森のなかまと楽しい10Holes

手のひらにすっぽり隠れてしまう小さい楽器10Holesについてボチボチと

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まとめ:ハーモニカのお手入れについて
まとめ:ハーモニカの調整について

申し訳ありませんが現在ハーモニカ調整に関する技術的な質問にはお答えしておりません。質問して頂いても無視することもありますので予めご了承ください。

115グラムの相棒

2022-08-17 14:29:00 | 色変わりする金属たち
つくづく、好きもんだなぁ、と思います。

El capitan brassがやってきて、早2ヶ月近くになります。真っ赤になったりしてくれた時期もありますが、今は少しずつ落ち着きつつあります。


有名なカード公衆電話。昔の電話機を見ながら、今の電話機を使ってもらおうという趣旨だったのかもしれません。2ヶ月程度の真鍮に圧倒的な貫禄です。


風が強い日が多かったので、あちこちに葉っぱが落ちていました。火曜日から仕事が始まった職場も多いようですが、うちの職場は有給3日強制消化です。平日の人が少ないなかを、ゆっくり散歩させてもらいます。


El capitan brassには、普通の単3アルカリ乾電池を入れています。重さは115グラム。不自然なくらい重いのは、真鍮製だからです。

EDCと一口にいっても、人それぞれです。好きなものを持ち歩いているだけなので、森のなかまセレクトは、プレッパーの方が目指されるところとは、ベクトルが違うようです。


気持ちよさそうな木陰があります。小人さんだったら、日の当たるところ、当たらないところを出たり入ったり、楽しみたいところです。森のなかまでは無理なので、この子に入ってもらいます。


「El capitanを探せ」って、わかりますでしょうか。右上の丸です。立てた状態を真上から撮っています。


ハルジオンに似た花は、ペラペラヨメナという面白い名前の子。横浜に越してきてから、よく見かけます。暑さで結構参っちゃっています。


一番変色が遅いのがヘッドの付け根のあたり。ポケットに入れておくと汗とかで蒸れて、ベトベトになるので、2日くらいごとに、お風呂のシャボンでかるくながしています。風貌正面から流水を当てたり、浸水させると、コリメーター内に浸水してしまいますので、オーナーの方はご注意を。。。ってやりませんか。

変なハナシですが、懐中電灯としてほとんど使っていません。頻繁に使うのはStreamlight1 ProTac 1AAA。エネループプロを入れて41グラム。軽くて、丈夫で、間欠点灯ができて、素早く操作できる2段階調光。Lowは集光された8Lumenで、森のなかま的にはとても使いやすい。

1AAAの2段階調光なら、Lowは10-15Lumens、Highが60-140Lumens。
1AAAの3段階調光なら、Lowは10-15Lumens, Highが60-100Lumens,Turboが「限界まで」。TuboがHighの3段階調光でもよいのですが、Turboを通常調光のサイクルから外し、特殊な呼び出しにできれば、実質2段階調光というのがミソであります。売れないか。。。

いずれにしても、115+41 = 156グラムという、馬鹿げた、好きものの重さになっています。


レンガ積み風に見えるタイルで覆われた構造物に、西からの斜光があたっています。海沿いに近く、通る風は、少しだけ秋を感じたのは、暑さでやられているからでしょうか。


屋外で、El capitan brassよりも、ピカピカしているものを見つけました。ステンレス製の点字鋲。ガイドステップとも言うそうです。1986年竣工の構造物。最初から点字鋲があったのかは、わかりませんが、ステンレスってすごいですね。


数日前に台風がきて、緑や苔はまだイキイキしていました。


なんだか、面白くなってきて、いろんな場所で撮ってみました。この日の横浜の最高気温は35°くらいでしたが、先日作った「蒸れにくいハズのカメラストラップ2」のおかげなのか、「あれやってみよ、これやってみよ」という余力が出てくるのでありました。

蒸れない事もあるのですが、軽く伸縮するので、歩くたびに来る、ズシズシが和らげられる効果なのかもしれません。そういいえば、一眼を手にした頃、重さになれず、ネオプレーンのカメラストラップで随分楽になった覚えがあります。でも、蒸れるのと嵩張るので、次第に使わなくなりました。KBK bar編みは、良いところどりになるでしょうか。。


岩タイルの間に埋もれているカタバミたち。もともと、好きな被写体たちですが、こうしてお気に入りの子と撮ると、普段とは違った楽しみです。


プラタナスの実が落ちて、バラバラになっています。以前と違って、砂利のようなもので覆われていました。はて。。


屋外にある階段の遺構。人生をエンジョイしたい人たちの多くは、階段を見つけると、キョロキョロ人がいないことを確認しては、この上に登って、何かしらのポーズを決めます。そんな場所です。森のなかまもキョロキョロして、この写真を撮りました。


冒頭の写真を撮った場所です。植物たちに埋もれて数年を過ごせば、もっと違う姿になるのかと思いますが、こうして来訪者として迎えてもらうのも、悪くないかと思いました。

2022年の夏休み、もうすぐ終わりです。

それでは!
コメント (2)
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スーチョワンバーラル

2022-08-14 22:06:53 | 毛が生えてたり丸いもの
うーん。かっこいい。

最近ワイフが、野生動物を移すライブカメラをよくみています。仔象が「どろあそびだー」みたいに、バシャバシャやっている姿は、仕事で病んだ心を癒してくれますが、ギリギリまで追い詰められている時は。。。

世界のライブカメラ(動物)
Africam – Tau

ワイフは趣味で、動物の絵を描きますが、参考にするものが必要です。昔なら、図書館に行って図鑑。いまは、ネットで画像検索。
さらに、ライブカメラなら、日本の図鑑には紹介されていないような、(失礼な言い方ですが)地味な草食動物などが、いろんな姿を見せてくれ、停止して、(解像度は低いものの)拡大してみることだって出来てしまいます。

というわけで、普段あまり見ることの出来ない、草食動物を夏休みに見てみたいことで、金沢動物園のホームページを見ます。お目当てを見つけたようです。


スーチョワンバーラルバーラルの亜種。。といっても「おうっ!バーラルなんだ」という方も少ないはずです。夫婦も知りませんでした。

四川省(スーチョワン)に生息するそうです。岩場などで生活することから、中国では「岩羊」と呼ばれるそうですが、ウシ科なのだそうです。
後退角翼のようにツノ。敵を攻撃するよりも、相手の攻撃をいなすのか、それとも雄同士で、大きさをきそうものなのか。。。すごい立派です。


うーん。カリカリ。。コリコリ。。。森のなかま夫婦が目撃したのは、どうみても、痒いところをかいているようにしか見えません。その証拠に。。。


カリカリ。。コリコリ。。の後に、ウットリした目をしていました。夫婦の予想はあてになりませんので。。。


一頭、すっごく高いところにいるのを見つけました。どうやって登ったんだろう。。


300mmのズームレンズで迫ります。なかなかに凛々しい姿です。


ワイフとあとで、カレーライスを食べながら、この時のイメージを話しましたが、二人とも、「もののけ姫」のシシ神さまが降臨していたようです。


お尻をむけると。。何か輝くものが。。。あーっ。おしっこです。写真を拡大したら、コロンコロンしたものが空中で止まっていました。
ワイフ曰く、敵に居場所を特定されにくいように、崖から排泄するのではないかと言われ。。うーん。そうかも。。と妙に納得します。夫婦の言うことですので真に受けないでください。

ワイフには悪いですが、300mm望遠の光景を、一人堪能させてもらいました。
さっきまで、名前も知らなかった生き物ですが、出会えてよかったなぁ、と思う夏休みなのでした。

我田引水ですが、先日こさえた「蒸れにくいハズのカメラストラップ2」、蒸し暑い1日でしたが、なかなか快適でした。

それでは!









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蒸れにくいハズのカメラストラップ2

2022-08-13 18:22:51 | 工作
ウーちゃん。試練の夏。

6月後半にKBK Barという編み方で「蒸れにくいハズのカメラストラップ」というものを作りました。使ってみると意外に快適でした。
幅広で、柔らかく、多少伸縮性もあり、一眼レフのように重たいものを首からぶら下げても、比較的体への負担が少ないように感じました。おまけに、狙った通り、蒸れにくいようです。贔屓目なのかもしれませんが。。。


下が、最初に編んだもの。上が今回編んだものです。本人的には、少し綺麗にできて、とても嬉しいです。使い心地は同じなんですけど。

芯紐をピッタ合わせて編む、平編みと異なり、KBK barは、芯紐を適当に離して、並行を保ちながら編みます。ベルト2本を編んだ時は、並行を気にしながら、芯紐を引っ張ったりしましたが、よほどの情熱がないと面倒です。

芯紐を離した状態でクランプするような、大きいクリップがあればよいんですよね。でも、たいてバカでかくて、力が必要なもので、なんとなく敬遠していましたが、夏休みに入る前にネットで調べてみることにしました。

マクラメ クリップ

先人たちの知恵は借りるに限ります。


アミドクリップ。色んなものが出ています。諸条件で選べばよいかと思います。
。握力の少ない方でも、さほど苦もなく開閉できるようなものです。


こんだけ空洞があれば、色んな幅に使えそうです。


こんなふうに使います。2個で500円くらい。最初は一個で良いかな?と思いましたが、マクラメボード(コルクボード)に紐を固定するのにも使え、べんりべんり♪


両端をループにしているので、中央に寄せることは出来ませんでしたが、コードを締める時に、コード同士の幅が狭まるので、さほど問題にはなりません。これまでに、比べて格段に編みやすくなりました。


芯紐の並行に心血を注がなくてもよいので、編み紐が捩れないことに注意を向けられます。
ループを通す時は、右側のコードのように途中から引っ張り出すと綺麗にいけます。
コードは、金属のカタマリと違い、しなやかで、あちこち曲げられます。おかげさまで、編むことができるわけです。
ただ、太さという物理量があるので、無理に曲げれば、表面にシワがでたり、自然なカーブにならなかったりします。

今曲げている箇所から遠く離れたコードの端から、力をかけたり、動かしていくと、どこかで無理な力がかかってしまいます。なので、こんな風に扱うと良いらしいです。

緊密に連携しているチームに、部外者が入ってきて、御高説をたれ始めても、あまり良いことはありませんよね。そんな風にお思いください。。


KBK barの編み終わりは、大抵平編みになります。離れていた芯紐が、アチチになります。


「ロックするぜ!」みたいに、KBK bar編みの部分に寄せて、カチカチに固めても良いのですが、今回はやんわり止めました。

右側に出た、黒いコード。これを切って、焼き止めをするのですが、焼き目が表に出るのが嫌だな。。と思う場合。。


黒のコードを緩めて、黒のコードに差し込み、再び締めます。


コード端を引っ張ると、こんなふうにコード端を、裏側に逃すことができます。知っている人には、当たり前のことですが、森のなかまが、これを知ったのは、数ヶ月前でした。


初号機です。矢印の先が、捻れてますよね。作り直した1番の理由がこれです。
森のなかまが、知っている両端にループを作る編み方の新しい方法でやったのですが、下手っぴなのか、締めると捻れてしまいます。

技術がなければ、やり方を変えればよいだけです。そこで、捻る心配の無い、初期のやり方にしました。


初期のやり方にも、良いところはあるのですが、片方のコードの色を変えるのに、良い方法を思いつけていません。今回は、こんな風に逃げました。

黒いコードにスイッチしますが、水色の矢印のところが端になります。プランプランとヒマそうにしています。黄色い矢印に入っていた、色変えをしたコードを、マゼンタに逃します。裏側で焼き止めするのと、黄色の矢印の部分の膨らみを抑えるためです。これも、裏側に行くので焼き止めの跡が裏側に回ります。
最後に、申し訳程度に黒いコードの端を、黄色い矢印のところに差し込み、焼き止めで固定します。

「大事な一眼をぶら下げるのに、強度的に問題ない?」

と思われるかもしれませんが、カメラをぶら下げて、コードが引っ張らる箇所は、全て編み目で固定しています。引っ張られるほどに締め上がります。

この辺りを、考えるのが、面倒でもあり、面白いところなのでもあります。


べろべろ〜。斜めがけしてもパッド部を40cmにしました。全長90cm。黒が5m。水色が2mのコードを使いました。


外して折り畳んでも、暴れたりせず大人しくしてくれます。目の詰まった平編みでは、こうはいきません。この編み方、何気に好きです。


おまけです。かごめ結びといいます。リンク先は、先日紹介したブティック社の「結び大百科」の一部の内容を、無料で公開してくれています。
平面になっている状態を、指で、チョイチョチとすると、立体になります。
一度はやってみたいと思っていた、ガウチョノット、タークスヘッドという名称の編みになります。


磨いたら、ツルンルンになってしまい、今ひとつ使いにくくなってしまった、ステンレス版のNITEFOX e1。これの滑り止めになってもらいました。編み目の下にはビニールテープを巻いています。


太さ1mmくらいのマイクロコードを使いましたが、適当に胴巻きになってくれたようです。滑り止めの機能は嬉しいですが、かわいくなったのが一番うれしいでしょうか。


アウトドアブランドの半分くらいの値段でも、それなりにお値段がするチタンのミニカラビナ。でぶら下げてみました。軽くて、使用感も良好です。
もし、カラビナの仕上がりが菌くわないのでしたら、紙やすりとコンパウンドで磨けば、楽しい工作時間を楽しめます。

森のなかまのやったのは、ホントに簡単な入口の入口で、奥の深い編みのようです。新しいことが出来て、ちょっとウレシイのであります。


うーん。キャッチアイの入った、ウーちゃんは、初めてです。なで肩なので、ストラップは落ちちゃうけれど、いかり肩だと、狼男になってしまいますね。このままで良いかな。。

それでは!
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並列平結び6本の時計バンド

2022-08-07 21:05:09 | 工作
蒸れにくい時計バンドをご所望の方、こんなのはいかがでしょうか?

この暑いのに、腕時計をしている人がいるなぁ、と思うと、大抵アップルウォッチです。色んなデザインのものが多くて、とっても楽しそうです。色んな機能がついて便利なのでしょうが、基本的には、お気に入りのものを身につけるって、やっぱり楽しいんだと思います。

朝起きて、60cmくらいのパラコード切れ端をゴニョゴニョと編んでみます。


並行平結び6本を試してみました。前回編んだ、平編みのバンドも、それなりに、軽快なのですが、蒸れるには蒸れるので、スーカスーカした編みを探していました。


裏側はこんな感じになります。コードの配置によって3種類くらいのパターンがあるようです。


随分前に購入したブティック社の「結び大百科」。寝る前に読みながら落ちたいのですが、横幅があるため、ベッドからゴトンと落ちてしまい稼働率は低いですが、見ていて楽しいのは間違いありません。


コードの配置によって、どんな配色になるのかとか、自分で実験してみなくても、わかってしまう情報とか、至れり尽くせりです。

試し編みをして、あー、ここが芯紐なんだ。。とか、この辺の締め込み具合は。。などと情報を仕入れます。


太さ2mmのメルヘンスリムコードを使用しました。スタートはこんな感じです。ターコイズが90cm。オレンジが60cmです。毎回ですが、このスタートを作るのに手間取ります。


配色が思っていたイメージとちょっと違うのと、せっかく試作をしたのに、締め込み具合が強すぎるようです。写真だけ撮って、解きます。


ベージュと悩みましたが、オレンジを黒に変更しました。
編む部分が左右にスイッチするので、新紐はそれなりにテンションがあったほうが作業しやすいかと思います。原始的ですが、融通が効く、こんなやり方でやっています。


やれば分かると思いますが、赤矢印の部分のところは、ターコイズの結び紐を下に潜らせています。次の結びで、潜らせたのを元に戻すのですが、締める時は潜らせているとやり易いかと思います。

黄色い四角の部分は、編み目が一つの図形を描くように整えると、仕上がりが綺麗なようです。

そして、マゼンタの下向きの矢印は、黒の編み紐を下に、チョイチョイと引っ張っておくことを、お忘れずに。力任せに締め付ける編み方と違って、スーカスーカした編みは、気を配るところが色々あるようです。


他に良い方法があるのかもしれませんが、編み終わりは、平編みで1回で、こんな風にしました。


焼き止め部分は、肌と直接触れるところでもありますので、チクチクしないように平らにならします。
結構入り組んだところを焼き止めするのですが、デンタバで使っていたコイルが力を発揮してくれます


できあがりました。オレンジを使った時より、少し綺麗に編めたようです。回数を重ねれば、もう少し良くなるかもしれませんが、まぁ、それはそれで。


今回はバックルとの接続は、ひばり結びにしました。この結びも、きっちり左右対称にしようとすると、奥が深いです。バックルは、紐通しの幅が10mmのものを使用しました。


スーカスーカしているので、多少は蒸れにくいかと思います。匂いが気になり出したら、外して洗ってしまったり、作り直せるというのが美点であります。

暑いけれど、腕にはめていたーい。NATOベルトも蒸れるよー。という方。この夏に、人とは違う個性的な時計バンドを編んでみては、いかがでしょうか。

しかし。。探りながら作るのって、楽しいです。

それでは!
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2022.8.2 なにげにうれしい帰り道

2022-08-02 21:58:39 | 毛が生えてたり丸いもの
額が白いのでハクビシンかと思ったのですが、タヌキなのかもしれない、夜のお友だち。

久しぶりの出社。30分刻みで仕事をあげていきます。数が多過ぎて、昨日やったことをわすれています。。。歳だ。。

タヌキさん(仮)。お互い疲れているとはいえ、まさか、こんなにのんびりしてくれるとは思わなかったので、無限遠で撮らずピントを合わせればよかった。と、思いました。
でも、結果的に、森のなかまが通り過ぎるまで、いてくれたのは、なにげにうれしいです。


会えたらうれしいなぁ、と、キョロキョロ。。。いました。カラスウリにしては早いような、キカラスウリかもしれません。どっちでも良いのですが、なにげにうれしいです。


最近見かけなかった、お月さま。本日は月齢3.4くらい。早朝から出ていて、そろそろ西へとお帰りです。森のなまと、お揃いです。いわずもがなの、なにげにうれしいです。

それでは!
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