森のなかまと楽しい10Holes

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まとめ:ハーモニカのお手入れについて
まとめ:ハーモニカの調整について

申し訳ありませんが現在ハーモニカ調整に関する技術的な質問にはお答えしておりません。質問して頂いても無視することもありますので予めご了承ください。

最近お手頃なチタン製ピンセット

2024-07-21 17:28:35 | 道具
こういうものを摘むときにあると、ストレスが少ないチタン製のピンセット

金曜日は森のなかまもWindowsのブルースクリーンを経験しました。最近のOSでブルーバックをみるのも久しぶりだなぁと思いながら陥るリブートループ。
段々と周囲が騒がしくなり、周囲をあるくと至る所でブルースクリーンでした。

CrowdStrike社の声明をみると、色々と言いたいこともありますが、まぁ飲み込みます。
それより、Falconを採用している企業は、大抵BitLockerも運用しています。リブートループで、既にロックアウトになり回復キーが必要になってしまったユーザ多数。全面復旧はいつになるでしょうか。


森のなかまが所有するチタン製のピンセット。混じりもんがなければチタンは磁気を帯びないので、ステンレス製のバネ棒などを摘むときに、変にくっつかずにスムーズに摘めます。

え?ステンレスは磁石につかないから偽物では?
いいえ、磁石につくステンレスもあります


チタンをこんなに緻密に加工するんだから、さぞかし高いんだろうと思ってしまいますが、なんと730円でした。どうかしてます。3種類あり、Type-A,Bの二つを購入しました。

加工はとても綺麗だと思います。さすがにアルコールをつけた綿棒などで拭くと、それなりに黒っぽくなりますので、気になる人は洗剤とブラシなどで洗浄してください。
「洗っていないので返品したい、星ゼロ、中国製は」みたいな事を言われるかたは。。まぁ、ご自身が想像していたクライテリアと一致さなかったというだけかと思います。森のなかまは破格と考えます。


こちらのものとか、少ない力でパシっと挟めます。噛み合わせがよく、産毛とか摘んでツンツンすることもできました。

さっきから、変な紐みたいのが写り込んでいます。


こんな感じで、先端を開かないように押さえて、かつループ紐にしています。
先端が開かなければ、EDCしたいという人には良いかもしれません。どれだけ需要があるかはわかりませんが。


先端を押さえる輪っかですが、一般的な二重止め結び(Overhand Loop)でもよいのですが、綺麗に任意の大きさを作るのは結構むずかしいです。


結び方を知っている方は、つゆ結び(Snake knot)だと綺麗に任意の大きさを作りやすいかと思います。


こんな風に、ターゲットより少し小さい直径のものに巻き付けながら作って、あとは現物に入れて、クイクイとやるのがよろしいかと思います。


EDC目的でつくられているのか、ストラップホールがありましたので、紐の端を交差して差し込み、あとはテグス結びにしました。
人類に生まれてきたのなら、テグス結びは覚えておいても損はありません。


ストラップホールで紐がクロスしているので、先端の押さえを外したら、使いやすいように紐をスライドできます。ループに小指などにかけてしまえば、プラプラせず、落下防止のランヤードとポジティブに捉えることもできそうです。


関係ないですが、今年初めてのスイカ。例年になく美味しく感じます。

それでは!

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YouTubeの自動翻訳字幕

2024-04-21 13:49:35 | 道具
先週作りかけていたスマホのフィンガーストラップを土曜日の午前中につくりました。慣れている方からすると他愛のないものですが、たのしいです。

世界中の色んな言語の方が、情報発信をされている時代。YouTubeで色々なことを見て学べます。マクラメ初心者の森のなかまも見ています。

書籍には書籍の良さがあるのですが、結び方以外に、指の動きとかを知りたいときとかは、動画をみるのと、そうでないとでは、全然です。

で、動画をみるときに、基本音声は聞かない。何故なら知らない言語だとチンプンカンプンだから。でした

職場で、Microsoft Teamsを使っていると、議事録の文字起こしとかできる時代。しかも、日本語で喋ってるのにデフォルトが英語に翻訳されているので、わざわざ日本語に切り替えていたりするような環境が、身の回りにあたりまのようにあります。もしかして。。と思い、YouTubeの歯車アイコンをクリックしてみると。。ありました。



1. 歯車アイコンをクリック。字幕をクリックして「XXX語(自動生成)」をクリック。これで、ネイティブの字幕が表示されます。
2. 歯車アイコンをクリック。字幕をクリックして「自動翻訳」をクリック。
3. 翻訳可能なリストが表示されるので選択(日本語は一番下の方です)。
4. 翻訳された字幕が表示されます。

ネィティブの音声言語を文字起こしして、更に機械翻訳したものをリアルタイムに表示してくれるわけです。すごいですね。

もちろん、文字起こしも微妙なところがありますし、機械翻訳も妙な言い回しだったり、専門用語の翻訳が変かもしれませんが、そんなのは些細なことです。いずれ精度があがるでしょう。
鑑賞に耐えうるようなものを望むケースでは、オフラインでの作業(人による翻訳、校正などなど)=対価と待ち時間が必要になるかと思います。

これまで、作業を止めて喋っている時間は「きっと、何か有用なことを言われているんだろうなぁ」と思っていました。自動翻訳してみると。。。やはり。。とっても有用なことが語られていました。

言語という壁を超えて、必要な時にリアルタイムに他の言語に変換できる時代なんですね。。と遅まきながら思うのでありました。

便利な反面、自動吹き替えなども出てきているようで、よろしくないことへの適用される懸念などもあります。直情を誘うような情報には、ますます「一呼吸おいて考えてみよう」が重要になってきそうです。

とはいえ、趣味の知識が広がるのは、とっても楽しいことであります。
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nachteule とキズミの小道具

2024-04-07 15:48:52 | 道具
"nachteule"(ナハト オイレ)はドイツ語で「夜更かし好きな人」みたいです。ネイティブの発音はこちら

生まれて半世紀過ぎ。人並みに近くが見えなくなり、老眼鏡が手放せません。
腰を落ち着けて細かいことをするときは、作業用の照明を出したりもしています。
むかしより、作業前の準備とかが苦にならなくなってきたのは、多少大人になったこともありますが、こうしたサポート道具のありがたみを身をもって実感しているからだと思います。

ただ、作業用の照明も上から照らす分にはよいのですが、光が届かないところとかもあります。まどろっこしいいの勘で行ってしまうときもありますが、そういかない時もあります。まどろっこしいですね。


こちらは、リチウムコイン電池2枚に、ダイレクトドライブで5mm砲弾LEDを光らせるものです。クリップでメガネの柄をはさむだけで、ハンズフリーの手元用の照明が手に入ります。

いろんなところで購入できますが、中国の雑貨、ガジェットを販売されているONE DAZEさんで、クリップLEDライトを購入しました。
2個で430円。送料は200円。送料込みだと他と変わらないですが、他のものを一緒に買うなら、こちらのお店は結構良心的なお値段。今回は「指先ミトン」というものを一緒に注文しました。レンチンして熱いお皿とか平気の平左で確り持てるすぐれもの。


目の近くで使うものなので、光が漏れてこないように、遮蔽する部分があります。本当に簡素なものですが、これで眩しくないのであります。


クリップは汎用的なものです。 1cm幅くらいのものは挟めます。
ゴムなどは付いていないので、極度に傷を嫌うフレーム素材などに使うときは、ビニールテープなどで養生してあげてもよいかもしれません。


古本屋さんで手に入れた、林静一さんのジャパニーズ・ウーマンの見開きを見てみます。昼だろうと何だろうと真っ暗なトイレの中です。古い方ならご存知の青っぽい色のLEDですが、作業用には支障はないかと思います。お手軽に、メガネ、老眼鏡にセットして、ハンズフリーが実現できてしまいます。


ちなみに、LEDは、こんな風にリード線を曲げているだけです。手持ちの高演色LED 照射角30度のものに付け替えてみます。


色合いが自然になり、画集の鑑賞にも耐えるくらいになりました(感じ方は人によります)。
このLEDは、かつては、メーカーさんから100個単位で購入できたのですが、いまは1000個単位での販売になってしまいましたようです。とはいえ、Yahooのショップさんでは、バラ売りしてくれているようです。おそらく照射角は60か80度かと思われます。今回の用途には、30度は狭すぎたので適切かと思います(今は30度は販売されておらず、何かの手違いで販売された感があります)

これは、メガネだけでなく、キズミにもつかってみたくなります。
以前作った「くしゃくしゃコンパクトなキズミホルダー」に付けてみると、もう少し幅が広いほうが良さそうでしたので、マイクロコードで平結びにしてみようかと思います。


90cmの芯紐2本。編み紐は90cmを4本。外径3mmのシリコンチューブがあったので、芯紐の中央に配置。チューブの端を、つゆ結びを2回ずつして固定します。
あとは、平結びをひたすらやります。90cmの編み紐で15cmくらい編めます。


15cm編んだら、芯紐の片側を切ります。今回は切断前に、一回ひと結びしましてみました。焼き止めで、もう一方の芯紐を溶かしてしまいそうな方は、見てくれを気にしなければ、こんな風にしてもよいかもしれません。


短い平結びでスライダーを作ります。気の迷いか、末端には真鍮ビーズを通しました。


出来上がるとこんな感じです。シリコンチューブのおかげで、摩擦でキズミを押えてくれるので、脱着の際にスルッと落ちてしまうことがほとんどなくなりました。

これと、LEDライトを組み合わせると、非常に快適で、トゲ抜きとか非常に快適です。

というわけで、この手のライトが非常に気に入り、準備は整いました。
5mm砲弾LEDとしては高額のため「どうしようか?」と悩んでいたものが、たまたま10%オフ。導かれるままに購入しました)。


nachteule(ナハト オイレ)は夜のふくろうさん。

かつては、CR 1/3という特殊な1次電池で販売されていたもの(nachteule "CLASSIC"で今もあるようです)が。USB充電式になり"nachteule+"となったようです。
日本国内で販売されているものは"+"の表記はないようですが、気になる方は付属品にUSBケーブルを確認されるとよいかと思います)。

充電時間90分と、無理な急速充電はしないところが「ドイツらしい」ですね。
およそ3時間くらいのランタイムです。多分1次電池の方がランタイムは長いのかと思います。

欧州らしく全て紙のパッケージです。フィルムによるシュリンクもありませんでした。最近の解体するのに大変なガジェットパッケージに辟易している森のなかま的には、これで、いいんだと思いますよ(あくまでも個人の意見です)。


こんな茶目っ気があったりします。


"TYPE-C以外のコード許せない"と、Micro-Bのケーブルを全て処分してしまった方でも使えるよう、Micro-Bのケーブルと、メガネがなくても使えるように、滑り止めがついたバンドと、マニュアルが付属します。これらが、効率よく収まるパッケージングであります。


小っちゃいので、こんな専用のケースがあります。これなら、ゴチャゴチャとしたバッグの中にいれても壊れたりしないです。
家で使う分にはケースは不要ですが、旅行に持って行くなら、こういう丈夫な専用ケースがあると安心かと思います。旅行先でも読みながら寝落ちしたい時を叶えるグッズって意外にないもんなんですよね。至れり尽くせりであります。


ウレタンの梱包材みたいのが貼られていて、そこに適当に刺すだけというシンプルなものです。「こういうのもアリか」と最初は思いましたが、こういうので十分なんですよね。


クリップの内側には丁寧にゴム材のようなものが3ヶ所貼られています。メガネも傷つけず、確り固定されます。
あと、お分かりのように、ボールジョイントで自由に向きを変えられます。軽いので、ズルっと一がずれてしまうこともなく、慣れれば、メガネにつけたまま、片手で向きを変えられます。


かなり、ぞんざいな写真ですが、老眼鏡につけるとこんなかんじです。「つけてます」感が比較的少なく、「へんな人」感も少ないと思います。
製品名が正立する付け方だと、スイッチが下にきて、クリックすると点灯、もう一回クリックすると消灯というシンプルさです。USB端子はキャップなどはありません。


ピンちゃんに登場してもらいましょう。
メガネをされている方でしたら、特に苦もなく、勇気を振り絞る必要もなく、暗がりで自由を一つ手に入れられます。
レビューをみると、運送業の方で、「暗くなってから不在票を書く時に便利ですよー」という方もいらっしゃいました。

横になってゴロゴロして本読んだりしてみましたが、ヘッデン、ネックライトには無い快適さであります。


ちなみに、こんな感じになります。


参考:クリップLEDライト(オリジナル)、クリップLEDライト(高演色30度)、nachteule。

写真だと分かりにくいですが、nachteuleは赤の出方とかを細かくみれば、高演色ではないことがわかりますが、このライトに要求されている目的を考えれば十二分なものかと思いますし、多くの方が満足されるのではないでしょうか。個人的には価格に見合った、良いLEDを選択されているなぁと思いました。

「クリップLEDライト無駄になっちゃったね」

と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、球替えをする楽しみや、nachteuleの電池切れした時のバックアップなどを考えれば、無駄にはなっていないと思います。

また、明るさの感じ方には、かなり個人差があります。どちらの製品も同じような明るさなので、最初にクリップLEDライトを試されて、これくらいの明るさなら大丈夫。とても気に入ったので充電式で、気合の入ったものを使いたいというのであれば、nachteuleを検討するのが、もっとも経済的なルートではないかと思います。

森のなかま的には、nachteuleを2つ体制が、一番よろしいかと思ったりしていますが(笑)


さて、自作のヒモに戻りますが。。赤いのが前回つくったものです。シリコンチューブがついた分、見た目の違和感があります。最初はこの部分をライン結びにしようかと思いましたが、シリコンチューブのグリップ力の魅力にはかなわないでしょう。あるいは、マジックテープなどで固定するというてもありますが、キズミを単体で使う時も多いので、こんな方法におちつきました。


平結びしたところにクリップを挟みます。ただの紐よりも、硬さがあるのでライトを固定できるようです。


ピンちゃん。。どこ見てるの。。


キズミを使わなければ、こんな感じにヘッデンにもなります。付属のベルトでも同じことができますね。


クシャクシャにはできませんが、システム全体を、こんな感じにコンパクトにまとめることができます。レンズを保護してあげられれば、巾着とかに入れておきたいかんじす。

思った以上に快適ですので、キズミをよく使われる方は、あり合わせのもので作ってみてください。

シリコンでバンドで作って水洗いできるようにし、エーデルワイスの花柄とかのワンポイントでも入れて、ベルジョン、エッシェンバッハの名前が入れば、それなりの値段で出せませんかね(笑)


最後に、この手のライト。ウエラブルだけが能ではありません。こんな風にポーチにつけて一時的な照明にと、アイデア次第で色々使えるようです。

今回、ぞんざいな写真を随分あげましたが、黒いパーツが影になってしまうようなところは、老眼鏡の左側にライトをつけて暗部を持ち上げ、右手にカメラをもって撮影しました(ライトが右側だと、腕で影になるので)。

常に眼線の先を照らすことができる、小ちゃな相棒をお探しの方は、是非とも検討してみていただければです。

それでは!

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楽ちんなマユハサミとL型カミソリ

2023-10-22 17:35:36 | 道具
懐中電灯マニアに大きさがわかるよう、Eiggerを並べてみました。真っ黒ですね。

歳のせいか、眉毛が伸びるようになりました。前髪に触れると気が散ってくるので短くしたいですが、鏡を見ながらクシとハサミで切るのは、なかなか難しいものです。昔から鏡像の作業が苦手であります。

マユキリハサミを調べてみると、男の子心をくすぐるようなものも多数ありますが、適当な水準の仕上がりで「楽(らく)」をさせてくれるものを選んでみることにしました。


秘密のマユハサミ2way」。アマゾンのページではパッケージがわからなかったのですが、こんな乙女チックなかんじのパッケージです。興味のある方は、ドラッグストアなどでは、こんな感じのパッケージを探してみてください。


「早く眉を切りたい」と思うのですが、歳をとったせいか。。なかなか理解できない。。って、全部歳のせいにしてはいけませんね。。

説明図は鏡像でもなく、使用者を前から見た図です。頭がこんがらがってきます。手っ取り早く、右眉、左眉で、アタッチメントをどうセットするかが分かれば良いかと思います。


これが、右眉を切るときのアタッチメントの付け方です。
パッケージにも書いていますが「右利き」なのでハンドルが右にきます。


こちらが、左眉を切るときのアタッチメントの付け方です。
ハサミは、メーカーの刻印が入っているのが自分に向くようにしてください。


アタッチメントの片側はハサミの刃が入るように空いています。


刻印のある刃に、スジが切られています。アタッチメントの内側にポッチがあり、スジに添わせて差し込みます。
スジとポッチがうまく、噛み合わないと刃先がクシにぶつかって、クシを痛めてしまいますので、「刃先がクシに当たっていないか」を確認しながら差し込みましょう。

セットできてしまえば、クシで眉毛を掬い上げ、素人でもサクサクと処理できてしまいます。本当に楽チンです。

気の利いたケースがあれば良いのですが、手近にないため、最初のパッケージに入れて保存しています。

仕上がりや、切れ味を求める方は、不満があるかもしれません。それなりのハサミとクシ、そして技術を習得すべきかと思います。が、森のなかま的には大満足です。かなり心強い、頼れる道具であります。


冒頭の乙女チックな棒は、L型剃刀です。単4電池1本で高速に震えて、刃を軽く当てるだけで産毛などが剃れてしまいます。メーカーは「なめらかな音波振動」と謳っていますが、スマホなどでお馴染みのブーンという偏心モーターによるものかと思います。まぁ、適度に振動してくれるのです。
音はかなり静かなので「怖い」と抵抗を示すことはないかと思いますが、このあたりは個人差があるので、一概に言えません。

先ほどの、マユハサミでは手に負えないところなどを、チョンチョンと使うのに購入しました。体毛はもったいないので剃りませんが(笑)、試しに使ったら腕の産毛とかは、綺麗に剃れてしまいました。

技術のある方であれば、一つの道具でスッスとこなしてしまうのでしょうが、なければ適当な道具に頼るのは悪く無い考えだと思います。なにより、手軽さと収納性がありがたいです。


感心したのは、このスイッチとキャップのロック機構です。キャップが閉まった状態では、スイッチをスライドできません。
こういうシンプルで、物理的なロック機構をみると、いたく感動します。歳のせいでしょうか。


近所のドラッグストアで買ったとき、標準の赤い筐体の後ろに、「ティールブルーチックな綺麗なグラデーションのがあるじゃん」と手に取ってみると。。。セーラームーンシリーズでした。

半世紀を過ぎたおじさんが、レジにこれを持って行く姿は、なかなかのものかと思いますが、気にしても仕方がないですよね。

キャップにリボンのオーナメントが付いたおかげで、アンチローリング(転がり防止)につながっているのかと思います。こういった製品に求められる機能的なデザインは、何気にレベルが高い、と思うのでありました。

それでは!
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柄沢ヤスリ エクセレントシリーズ

2023-07-30 16:30:42 | 道具
個人差はあるかと思いますが「明日もがんばろう」と思わせてくれます

先日、柄沢ヤスリさんのシャイニーを紹介しました。
購入当初は「この目立てで、真っ平なヤスリだしてくれないかな」と思っていたのですが、思いのほか、カーブが使いやすい、応用がきくので、すっかり気に入っていました。

この、シャイニーシリーズは、爪やすりに関しては、三つのラインがあります。かいつまんで言うと。。

 PVCケースのシャイニー(以前紹介したもの)
 革ケースのシャイニー(ガマンしたもの)
 エクセレントシーズ(今回購入したもの)

他に、カーブがついた爪やすりで「スタンダード」がありますが、こちらはPVCケースで、シャイニーより、少し粗めで、わずかに短いようです

当初は、「折角だから革ケースのものを」と思いましたが、それなりにお値段があがります。おそらく腕のいい外注にだしているんだろうなぁと思いながら、エクセレントシリーズにも目が逝きますが、価格をみて、最初に購入するものではないと諦めました

その後オンラインショップをのぞいてみると、思いっきり背伸びをすれば届く範囲になってきました。もし、PVCケース版で気に入って、エクセレントシリーズを欲しいと思った時に「革ケースも一緒についてくるんだよ」と、自分に魔法をかけてみました。


茶、黒でもなく、濃いめの、ワインレッド臙脂色(えんじいろ)の革ケースに収まっています。このアングルから見ると、ヤスリのカーブを包み込む革が微妙なラインを描いていて、見応えがあります


鞘(さや)式で、スポッと差し込むタイプです。おそらく、革ケース版のシャイニーに付属するものと色違いのものかと思います。オンラインショッのエクセレントシリーズはなぜ、価格が下がっているのかと思い、再度紹介ページを見直したところ、ケースに「かぶせ」がない、のが違いのようです。


この形状をみるとSR-71ブラックバードを思い出します。縁のストレーキとか。。そういう世代なんです(笑)


先端部の裏側は、凹んでいます。結構厚くて硬い革を、こんなふうに立体縫製しています。
カーブをもつシャイニーをおさめるのに「素材を革にしました」的な、貼り合わせの筒で済ませない。価格が上がっても、それに見合ったものを出荷してくるところは、昨今あまりないのではないでしょうか?すごくステキな気概みたいなものを感じます。

最初は、かなりタイトでしたので、油(ラナパー)を2回くらい塗って、ゆっくりと馴染ませていきました。
あまり油を入れ過ぎると折角のケースが、柔らかくなり過ぎてしまいます。この先長いので、2−3日かけて持っていくくらいの気持ちで付き合い始めるとよいかもしれません。


チタンによるイオンプレーティング(おそらくPVDかと)で、ハンドル部分はミラーのような艶となっています。シリアルナンバーが入っています。そのまま載せてもよいのですが、妙な邪推を巡らせる方がいらっしゃるといけないので、一応一部にぼかしを入れています。


やはりといいますが、当然、コートなしのものと比べて、細かな仕上がりに気が配られています。


イオンプレーティングは、専門の業者に任せれば、費用もかかります。
外注から戻ってきた時点で、自社要因のエラー品が見つかれば、それなりの痛手になります。
価格帯も上位のラインであることから、面取り、磨きなどの工程数は、それなりに増えていくのかと思います。

妙な誤解が生じないように書いておきますが、キズミで見れば、それなりのものは見つけられるかと思います。製造中に様々な工程で、地金に細かなスレや傷なりは、当然発生します。あくまでも実用品としての爪やすりということは、認識しておいてください。

「日本製だから、このスマホケースを購入したのに、ケースの内側に少し傷があり、残念な気持ちになりました。商品管理を徹底してください」というような感想を持たれ、発信される方には、ご遠慮願いたいです。


とはいえ、こうして並べてみると、通常盤のシャイニーも機能面では全く遜色はないかと思います


コートされている分、耐摩耗性は確実にあがりますが、切削力が明らかに違うというような事は、殆どないかと思います(あるかもしれませんが)。


今回「行け!」の後押しをしたのは、忙しい仕事がひとつ終わることもありますが、それ以上に、森のなかまを悩ませていた二枚爪が、一応完治した、個人的なお祝いの意味もあります。

楽天のレビューで「いままで、苦痛だった爪のお手入れが、この爪やすりのおかげで、ご褒美タイムになりました」と書いていた方がいらっしゃいましたが、森のなかまも日々そんなことを感じながら、シャイニーなり、吉田ヤスリさんを使っています。

爪やすりとしては、常識破りの価格ですが、ちょっと名のある筆記具や時計の普及機ラインの価格で、毎日毎日「やっぱり、いいなぁ」と思い続けられることを考えると、森のなかま的には、とても良い買い物だったと思います。

見て、触って、使って、とても、テンションがアゲアゲなのであります。

個人によって考え方は様々かと思いますが、良い道具は、そういうもんだと思っています。


手間のかかったヤスリに負けない、それに相応しいケースに収まるエクセレントシリーズ。

爪の手入れは、全てヤスリで行っている方に送ったら、気を失ってしまうかもしれない、ステキなプレゼントです。
PENTAXのカメラを使っている方でしたら、FA77をプレゼントされたくらいに、メロメロになるかと思います

しかし、「なんで爪の手入れにヤスリなの?」と言う方は、まず縁のないものかと思いますし、それは、ちょっと悲しいことですよね。


最近、仕事中は右手側に置いています。この姿が、チラッと目に入ると「早く、この仕事をやっつけて次の作業へ」という気持ちになります。不思議なもんです。

シャイニーで爪を手入れするのが、毎日のご褒美タイムになっているような方。エクセレントシリーズが気になったことはあるけれど、かつて見た価格で諦めた方。

自分用にと、わざわざ、商品ページを探して、カートに入れては「ウーン」と悩まれた文脈を持つ当のご本人にこそ、エクセレントシリーズは、過ぎた贅沢品ではなく、きっと毎日を支えてくれる、よき相棒になってくれるかと思いますよ。

それでは
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