森のなかまと楽しい10Holes

手のひらにすっぽり隠れてしまう小さい楽器10Holesについてボチボチと

ようこそ

まとめ:ハーモニカのお手入れについて
まとめ:ハーモニカの調整について

申し訳ありませんが現在ハーモニカ調整に関する技術的な質問にはお答えしておりません。質問して頂いても無視することもありますので予めご了承ください。

DOSUN S2

2012-02-26 23:25:35 | フラッシュライト
台湾のライトメーカ DOSUN(ドゥサン)のバイク(自転車)用ライトS2

チャリン、チャリン~♪うぉ~!

「鶴!」
「亀!」

と叫びながら下り坂のカーブを「バリ伝」よろしく走り回っていたのは高校生ぐらいでしょうか。。何でだよ~秀吉ぃぃ

森のなかま一家は昔から松戸市下矢切にある「シミズ自転車」で自転車を購入してきました。地元では有名な良心的な自転車屋さんです。

「おじさーん、ぱんくしちゃったー」
「おじさーん、ぶつけちゃったー」

高校に入り18段変速のブリヂストン MY ROADを買ってもらってからはチェーンの洗い方や色々と教えて頂いた記憶があります。
結婚してからもワイフの自転車や私の通勤自転車の面倒を見てもらったりと、まさに家族で面倒を見てもらっていました。

ただ横浜に越してからはワイフはヘルパーの仕事で電動自転車にのるようになったものの、森のなかまは「徒歩」中心の生活になりました。
毎日190段の階段を上り一日1万歩以上歩くようになってからベルト穴が二つも変わる程スリムになったのを良い事にパクパク食べていたら最近ポッコリしてきています。。ヤバいです(笑)。。


ハンドル用のマウントをはめているのでこんな感じに前傾姿勢になっていますが写真で撮るとなかなかカッコいいのです。

長々前置きをしましたがこのS2というライトは自転車用に特化したライトであります。
どのへんが自転車用かといいますと。。

まず、自転車のハンドルに取り付けるためのマウントが付いています。
そして。。。ここが重要なのですが。。

対向者を刺激しないビームパターンを持っています。


センターにLEDが付いているのですが、下を向いています。

一旦下に照射した光を綿密に計算されたリフレクターにより、本来上方に照射される光を反射し下方へと向けているのです。
車のライトは対向車を刺激しない様々なレギュレーションがありますよね。


なんだかバットマンのコウモリマークのような配光で、ちょっとドキドキしてしまいます(笑)。。
下方に盛大に光がまわり、上方には殆ど光が廻っていない事が分かります。


S2を壁に立てかけて壁に光が当たるようにしてみました。正面から見た時のバットマン配光がかなり素直で綺麗なパターンに見えます。


野外で使ってみます。路面を集中して照らし対向者が眩しいと感じるような光をカットしています。

最近は手軽に高輝度のライトが手に入るのは良いのですが、町中の使用でライトを水平、または少し上方に向けてしまう人も結構多いようです。
暗い夜道になれた目に突き刺すような光が飛び込んでくると致命的ではありませんが、かなりカリカリと来るものであります。
車を運転されている方からすると短時間でも視界を奪われると事故に繋がりかねないかと思います。

ということで、S2の配光パターンを知った時に

「これって徒歩でも使えるのでは?」

ということから購入してみた訳です。使ってみましたが水平に向けても上方への光がカットされるので対向者にあまり迷惑をかけずに遠方を照らす事ができました。
足下からちょっと先の路面を見るには実に使い易い配光なのであります。


ボディは樹脂なのですがヘッドは放熱を考慮して金属製です。
スリムでソリッドな感じがすることから、なかなか質感もよろしいのであります。


ハンドルマウントを外すとフラットでスリムなライトです。ヘッドの左右が切りカキされていて、横にも光を出すようになっています。照射目的ではないので眩しさは感じません。


単3二本で15ルクス(体感的には100ルーメンくらいでしょうか?)。初期照度を維持しながら5時間のランタイムがあるそうです。

一回押すと点滅、2回押すと常時点灯。いずれの場合も、もう一回押すと消灯になります。

お尻のスイッチは点灯中は青く光り、電池残量が少なくなると赤くなるそうです。まだ赤くなるのを見ていません。。

S2というネーミングから、実はS1 Delux("Deluxe"ではない)という機種もあります。こちらはUSBによる充電機構と2Hi,Lowの調光を備えています。

当時から「スマート」だなぁ、と思っていたのですが最近充電機構が省かれたS2が発売となり。。。いつもライトを購入しているアカリセンターさんで"DOSUN FEST"でお安くなっていたので思わず購入してしまったのです。

フェスタの期限は「春一番が吹くまで!」というのが面白いですよね(笑)。


ハンドルマウントを付けた状態で照射してみました。なんだかSFチックで妙にカッコ良く思えてしまいます。この後ろ姿が一番好きだったりします(笑)

樹脂製のボディのおかげで軽く、寒い日に素手で触っても金属製のライトのように冷たくないのも、今の季節は有り難いです。こんなステキなライトを自転車専用にしておくのは「勿体ない」ではありませんか!

夢見ヶ崎動物公園に行く以外自転車に乗らなくなってしまった森のなかまですが日によって変わる「本日のライト」としてS2はポケットの中でゴロンゴロンとするのであります。

それでは!

P.S.

今日は晴れていれば大倉山に梅を見に行ってみようかと思いましたが生憎のお天気でした。

でも、そろそろ春が来るんですね。。

月末も近くなり日本赤十字社から11回目の義援金送金を夫婦で行いました。

確定申告をすると結構な金額が戻ってくるんだよ」
「受領書もらっていないから」
「えーーー?!」

そうですね。きっと戻ってくれば夫婦にとっても相当な金額になるかと思うです。

決して義援金から戻ってくるのではない事はわかっているのですが、寝る前とかにあの時感じた事を思い出したり、自らの預貯金を崩してボランティアに向かわれた方達の事を思うと、ちょっと遠慮したくなります。

もちろん戻ってくる事が前提にあって送金された方もいらっしゃるかと思いますし、そうでなければ義援金があつまらなかったのかもしれません。
その機構は森のなかまには複雑でよくわかりませんが、そういう仕組みが過去に作られたようです。

「戻ってこなくていいよね?」
「いいんじゃない?ハムハーッ!」とワイフ。

みんな、やれる範囲で頑張っていきましょうね。ハムハーッ!
コメント (2)
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Smile Kids 「単4が単3になる電池アダプター」

2012-02-26 01:59:54 | フラッシュライト
小モノ最終章。。。です(笑)。

既に日を跨いでしまいましたが土曜日はワイフは午前中お仕事、外は冷たい雨。。森のなかまは仕事でカスれていましたので、胸の内にたまっていた小モノネタを放出する計画をようやく実行に移す事にしたのです。
#元気がいいと遊んでしまいますから。。

地味で同じような写真が繰り返され重箱の隅をつつき回すようなことばかりですが、本人は充実しているのです!(笑)
お付き合い頂ける方は最後までお読みになって頂ければ幸いです。

では最終章です。。


SUNWAYMANのV20Aにエネループの単3を入れると130gになります。


あら不思議。。108gになってしまいました。22gの軽量化です。。

こういう説明を書きながら、ちゃんとライトを付けた状態で撮影するほうが説得力あったなぁと後悔している森のなかまであります。。

でも気にせず続けます(笑)Keep Going!

たかだか22gですが、これが持って見るとかなり違うのであります。
いったいどうなっているかといいますと。。


旭電機化成株式会社Smile Kidsブランド「単4が単3になる電池アダプター」というネーミングも何もない説明そのままの商品名です。

商品名を繰り返す事になりますが「単4が単3になる電池アダプター」なのです(笑)。
最初はヨドバシで購入して味をしめたのでこちらから追加購入しました

メーカの提案としては「不意な単3電池切れの代替え」としていますが、単4があって単3がないという状況はあまり考え難いのですね。でも震災直後には確かにそういう時がありました。

森のなかまが最初にこの商品を購入した理由はエネループ充電器でリフレッシュ機能付きのTGR03を持っていたのですが、単4は一度に2本しかさせず3本以上を使うQuadH7等に使用するときは非常に面倒だったのが理由です。

このアダプタを使えば、単3電池と同じサイズになるので一度に4本の単4電池をリフレッシュ、充電ができてしまうのであります。


2014.3.2削除:
単3電池、単4電池のスロットでは充電時の電流が異なります。単4電池を単3電池のスロットで充電すると電池を早く傷める事になります。こういった製品もありますので必要ならご検討下さい。無知でこんな事を書いてしまいすみません。


ただ暫く使ってみると、こういった「仕方ない」といったネガティブ用途以外にもポジティブな側面が見えてきます。。それが軽量化であります。


単三のエネループ2本で52g。結構ありますよね。


これがアダプタを使用すると30gになるのです。

くどくなるので「計り」の写真は止めますが、Energizerのリチウム単4電池にすればアダプタ込みの2本で20gという軽さになるのです。スゴイ!

当然4本6本と本数が増えるごとに、軽量化の効果は大きくなります。
単3を4本使用するエナのミニランタンに使ったらさぞかし軽くなることでしょう。どこでも一緒~♪!

もちろん、本来製品がもつランタイムは短くなり、重量バランスは崩れてしまいます。
電池交換が困難なフィールドでは心元ありませんが、使用は短時間だけれど頻繁に単3を使用する機器を持ち歩く方には携行品を軽く出来るというメリットがあります。

eneloopであれば、ちょっとライトの明るさが暗くなりはじめたかなと思ったら直ぐに充電済みのものに取替え続ければ光量がダラ落ちしていくのを我慢する必要はありません。

ランタイムの折り合いがつけばより軽い"eneloop light"を使うというのもアリなのかなと思ったりします。

ただ製品によっては電池がボディと面接触していることで放熱をしている(そんな事あるのでしょうか)とかも考えられます。メーカが想定している正しい使い方ではないのかもしれませんので、そのあたりの事は各自の責任でお願いします。。

さて。。結果的にシリーズになってしまいましたが「小ネタ」シリーズ楽しんで頂けたでしょうか(読んで頂けたかも怪しい)。すごく地味だったでしょ?
ワイフはかなり渋い顔をしていました(笑)。

でも。。

これだけ地味なら、これからはちょっとした事で明るくなるかもしれませんね(笑)。。

さぁ、明日は晴れのようです。寝よう!

それでは!

P.S.


蛍光灯とV20Aで写真を撮っている様子です(笑)。

 
左は蛍光灯だけ、右はV20Aだけです。

今回撮影補助灯としてV20Aをマックスの明るさで1時間くらい付けっぱなしにしていましたが、思いのほか熱くならないのです。
格好ばかりかと思っていた放熱用のフィンは結構機能しているようなので感心してしまいました。

ちょっと明るさが落ちたけれど中心のスポットが大きく周辺光との繋がりがなだらかになったXML版も国内で取り扱われるようになりましたが、MCPETに反射させる分にはXP-Gもイケています。

えっ?XMLの方が森のなかま好みではないか?

ふふふ。。

あーん。使ってみたいですね!
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貝印 綿棒ケース

2012-02-26 00:12:06 | ハーモニカのお手入れ
今回は色が少ないので、いきなりQuadをあててしまっています(笑)こう見るとちょっと怖いかも。。

「もぐると~おちつく、ハム太郎~♪はむはーっ!」
「ハム、ハム、ムッハー!」

最近ワイフが「ハム太郎(とっとこハム太郎) のtwitter」お気に入りで、よく口ずさんでいます。

「擬音夫婦」という事もあって森のなかまもナチュラルに適合、癖になりつつあります。

さて今回は爪切りを購入するトリガーとなった「あるモノ」です。


ただの白いケースです。。写真的になんの面白みもありませんね。


これでお分かり頂けるかと思いますが綿棒ケースです。ケースのお尻を「おっぺす」と角度がついて綿棒が取り出し易くなるという工夫がされています。

ありそうで、なかなか無い綿棒ケース!
爪切りと同じくこちらから購入しました。お店で探してもないので二つ購入しました。

以前にも書きましたが、森のなかまは、吹いた後ハープの清掃に綿棒を使います。
おかげで「ハーモニカ=くさい」といった事からは解放されています。
唾液が固まった化合物でリードが鳴らなかったり、リードが錆び付いてしまったりもしません。

フラッシュライトのネジ部分のメンテナンスにも使います。
もちろん耳んなかもクリクリ~とすると「ハムぁ~あ」となります♪
もう綿棒なしではいられない体になっています(笑)

もちろん川原でプースカ吹いた後でもクリーナーを付けた綿棒ですぐにコーム内部を拭いてしまいます。
そのまま持ち運ぶと毛羽立ってしまいますので今までは楊枝入れにいれたりしていました。別にそれで不自由はありませんでした。

しかし。。。


なんとこのケース、綿棒をライブで加工する仕組みがあるのです!

穴っぽこに綿棒をいれてグイグイとやると。。


左から先尖り型、ラセン型、加工前です。

先尖り型は加工済みのものよりは鈍いものの、これはこれで使い出があります。
あまり頻度は高くありませんがリードスロットからリードの裏側を拭きたい時等に力を発揮してくれそうです。
ラセン型の用途はあまり思い浮かびませんが、グリスなどを付けた時にラセン溝にハマって作業効率が良さそうです。

これまた衛生面を考慮してか、頭を「おっぺす」とお尻がチョコンと出て来ます。グリグリが終わったらカバーが出来るという奥ゆかしい配慮がなされています(変な事を想像した人は健全だと思います)。


では大きさの参考としてケータイと並べてみましょう。
こうしてみると結構大きいのかもしれません。


意図的な脱線を感じますが気にしない(笑)。。

赤レンガ倉庫1号館にある"Daniel 赤レンガ店"で見つけた「赤い靴」です。
本当は2足で一つなのですがワイフと割り符のように分けて付けています。

更に脱せんしますが「赤い靴はいてた女の子~」の「赤い靴」作詞をされた野口雨情さんは「シャボン玉」も作詞されています。昔よく歌ったもんだよなぁ、と思います。

子供達が遊ぶ「シャボン玉」
シャボン玉で遊ぶ子供達をみている大人の「シャボン玉」
シャボン玉そのものに何かを思う「シャボン玉」

色々と考えさせられます。


ソールまでしっかりあります。

このお店はボトルシップや家具の販売が本業だと思うのですが、何故か無茶苦茶可愛いらしい「ぬいぐるみ」がそこかしこに置かれています。
最近特にぬいぐるみの数が増えたようにも感じます。何かを狙っているにちがいありません!(笑)。

なお、この小ちゃい「赤い靴」のリアルサイズも飾られていますのでお店に行かれた際は探してみて下さい。


Seydelの"Solist Pro"と並べてみました。ケータイよりも10Holesの方が森のなかまらしいですね。

でも、最近本当に吹く時間が少なくなってきてしまいました。
まして調整をする時間も殆どありません。実際このSolist Proもまだカバーこそ外しましたが、プレートのネジを外してもいません。。これはイカンザキ。。です。。


最近のお掃除グッズです。基本は変わっていませんが世代がかわったものが幾つかあります。

竹ブラシは靴屋さんのものです。Marine Band等コンベンショナルなハープのカバーネジ付近にも汚れがこびりつくので、これでガシガシやります。
綿棒ケースの上のブラシはコーム内をゴシゴシやるのに使っています。「天使の耳かき」とよばれていたものでコーム内のブラッシングには理想的でした。
直ぐに2本買い求めたのですが幾ら探しても見つかりませんでした。何やら「本来の使い方以外をすると不具合がある」そうで自主回収となってしまったそうです。残念。。


一応白色ライトもあててみました。緑より禍々しくは無いですが、やっぱり「出せ~、ここから出せ~」といっているようでちょっと怖いですね。

小ネタが続きますが、ネタが無いのではありません。
このネタを書きたくて書いているのでご了承ください(笑)。
#いつも小ネタという声も。。

To be continued..

それでは!
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貝印 Nail Clippers type 102, type W001

2012-02-25 21:14:40 | 道具
爪切りをまじまじと見たのは初めてであります。

ようやく週末になりました。。今週もか身も心もカスれてしまうような忙しさでした。如何お過ごしでしょうか。

森のなかまは「夜にツメをきるとよろしくない」という迷信が妙に体に染み付いていて、夜お風呂上がりにツメを切るのが一番良いと思っていても、夜にツメを切る事はありません。


爪切りでは有名な「貝印」の爪切りNail Clipper type 102です。

一度勇気を振り絞って「えーい!」と夜中に切ったところ、翌日から随分とヒドイ目にあってしまい、それからは大人しく太陽が出ている間に切っています。あぁ、「太陽が出ている間は営業は机で作業するな!」と言われた日々を思い出します。。

朝は30秒でも長く寝ていたいので、平日には切れません。おのずと週末になることが多いのであります。なので週末にすっぽかしてしまうと次の週末までおあずけとなってしまいます。


まるで宇宙船のようなボディだからでしょうか、ランヤード用のリングまで備えています。まさに「魅せる爪切り」。

森のなかまはご飯を食べるために「ソフトウェア」なるものを作っています。
今の作業環境ではviエディタを使っています。知らない人には終了することさえままならないコマンド式のエディタです。
もう既に体に馴染んでいて初心者には違いの分かり難い"i,a,c,w,e,f,$", "I,A,S,%"等は何も考えずに使い分けています。
最近は派生系にあたるvimを使っています。知れば知る程、使えば使う程奥ゆかしくも、頼りになる道具です。
用途によってはEmacsも使います。

世界中の技術者に使われている愛すべき「エディタの双璧」であります。
人によってはどちらかしか使わない方も多いのですが、なんて勿体ない!
どちらも捨てがたい魅力があります。

で。。。話を戻しますが、ツメが伸びていると結構作業に響いてくるのです。。

カタカタ、カタカタ、パチ!

大した頭ではないんですが、発狂寸前の状況に追い込まれてくると、こういった細かい事で物事がうまく進まなくなるようなギリギリの状況にも出くわします。


いやはや、細部にわたって美しい爪切りです。

プロフェッショナルとしてはこんな状態に陥らないように万全を期すべきなのですが、自分の間違い、仕様の変更、納期などで状況が変わってきます。
そんな時「ツメ」の長さで作業を邪魔されたくなんかありません。。

「そうだ!会社で切ればいいじゃん!」

先日会社で始業前に切ってみましたが、結構音が響くのであります。パチーーーン!パチーーン!
始業前とはいえ、発狂寸前の同僚にあの「のどか」な音は気に障るかもしれません。やはり週末に切る事を基本に生きていきたいと思います(笑)。


ちょっと残念なのはレバー裏側の仕上げ。。写真ではヘアラインのように見えるかもしれませんが、他の部分の仕上がりに比べてイケていません。まぁ、大した話ではありません。

「温めたナイフでバターをすくう」とまではいきませんが良好な切れ味です。
比較的大きめなボディなので少ない力でパチン、パチンといけます。


クロームメッキの表面にレタリングされた"type 102"の文字。スッキリとしていてミニマムな機能美を感じます。

知らなかったのですが貝印さんは自社の製品に多くのブランドを持ています。

この"type 102"も同じボディでありながらブランドごとに微妙に違えた展開をしています。

衛生シリーズ:119の"type 102"
匠創シリーズの"type 102"

なんだか面白いです。


"Session Steel"等Seydelの一部の製品に付属する革製ハーモニカケースに入れるとオーセンチックな味わいです。

男の子チックな匂いがプンプンする"type 102"。ちょっとでも魅力が伝わればウレシイです。




うってかわって"type W001"です。3色展開されていていつもならオレンジを選ぶところ今回はグリーンを選んでみました。

最大の特徴は刃がラウンドしておらず直線切りになっています。
爪切りの刃のラウンドは必ずしも万能ではありませんので、細かくパチン、パチン切っていくには小さめの直線刃は使い易いのであります。


テコのパーツは金属製のようです。樹脂パーツの組み合わ箇所が象嵌のように見えるように製品デザインに取り込んでいます。エッチングプレートによるツメヤスリもデザインの一部になるよう貼られています。


レバーの角はアールがついていてレバーとボディの間に指が入れ易い配慮になっています。といいますか、尾尻をバッサリと切っているところが可愛いです。これまたストラップが付けられるホールが見えます。


裏側ですが、四角に肉抜きされたボディの外装が、『良い意味で「おもちゃ」っぽい演出』を添えています。
つまり。。「かわいい」のであります。


大胆に樹脂部分がくり抜かれています。樹脂仕様量を減らせるコストダウンの意味合いもあるのかもしれませんが、なんの不便も感じなく、むしろ優れたデザインだなぁと思うのであります。

切れ味は、なかなかシャープです。"type 102"よりも鋭いのではないかと思ってしまいます。
まぁ、サイズによって加える力も違いますし、ランクや耐久性によって切れ味を変えているかと思います。


大きさがちょっと違うのですが交わらせてみました。

「なんで爪切り買ったの?使ってるの壊れたの?」

疑問になる方もいらっしゃるかと思います。
はい。ごもっともで。

実は「あるもの」を薬局でさがしていたのですが、なかなか見つからずネットで購入するとき、一緒に見ていたら欲しくなってしまったのです。
ちなみに、私は次のお店で買ってみました。値段、送料も安いので危うく"W001"のオレンジも買ってしまいそうになりました。。今思うと「買っておけばよかった(笑)」と思います。

KE0107 ツメキリ type102
KE0110 ツメキリ typeW001(グリーン)

楽天ショップへのリンクですので何でもかんでも「アフェリエイト」と思ってしまう方はクリックしない方がよいでしょう(好きなもんや、自分が購入してみてよかったねと思うものを紹介しているだけなんですけどね)。

バレンタインのクマさんの時にも思いましたが、写真で撮ってみるとマジマジと見つめてしまうので、この爪切りが一層愛おしくなるのでありました。

それでは!
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赤羽刀を見に行く 横浜県立歴史博物館

2012-02-19 23:45:16 | デフォ
風も強く冬の寒さを思い知らされましたが澄み切った空がステキな夜でした。

2月も中旬を過ぎました。いかがお凄しでしょうか。
本日も会社の宿題があり、エッグ、エッグと涙をながしながら仕事をしていました。
今週も忙しいのにも関わらず、今ひとつ調子も上がらないままフルスロットル状態でしたので、なんだか体も心もキーコッ、キーコッと油が切れたロボットくんみたいであります。

金曜日に退社すると何故か雨。。ガフガフいいながら家に着いてお風呂に入ってご飯を食べるとバッタリと寝てしまいました。

さて、土曜日はお天気も回復したのですが、結構な寒さに強い風。。
インドアを決め込んでも良いのですが完全防備の夫婦はリフレッシュを求めて散歩にでかけたのであります。


みなとみらい線馬車道駅5番出口を出るとそこに「神奈川県立歴史博物館」があります。
1904年に横浜正金銀行本店として建設され、森のなかまが生まれた1967年に関東大震災で消失したドームを修復し博物館として開館したそうです

建物自体が重要文化財という事もあり前を通るとつい足を止めてしまいます。


エントランス天井のステンドグラスです。何故に博物館かというと。。

「今日は『あかばねとう』見にいってみない?」とワイフ。。
「おっおー!どうしたんだい急に?」
「なんとなく。。」
「やっほーっ」

横浜観光情報公式サイトで展示は知っていたのですがワイフが乗り気ではなかったので諦めていたのですがこういう事もあるんですね。人生わかりません。
ということで「コレクション展 甦る名刀 -館蔵赤羽刀から-」を見ることが出来ました。

戦後武装解除にともない各地の刀剣が接収されました。
連合軍の指示では「美術、骨董的価値のあるものは提出の必要無し」との事だったのですが、刀剣ということとだけで貴重な刀剣類も集められてしまったそうです。

一部が東京都赤羽にあった米軍基地に集められ美術的価値が高い貴重なものは廃棄をまのがれ所用者に返却されるも、大半の行き先を失った刀剣は国の所有となったそうです。
数十万に及ぶ刀剣は各地から集められた60名の刀剣審査員によって短い時間で分類されたそうです。すさまじい密度の作業だと思います。

その後、これらの接収刀剣は各地の国立博物館に譲渡されたそうです。
神奈川県立歴史博物館は34振りを譲渡され、今回の展示で「修復」「研ぎ」が完了した6振りと「研ぎ」前の数振が展示されているのであります。

試しにGoogleで"赤羽刀"と検索してみると各地の博物館で展示が行われている事がわかります。あなたの町の博物館も所蔵、修復が行われているかもしれません。

えーっ。本来なら刀の写真を載せまくるのかと思うのですが、ガラス越しではありますが本物の刀剣を目の前にすると、不用意にカメラを向けるのに違和感を感じるのであります。ここは一つ魅ることに徹しようとカメラはバッグにしまいました。

上から下から、横からと長々と魅させてもらいました。
多分その魅力の殆どを感じとる事は出来ていないのかと思いますが、それでも人間が火と鉄、そして研磨という技術を最高位にまで高めたものを目の前にすると何とも言いがたい濃密な時間が流れます。
あまりにゆっくり見ていたのでワイフがシビレを切らしていないかと思うとワイフもまだ見ていました(笑)。

森のなかま的には「研磨」の展示は興味深く魅させて頂きました。
私も色々なものを研磨したりします。できれば「研磨マニア」を自称したいのですが刀剣の研磨を目の前にしてしまうと「研磨好き」「研磨ファン」ということを認識させられます。

博物館が所蔵するコレクション展のため見学は無料との事です。
展示は3/25まで。開館時間は9:30~17:00で入館は16:30までとなっています。

特に展示入り口にある白黒のパンフレットはとてもよく出来ていますので是非ご覧になってみて下さい。

お近くに行かれる際は是非ご足を運んでみては如何でしょうか。本物の刀剣と対峙する時間というのはなかなかあるものではありません。

良いものを魅させて頂きました。


本当はもっと暗いのにちょっと明るくなりすぎてしまいました。

博物館を後にすると万国橋を抜けて赤レンガ倉庫へと向かいます。
とにかく寒い!でも空は澄み切ってキレイです!


こういう寒さのなかで見る赤レンガ倉庫の灯は本当に暖かそうです。

家に着いてからは大急ぎで湯船にお湯をはりました。先週市川のShapoで買った「Kaoバブ エキゾチック スパ」の「ビーナスフルーツ」を投入!
薬屋さんのプライベートブランドよりちょっと高いですが、香りもよく入浴後は湯気を部屋に放ちます。

ポカポカと暖まった後は寝床に入り、博物館で買った「河内國平・真鍋昌生著『刀匠が教える 日本刀の魅力』」に魅入るのでありました。

それでは!
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