20:47 お月さまの下。大人たちが見守るなか神社の奥では子供達が遊んでいました。
帰りがけ。。小学生の女の子が手のひらに何かを大事そうに抱えてむかってきます。チラッと視線を向けると。。
猫じゃらしでした。猫とあそぶんでしょうね。いかがお過ごしでしょうか。
本日は
先週土曜日のお散歩の続きであります。お時間ありましたらお付合い頂ければ幸いです。
18:38 ヒコーキ雲が長く続くと上空の水分が多くて天気は下り坂。といいますがブチッ、ブチッと太く短くはこれいかに?たっぷり水分を含んだ空気の層と乾燥した層をウネウネと縫うようになっているのでしょうか。そしたら点線になりそうな気もしますが。いろんな事情があるのでしょうか。
第二山手隧道(だいにやまてずいどう)出口にかかる橋を渡っていきます。
麦田町(むぎたちょう)に出た車たちが信号待ちで赤く光っています。
続いて
桜道橋を渡ると
山手隧道(やまてずいどう)が琥珀色の光りを放ちます。昭和世代としては宇宙戦艦ヤマトの
波動砲の類を思い出すのではないでしょうか。
桜道橋ごしに見る山手隧道。一つ一つは細くて小さいツルたちが大量に集まっていたるところを覆います。
「サビだぁーっ」って撮ってみました。後でみてみたら。。鎖がニャー口みたいに見えて。。ポップなフランケンくんみたいに見えてきました(笑)
オレンジ色に光っていない方の第二山手隧道を歩いてみます。てくてく。トンネルを歩くだけで旅行に行った気分になるような気がします。
18:53 出口はニョロロたちのフリフリで飾られています。窓ガラスは夜の青でそまっていきます。
ワイフが見たがっていたキツネさん。ちゃーんと誰かが「にょろろ」たちをかき分けてくれています。それともキツネさんの神通力なのか。
岩壁は緑の鎖帷子で守られています。そういえばワイフが「
フェンスの植物―はい回る蔓たち (POINT図鑑)」という本を買ってくれて本日(水曜日)に届きました。きっとこの緑の鎖帷子たちの名前も分かってしまうに違いありません。楽しみなのであります。
トンネルを出てすぐの「
ゑびすや」さんの蔵に潜り込みます。板わさを芋焼酎とビールでチビリとやります。低照度で写真を撮っているとなんだか色が濃く出てきてしまうのでカメラ内にある「ほのか」という彩度が低く暗部を持ち上げ軟調な仕上がりになるモードをちょっと弱めて撮ってみました。
ぷりんぷりんの厚揚げ。これ外せないんですよ。。
ワイフの大好物うずら。
いくらの炊き込み御飯。ワーイ。ご飯が見えません(笑)
昆布だしで炊いたご飯にいくらがワーイしていて、まぜまぜするとプチプチが絡み合って濃厚な味わいになります。あまりこういったものを食べたことがなかったので。。
うまっ!
としばらく静かに悶絶するのでありました。
戦後に建てたという蔵を改装したお店。おいしい焼き鳥を頂いたのであります。
20:36 日中は人と車で賑わう元町もこの時間になるとこんなかんじです。
ポムポム。ケパケパ。
ネムノキが花を咲かせているのを見つけます。「ネムノキだぁー葉っぱねてるねー」とか言いながら写真をとっていると。。
やっぱり寝るんですか?
と子連れのお母さんが近寄ってきます。ノースリーブワンピースでショートカットの快活でなかなか別嬪さんです。
「朝もここ通るんですけど朝も寝てるんですよ」とお母さん。
「昼間もだよ!」とニコニコ小学生。
「うーん。きっと眠ってしまう病気なんだよ」と森のなかま(笑)
「ネムノキっていうんですか。。
ねむの木学園の。。」とお母さん。
「おかあさん。。失礼。おねえさん。。歳わかっちゃいますよ」と森のなかま。
「いやいやいやいやぁ〜お母さんなんですよ」とお母さん。
などとネムノキのまわりで10分くらい喋りながら写真を撮ったりする4人組。ネムノキも目が覚めてしまいそうです。
多分仕事帰りのお母さんと子供。子供が「お母さん大好き!」といった感じでとっても嬉しそうに喋るのみていると、こちらまで楽しい気持ちになるのでした。
植物の名前を覚えておくとこんな楽しい出会いもあるんですね。
20:51 夜の神社の石垣。といっても夜は始まったばかりです。
猫のような影。人々が寝静まってから出てくるのを伺っているのかもしれませんが。。そのころには電灯は消えてしまうんだと思います。じゃないと賑やかになって眠れませんから(笑)
街灯に照らされるパイプたち。
サンタバルカ号でみた工場夜景を思い出します。人間の作り出す小ちゃい太陽は本物の太陽とは違う光景を魅せてくれるのであります。
さて。。我々もそろそろ帰る時間です。
遅くから出てきましたが「
世界ふれあい街歩き」みたいなお散歩で楽しかったです。
21:39 日吉駅のツバメさんたちを見てみました。みんなキュートなお尻をプリッと出していました。
それでは!