笑)三日坊主さんに出席です。なんだか聴きやすい曲が流れていたのでジャケットを拝借。Paris Matchというユニットだそうです。
アパートで視聴してみて「to the nines」というアルバムを購入してみました。ばんばんリピートで回しています♪

それでは!
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フラり横浜美術館

2018-02-25 16:59:53 | デフォ
4年前に会った彼女の一族と出会います。

朝夕は寒いですが少しずつ暖かくなっているのを実感。。。そして花粉の来襲を確実に感じています。3月は激しそうです。いかがお過ごしでしょうか。



11:29 今週のハコベさんです。みんなまだ寒いのにい気付いたのか出ているこは少なく見つけるのが大変なくらいでした。

ワイフは月末の勉強会。いつもだと日吉駅で待ち合わせるのですが今回は川崎で勉強会なので待ち合わせは横浜になりました。森のなかまは横浜で済ませなければならない使命を課されています。


おぉ。。カタバミくんを見つけました。黄色いお花をみつけるといよいよ春っぽくかんじられます。それにしても花粉が効いてきました。。。

森のなかまんちでは音楽プレーヤというと初代からiPodを使っていました。2013年にTouch型にしたのですが、OSのアップデートが進むごとに音楽プレーヤとして使いにくいなぁと思い始め、そろそろ専用プレーヤに変えてみようかと思ったりしていました。でも面倒くさいのでそのまま使い続けます。

しかし最近ワイフのiPod Classicのバッテリが寿命を迎え始めてきました。プレーヤとしてはこのモデルが気に入っていました。うーん。。面倒ですがそろそろ決断しないといけません。

ホントに面倒ですが(笑)。。調べます。。剛性の高いシャーシや独立したDACにアンプ。贅沢なパーツ。。でも実際聞いてみると高価なハイエンドでないと思ったほどでも。。そして。。えーっ。。今以上に面倒なことをしないといけないようです。。森のなかまが使えたとしてもワイフにこれを渡すとなると。。。ブルブル。。考えたくありません(笑)

というわけで、おとなしく第6世代のiPod Touchを購入しました。

こうして使命を果たしてワイフと合流しました。せっかくお昼時に横浜駅近くにいるのでFRIDAYSさんでハンバーガーを頂きます。お腹いっぱいになりすぎない様に1個を半分こ。ちょうど良いです。レッドオニオンが肉の味を引き立たせておいしかったです♪


13:51 みなとみらい駅から横浜美術館側の出口を出るとMarkisがあります。

「ねぇー。なんだろう?」のワイフの呼ぶ声。

モクレンが蕾を形成する途中のようなコブコブした蕾から下向きに赤い花を咲かせています。初めて見ました。画像検索でアタリをつけてみると。。ロドレイアというそうです。

最近入ってきたようなのでこれまで見たことがなかったようです。丈夫そうな木なのでこれから色々なところで見かけるかもしれませんね。



14:05 「もしゃもしゃしたリスだなぁ」と思ったらメレット・オッペンハイムさんの「栗鼠(りす)」という作品でした。

出かける前に横浜観光情報を見たところ一枚の写真が目にとまりました。

旅する根付:高円宮妃殿下写真展と 現代根付コレクション

これは行きたいです。。おそらくワイフも反対することはないでしょう。。


あーっ。。諸橋美術館でみた「腕のないニュートン」を調べていて横浜美術館が所蔵していると覚えていた「ニュートンを讃えて」が展示されていました。

「森のなかまさん。。。根付を見に行ったのではないの?」

と思われるかと思いますが、旅する根付さんはコレクション展か企画展のチケットが必要なためコレクション展「全部みせます!シュールな作品 シュルレアリスムの美術と写真」を見させてもらいました。


ニュートンの後ろに写っている巨大な作品の一部です。ダリの絵にはよくこのアリさんが登場しますが、これほど近くで見られたのは初めてのような気がします。影が不思議な位置にありますが、こういった違和感が少しずつ積み重なるところのリアリティが面白いんだと思います。


こちらも同じ作品の一部です。「パパいってらしゃ〜い」みたいにも見えなくないのです。かなり号数の大きい作品ですが細部にわたって繊細で見ているといろいろな発見があって楽しいです。


イサム・ノグチさんの作品。作品名を撮るのを忘れてしまいましたが、それほど一生懸命見てしましまいました。
金属板のエッジが出るように組み合わせてあり、表面は磨き跡を残すようにして色々な表情を魅せます。この写真ではマットな表面に見えます。


作品の周りをグルグルまわると巧みに配置された照明で様々なシルエットを見つけることができます。作品の制作意図とは異なるのかもしれませんが、クイズのように特定の見方に至ることが作品鑑賞の目的ではないと思っているので好きな様に魅させてもらいます。

コレクション展は基本的に写真の展示が中心になっていました。館内は全てフラッシュ無しなら写真撮影OKですが写真作品を写真に撮るのが苦手なのであまり写真は撮らず見るのに集中しましたが、イサム・ノグチさんのこの作品をみて順路を戻って収めてみたい写真を思い出しました。


本庄光郎(ほんじょうこうろう)さんの「光のコンストラクション」という作品。ヌードになりますので一応縮尺表示にしておきました。写真をクリックするといつものサイズになりますが嫌悪や不快感を感じる方はクリックしないでくださいね。

良い子に歳をとってきましたので最近は順当に近くが見えなくなってきています(笑)。この作品も最初は何だかサッパリわかりませんでしたが、近くに寄ってみると何がどうなっているのかを把握しました。

シカケがわかってハイおしまい。

という方もいらっしゃるかと思いますが、森のなかまはとっても気に入りました。ちゃんと写真を勉強している方とかはご存じなのかもしれませんが戦後の日本近代写真の黎明期に活躍された方のようです。


冒頭の写真の「バラの頭の女性」は一旦会場を出てから気づきました。半券を見せて再度見せてもらいました。


タイトルの頭部よりもこのポーズは鮮烈に覚えています。


ダリの作品なので当然なのですがダリの絵から飛び出してきたようなかんじです。もし動き出したらどんな風に歩くんでしょうね。興味は尽きません。


あとですね。。。こちら。。クレス・オルデンバーグさんの「反転Q」という作品。森のなかまの背丈くらいある大きな樹脂の塊が磨き上げられています。


今にもムニュムニュと形を変えて動き出しそうです。


館内の照明を映し出し様々に表面を変えていきます。屋外で見たらどうなんだろう。アパートの部屋のなかにあったらどうなんだろう。。とあれこれ想像しながら見ているととても楽しいです。


コンスタンティン・ブランクーシさんの「空間の鳥」。日本語名が形而上学っぽくなっていますが英名は「Bird in Space」とありました。
とっても細長い鳥さんですよね。どうやって飛ぶんだろうとか思ってみたり、目の前の作品が鳥として成立する空間に思いをはせてみました。

この後、旅する根付を見てきました。訪ねたところ写真自体の撮影はOKですが展示されている根付自体は撮影NGとのことでした。写真もとても印象深い作品でしてので見るのに集中させてもらいました。

我ながらなかなか良い展示を見つけたもんだと自画自賛なのでありました(笑)


15:18 こちらは。。。美術館の作品ではなく。。。Mark isという商業施設のエレベータ乗り場。珍しく待ち行列が途切れたので窓からの木漏れ日を撮ってみました。なかなかステキでした。
それでは!

P.S.
今月も夫婦揃って日本赤十字社を通じて義援金をお送りすることができました。現在受け付けている緊急救援は「平成29年台風第21号災害義援金」の受付が終了し6件となりました。来月であの日から7年が経とうとしています。

何かの折に検討してみて頂ければ幸いであります。
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青い月の先に。後藤由香子展

2018-02-18 17:50:59 | 横浜人形の家
最後の作品として紹介されていたマザー。

土曜日の午前中はあたたかったのに夕方から冷たい風が吹きはじめまさいた。いかがお過ごしでしょうか。


25分のくまさん。とってもかわいいです。

Bear 作り かお

わたづめ 10分
鼻のししゅう 15分
耳のぬいあわせ 6分
耳とかおの合体 8分
目つけ 5分

箱のうらにはこんなメモがつけられていました。


千年以上咲き続ける薄墨桜(うすずみざくら)と千年以上続くひなまつりをテーマにした「幻桜」という作品。後藤さんらしい作品だと思います。

横浜人形の家で行なわれている追悼特別企画 『後藤由香子展 ~時空を超えた愛の贈り物~』にやってきました。先週体力的に難しそうだったので次回に。。。と思っていたのですが電車にのっているとワイフが見に行くと言いだしたので、心の準備、レンズの準備もないままでした。今回も40mmで通しますがところどころトリミングしています。


染めにかんする覚書。「新聞紙ではなくセロハンやボードの上でかわかしたので色が濃いめ→そのため。。」といった細かい情報が管理されていました。

一応すべての作品を写真に収めてみたのですが、とっても長くなってしまいそうですし、そうすると書かなくなってしまいそうなのでテーマを絞ってみることにしました。なので、後藤さんの作品をたくさん期待されていた方にはちょっと物足りないかもしれません。ワイフが先に投稿していますのでよろしかったらご覧になってみてください。


子供の頃に祖父から渡された金つち。ひよこさんのシールがペタリンとついています。作業場でトントンとして遊んでいたそうです。


後藤さんが人形の世界に入られた頃いれかわるように亡くなられた祖父が遺した作りかけのおひなさまたち。もう一度命を吹き込むためにこの金つちをトントンして造られたのがこの「Dreaming 2011」なのだそうです。

震災後の街をみて、戦後の焼け野原で人形作りを始めた祖父思い出し、祖父は何のために人形を作り始めたのか、人形を作り続けるのかを考えていたそうです。その問いはご自身にも向けられていたのかと思います。


あっ。。こんな雛人形も作られていたんですね。その名も「森のくまさん」。
2015年の作品で「ヨーロッパでおひなさまに通じる生まれた時のプレゼントといえばテディベアがあります。ファーストフレンドと呼ばれなんでもお話しができる人生初めての友達になるそうです」と解説にありました。

「森のくまさん」はかわいらしいおひなさまですが、おひなさまを日本以外の人にも楽しんでもらいたいという気持ちで一杯。という表れなのかなぁと思うのでありました。


もう、あちこちにいるこの小鳥さん。かわいい。。チュピチュピ〜♪


いったい君は何なんだい?かわいいけど。。チュピチュピ〜♪


カネボウ KATEのアイライナーのCM撮影で使用された人間用の十二単(じゅうにひとえ)。もちろんCMで使用されたゴシックのお雛様も展示されていますが、ここからテーマを青に絞ってみたいと思います。


MANAという作品。殿姫ぞろいの人形としては最後の作品になるそうです。
後藤さんの作品というと黒を基調としたゴシック。夏の日の輝く様な白いかべ。春のミモザの黄色、やわらかいピンクなどを思い浮かべるのですが「青」はあまりなかったような気がしています(あくまでも森のなかまの印象です)。


とてもすっきりしたお顔立ち。落ち着いた暖色の照明だと少し青色が記憶色とことなったので思い切っていじってありますので実際の色合いとちょっと異なるかもしれません。

青色。小ちゃい頃は大好きな色でしたがある頃からあまり好きではありませんでした。が、雲の写真を撮ったり真鍮や銅に浮き出る緑青の色合いをみていると再び好きになりました。

写真をやりだすようになってから色温度という言葉を覚えたました。ものを熱していくとだんだん赤く輝き始めます。この色合いは発熱する温度で色が変わっていきます。温度がいよいよ高くなると青白く輝きます。

冷たく冷めた印象のある青ですが、生まれたばかりの恒星のように超高温を体現する色というのも不思議な気もします。

と、あまり。。おひなさまで見かけない青色について考えながら足を進めます。


さまざまな青の光に浮かぶ「マザー」はSEGAが運営するファンタシースターオンライン2の5周年プロジェクトで制作を依頼されたそうです


元となるマザーの設定も展示されていました。マザーはゲーム中に登場する月のキャラクター「マザー」のもう一つのストーリー「かぐや姫」として制作したそうです


台に施された紋様なのですが、キャラクターが纏う電気回路のよなモチーフのようです。緑青が発光するかのような色合い♪


着物もこのキャラクターがもつ電気回路のような模様を西陣織のパターンに起こし直すといったところから行っているそうです。
支える職人さんたちもすごいですが、最後まで突き動かすエネルギーもすごいものです。


鏡にはちゃんと緑青が出ています♪イメージを作り上げるためにもこういう小さなものにまで神経が注がれています。人形をつくりあげるというのはホントに総合的な技術力が必要なんだなぁと思うのであります。


とても現代的な顔立ち。現代に生まれてきた女の子たちが憧れ、毎年3月が待ち遠しくなる。そんなおひなさまたちなんだと思います。

そういえば。。。昔は女の子といえば「ピンクや赤が好き」と判を押したような時期もありましたが、ペールブルーとか初音ミクのような青色が好きな子もたくさんいますよね。

そっか。。後藤さんは全ての人が好きになっちゃえるように今までなかったおひなさまを一つずつ作り尽くしたいと思ったのではないでしょうか。なんということを思いました。


青ではありませんが。。。「源氏物語」という作品。中秋の名月の前日に亡くなってしまった紫の上。「お話では叶わなかった2人だけのまぼろしのお月見です」と解説がありました。

森のなかまは男の子ですが。。歳がいってきたのか。。最近この手の話に滅法よわくなりまして(笑)。。部屋に合う合わないは別にして。。。こういうおひなさまは胸ときめくものがあるんだと思っちゃっています。


会場を出るときにあの小鳥さんたちが何者なのかが判明しました
何から何まで。。おひなさまとおひなさまが好きな人が好きだったんですね。

ご冥福をお祈りします。

それでは!
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週末の真鍮

2018-02-16 21:00:49 | 色変わりする金属たち
ギザギザ再び

寒いですが徐々に暖かくなっていくんだなぁ。。でも花粉がすごそうだなぁ。。と。憂いても仕方ないですね。いかがお過ごしでしょうか。


遅くやってきたバレンタイン。といいますか。。せっかく食べるならバレンタインが過ぎてからのほうがいいよね。と本日やってきました。


もう。。。お腹のなかに入っちゃっているんですけどね。。おいしかった。。


食べてしまってもそばにカメラがあります。せっかく週末なので色づいてきた真鍮たちを撮り始めてしまいました。


真鍮でなくて銅ですが、Oros Stealth Copperは赤紫から皆既月食のような色合いになってきました。


40代最後にして購入したウロボロスの彫り物がはいったもの。。人生どうなるのかよくわかりませんね(笑)


こちらも銅ですが去年もケーキと一緒に撮っていました。。進化していないというか。。。なんというか(笑)
こちらもブドウジュースのような色から落ち着いてきました。


ピッカピッカに磨いてからそろそろ2週間が経とうとしています。直線で削られ有機的な要素はなく細かいパターンの反復のカタマリ。とっても男の子ちっくだと思います。


真鍮や銅は放っておくと勝手に色合いが変わってしまいちっとも貴金属ではありませんが、男の子にとっては宝物なんだと思いながら楽しんでいます。

それでは!
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イギリス館のバレンタイン

2018-02-14 20:50:02 | デフォ
まだ3月でないのにドキドキのうさぎさん

今週は月曜日が旗日だったのでもう水曜日です。「あちゃーっ」やら、うれしいやら。。いかがお過ごしでしょうか。
本日は先週土曜日におさんぽしたときの続きです。例によってお腹をすかせながら歩いていました。ぺこぺこ。


イギリス館ではアトリエAndanteさんによる「こころときめくsweet valentine 2018」は2/16まで行われています。入場は無料です。


ハロウインの時は魔女たちがやりたい放題していましたが、今度はうさぎさんがハートと花びらをもってきてやりたい放題です。


イギリス館には入れ替わり立ち替わりいろんな子たちがやってくるようです。


16:32 南のレースカーテン。ちょっと時間が遅くなってしまい雲も出てきたのでグレイのグラデーションですが季節や時間ごとにいろんな色を映し出しそうです。


誰が見てもシャンデリア。とってもゴージャスの代名詞ですよね。アパートにあってもヘンですが洋館で見るとしっくりきます。


鏡台近くの電気スタンド。シェードがカットする光の影もやわらかいです。こういった照明をみるのは旅行で泊まったときぐらいでしょうか。


鏡台に映った照明も撮ってみました。適度に暗がりを残すくらいの明るすぎない照明は落ち着きますね。暗くなったら人間は寝ると。。


森のなかまが気に入っている丸い窓。説明を読むと。。元来イギリスではレンガなどを積む組積造(そせきぞう)が基本で窓はアーチ型になるそうなのですが近代になってコンクリートを使うようになってこういった窓が作られるようにもなったそうです。


なんだか赤い木肌です。地衣類が住み着いているのでしょうか。


門のツガイ。真鍮や銅とも違う佇まいがあっていいですね。なんだかで時間を感じられるような鉄モノを手のひらの上でシゲシゲと眺めわしたくなります。

久しぶりなので園内を歩いてみます。


このモシャモシャの葉っぱ。。ハナニラさんたちが寝床をこしらえています。もうすぐ会えそうです。


霧笛橋の階段を登ります。滑り止めがワラワラとならんでいました。単焦点レンズをカメラにつけているとこういったものを撮りたくなってしまいます。


文学館の梅。控えめにパラパラと花を咲かせているのが好きな木です。


どんよりとするベイブリッジ。この日は夕方から雨が降り出す予報でした。


みんな北(左)に頭をむけているのでハクモクレン。磁石の木とも言われたりするようですので毛皮のコートを着た蕾をみつけたら向きを見てみてください。

さて。。そろそろ時間も良い頃です(笑)


カレー!カレー!
三日坊主さんにやってきてしまいました。グズグズにほぐれた飲み屋さんのチキンカレーです。抗えないですねぇ。。


よいマグロが入ったとのこと。中トロ丼を頂きました。口の中で溶けるんですねぇ。。やはり。。抗えないですねぇ。。

それでは!
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