ThruNite社の「
Neutron 1C Neutral White」
「www.hoge.com」とか余計な文字も入っておらず型式を表す「1C」とだけ刻印されたシンプルなボディはクールで良いですね。
ランヤードを使う事を覚えてから、配光が緩やかで10-60ルーメン位で軽くてランタイムの長いライトが欲しいなぁと思っていたところ(持ってるって?)、
Akaricenterさんで
ThruNiteのNeutral色を取り扱いだした事を知りました。
電池の構成によって1A, 2A(単三), 1C, 2C(CR123A)の4パターン。それぞれCool/NaturalWhiteがあり合計8パターンと実に細かいラインナップです。
Neutral色はCoolWhiteと電球色の中間ぐらいの色温度でLEDの青さが気になる方や「電球色は貧乏っぽくてイヤ(笑)」という方にはお奨めしたいです(貧乏くさいって何て事をいうんだいプンプン)。
最初に光の色を見たときは「青みはないけど思ったより赤くないなぁ」と思い
Eigerや
H501wと見比べて「やっぱりNeutralだ」と違いを感じました。
スッキリした自然な色合いでとてもステキです。
電池を入れると気密性の高さからか、スイッチのゴムが空気圧で一時的に出っ張ります。
一晩置いたら空気が抜けて平らになりましたので、立てて天井に照射する使い方が出来ます。天井バウンスは心地良いんですよね。
スイッチの半押しで照射パターン切り替えを行うタイプです
また、ヘッドをキツく締めるとTurboモード(2パターン)、少し緩めるとGeneralモード(5パターン)と合計7パターンもある多機能ぶりです。
■半押しによるパターン遷移
Turbo :230ルーメン, 暴ストロボ
General: MostLow:0.09ルーメン, Low:8ルーメン, Mid:45ルーメン, Hi:100ルーメン, SOS
Generalモードはメモリ機能付きで消灯時のパターンを記憶していますので、次回点灯時もパターンで照射してくれます。
#森のなかま的には毎回MostLowスタートだと操作が一定していて好きなのですが、別に些細な事ですので慣れてしまいましょう。
普段はMidでここ一番という時に締め込んでTurboで230ルーメンといった使い方ができます(ある程度遊びがあるので締め込まなくてもヘッド部を指でボディ側に押さえ込んでもTurboに移行できます)。
■ランタイム
MostLow:100H, Low:33H, Mid:6H, Hi:2.1H
特に長くも、短くもありませんが、MostLowを覗いて明るさによる色の変動が少なく、期待以上にLowが明るいので普段使いにはなかなか使い易いです。
最初は銀色のベゼルがエッチ(笑)だなぁ、と思ったのですが取り外しができるので、色々挟んで楽しめそうではありませんか!
また、見慣れてくるとシンプルなデザインちょっとしたアクセントを添えてなかなかカッコよく見えてきます。
素敵な色合いなのでそのまま使おうかと思ったのですが、購入前からやはりコレをやってみたかったのであります(笑)。
試しにLBAを前にかざしてみたのですが。。。
イイじゃん。。
CoolWhite系の
6PXから色温度を下げるよりも、なかなか良い感じです。
後で写真を載せますが、写真でこそ黄色が強く感じますが肉眼ではかなり
E1eに近く感じました。
俄然気分が盛り上がります(笑)。
元々スポットから周辺光の繋がりが緩やかですので、映り込防止用のシートをLBAに貼って円形に切りました。
ベゼルで押さえますので取り出し易いように少小さめにしました。
■Neutron 1C Neutral White そのまま
Most Low(0.09), Low(8), Mid(45), High(100), Turbo(230) カッコ内はルーメン値
■Neutron 1C Neutral White LBA12+反射防止シート
Most Low, Low, Mid, High, Turbo(LBA12+100均ディフューザ)
■参考(キセノン:E1e、電球色LED:H501w)
Surefire E1e(15), E1e(F04), ZebraLight H501w(2.7), H501w(15)
■参考(CoolWhite系: 6PXPro, Eiger)
Surefire 6PX Pro(15), 6PX(200), PEAK LED Solutions Eiger(42?)
元のままもとても良い感じなのですが、LBA12を付けてみてもE1eに比べて僅かに黄色みが強くでるくらいで、結構上出来では無いでしょうか。
外したい時にベゼルを回してフィルターを外すだけですので超お手軽簡単なのが良いであります。
ねぇねぇ。MostLowが真っ黒じゃん。
写真だとそうなんですが、暗闇に目が慣れている時にはそこそこ使えます。
例えばワイフが先に寝てしまった後、起こさないように探し物をする時などは5ルーメンでも明る過ぎるのです。
まぁ、とっととこちらも寝れば良いんですけどね。
素のままでのMostLowモード。流石にこの明るさだと結構緑色っぽくなってしまいます。
普段は発光した状態でLEDを直接覗き込むなんて出来ないのですが、これだと発光している様を見る事ができますよね(見てどうする?)。
ディフューザ付きでのMostLowモード
折角のサファイアガラスが(笑)。。
反射防止シートで結構ディフューズされるんですね。
一応大きさの比較です。単4電池のものと比較すると大きく感じます。
EigerやSolitaireが「摘む」に対してC1は「握る」という感じです。無理に好みを分ける必要はないので、どちらも楽しんでしまいましょう。
Suzukiの
Harp Masterと並べてみましたがハープ吹きには馴染み深い大きさだと思います。ちょっと青めのボディとまるっこいキュートなかんじが妙に好きでした。
無意味ですがコームを鏡面加工してたものです。元々尖った箇所が少ないので手のおさまり具合は抜群ですよ(笑)。
Oリングが幾つかと、このようなナイロンホルスターが付属します。
Type3HAの加工がされていますので鞄の中にポイッといれても傷つきませんがガラスを守るためと、他のものを傷つけないためにこういったホルスターが付くのも良いですね。
国内では既にディスコンになってしまったSuzukiのBlues Masterの赤ボディを並べてみました。
安くても良くなるハープでしたよね。上位機種のProMasterと同じ燐青銅リードを使っていたような気がしましたが、素材はともかくボックスタイプのカバー、樹脂コームから独特の音色がありました。
ということで、
前回紹介しましたSurefireのZ28を付けてPs4と撮ってみました。
自分の目ではE1eに近い色合いになった1Cはとてもゴキゲンであります。もちろんE1eも点灯してみて、微妙な違いは感じない事はないのですが、全部同じにならないところもまた楽しいのであります。
幅広い調光と落ち着いた色合い。飽きのこないストイックなデザイン。日常生活でも使い易い配光は、ちょっと上等なフラッシュライトを求める方に是非ともお奨めしたい機種であります。
それでは!
P.S.
Neuatral色に拘らなければ、もう少しパワー寄りの
JETbeamも魅力的なラインナップです。ThruNite程ストイックではありませんが、フラッシュライトらしい形です。
こちらにThruNiteとJETbeamの1Aモデル同士の比較がありますので迷っちゃってみて下さい♪
LuminTopといい、良いライトがどんどん出て来ているので、ちょっと困りものです(笑)。
P.S.2
土曜日に銀座でワイフのお母さん、お姉ちゃんと食事をしました。
美味しい食事も終わり用意された喫煙所で一服すませ席に戻ると、ライトマニアになってしまった私の話をしていました。何を話しているんだぁ~?
プンプン!ピカーッ!
話題がフラッシュライトという事ならば、ということで、
以前送った「
StreamlightのStylusPro」はどうですか?と尋ねてみると「何時も鞄に入れているのよ」とのこと。結構気に入ってくれたみたいです。いやぁ、嬉しいです!
ついでなのでStylus Proと嬉し恥ずかし(?)の初対面です。
ややスポット気味ながらも綺麗な配光。スイッチに適度な硬さがあり、持った感じはなかなかの感触です。
あっ。。。欲しいかも(笑)。。
#このお仕事ライトも
新しいモデルが出るとの事。。
本国のサイトを調べてみましたが
ルーメン値2倍で形は変わらないようですね。
電車に乗る時は、このライトと小さい飲料水を持つようにしているそうです。
私も会社帰りに水筒の飲み物を少しだけ残すようにしています。
#当然ライトは「
ぬらりひょんの孫」の「黒田坊」よろしく多彩な装備です(笑)。ハープも必ず1本は持ってます。
ふふふ。頭脳明晰と言われるお母さんと同じ考えをしていたとは。
森のなかまの頭も少しは回っているようです(笑)。
もう少し仕事でも回転してくれると良いのですが。。