「トラちゃん
また筒が流れ着いたねー。こんどは白いのもあるよ。」
「白いの。。あれは。。」
昨日は関東南部でも積雪がありました。ここ2-3年は関東の積雪でも「雪かき」が必要なくらいでしたが今は跡形もありません。同僚と一緒にホッとしている週末であります。いかがお過ごしでしょうか。
本日は先日
地味な画ばかり紹介した「白い1AA」と「ナチュラル外装の1AA」のライトを紹介します。
始めに書いておきますが、こちらのライトは国内では取り扱われていません。
「森のなかまさん。。とうとう一人でも海外からも購入するようにまで成長したんだね」と。。
思われる方もいらっしゃるかもしれませんが。。。残念。。。まだ、そこまで出来た人間ではありません。
L3 Illumination L10 Colors Nichia 219は単3電池1本で点灯するツイスト式(ヘッドを締めると点灯)のライトです。ありふれた3モード調光ですが、Nichiaの高演色LEDを使用しています。それと。。珍しい事に「白いライト」があるのです。どうです、なかなかキュートでしょ?
「白いライト」という音節だけでシナプスが発する電気信号は。。かつて日本中のお兄さん、お姉さんがもっていた。。
白いギター
を想起させるのは昭和の時代の人間だからでしょうか。
森のなかま的には白いギターを持っている人は、みんな「
TVジョッキー」に出て
土居まさるさんから貰ったものだとばかり思っていました。
錯綜した過去の話しは置いておいて。。白いライトを手にしたのは初めてでしょうか。
一昔まえのケータイの様にポテッとした厚塗りなのかなぁと思ったら、ツルンとしたコーティングの上からもナーリングの感触は確り伝わってきてグリップの具合も悪くないです。
サイトによると樹脂製ではなくHA Type3の銀色の下地にType2でコーティングしているので、いずれ剥がれてしまいますとの事です、ネットを探せば剥がれている写真なども見つかりますが、この手のものはワイルドに使えば剥がれてしまうものです。
ワイルドに使ってもへこたれないライトが何本もありますので、この子はユルく使っていこうかなぁと思っています。
L3 Illumination L10C Nichia 219はスリムと思っていた
EagleTacのD25Aよりも更にスリムな単3電池1本で動くライトです。
表面は特に染色していないナチュラルなHA Type3です。確りしたナーリングはサラッとしていながらもHA(
ハードアナダイズド)の固い表面処理が感じられます。このクラスでは「あたり」が軟らかいライトが多い中、この固さはなかなかウレシイものであります。
L10Cはリバースクリック式のスイッチが付きます。カチンと押し込んでボタンから指を離すと点灯します。点灯中にスイッチを半押ししてOff-Onを繰り返すとFirefly, Low, Mid, Highの順に調光します。ツイスト式のL10はヘッドを緩めて締めてOff-Onすると調光します。
ヘッドパーツは殆ど同じです。ツイスト式のL10(白いの)は電池がガタつかないようにスポンジが厚く、ヘッドを締め込むとスポンジが潰れて電池のプラス端子が触れて導通します。L10Cはスイッチ側にスプリングがあるので常にプラス端子は接触しています。
どちらも電池のプラス・マイナスを間違えて入れてもスポンジの穴にプラス端子が入らない限り導通しないようになっています。この古い方式は単純ながらもよく考えられているよなぁといつも思います。
LEDの形状から左のL10が
NVSL219AT-Hで、右のL10Cが
NVSL219B-V1なのかなぁと想像します。
以前219Aの方が色温度が高いと予想したのですが。。L10の方が色温度が低かったのでそんな事はないみたいですね。。
L10 Low:3Lumens(30H), Mid:30Lumens(-), High:120Lumens(1.5H)
L10C Firefly:0.09Lumens(147H), Low:3Lumens(30H), Mid:30Lumens(-), High:120Lumens(1.5H)
L10Cはリバースクリックスイッチの軽快調光なのでFireflyを含む4モードを選んでみました。
個人的には219は低照度でも色合いの変化が少ないように感じるので微弱なFireflyとの相性がとても良いと思います。
L10, L10C両方とも同じスペックで違いは点灯方式のみのようです。
XP-G2版も同じでしたので219ではもう少し明るさが落ちると考えて良いかと思います。
スポットはありますが境目はなだらかな拡散光です。真ん中ばかりが眩しくて使い難いライトはどうも。。。という方には見易い配光だと思います。
各モード差は、はっきりしていながらも、極端に明るくなって眩惑したりしないので構えずに調光できます。このあたりの使い勝手の良さは、それほど高出力ではない単3電池1本ものならではかと思います。
常にLowスタートとありますが、概ね2秒以内にOff-Onすれば調光。2秒以上7秒?以内くらいであれば直前に点灯したモードで、それ以上OffにしているとLowに戻るタイプのようです。
14500の照射例ですが。。。サイトでも「使えるけれど直ぐに熱くなるからお勧めしません」とありました。
L10
L10C
小さなライトから2-300ルーメンの明るさが得られるのは魅力的です。でも、Lowからいきなり明るく、Mid, Highの差はあるものの、違いは分かり難いです。
好みにもよりますが、この明るさを常用するのであれば、ワンランク上の出力のライトを持ちたいところです。
森のなかまがL10, L10Cに求めているものは、普通の電池でドライブしている時の明るさとバランスなので、とってもシアワセであります。
森っぽくないなかまとも馴染んでいます(笑)
大好きな219を積んでいる以外は至って普通でラブリーな2本のライト達。以前「
ひまぱのぱ(p.himapa)」さんのところで「
L3 ILLUMINATION L10 & L08」のエントリを見てから気になるライトたちでした。調べて見ると「白いL10」というのもあり増々気になる存在でした。
「
EagleTac D25AAA」の表題写真で219がズラ~リとならんだなかにナチュラルメイクのL10の姿をみつけました。見えないけれどL10の所がポワーっと光っている。。。気の合う子と出会ってしまったような。。そんなカンジでありました。
ひまぱのぱさんとコメントでやりとりするとL10Cを追加購入されるという事。共同購入のお誘いを頂きました。せっかくのお話しを逃す事はないと、さっそくL10, L10Cをお願いする事にしました。
L10は白とナチュラルで迷いましたが、出会いのナチュラルを優先しましたが、幸いナチュラルは品切れでしたので「白いL10」をお願いしました。
2015年の年明け
宇宙センターのある
ヒューストンを出発し
ブルースの都
シカゴを経由して日本に到着。こうして、ひまぱのぱさんの「おんぶにだっこ」で森のなかまはL10, L10Cを購入する事ができました。
既にメールで色々お話させて頂きましたが、改めてありがとうございました。
ライトが好き!219が好き!と、いうことでこうした繋がりが出来るというのもステキな事であります。
「トラちゃん。帰ろうか」
「うん。。」
「どうしたの?」
「白い筒を見たら
バリーマニローの歌でヘリコプターがバタバタやってきて白い服のお姉さんが降りてくるのを思い出したの」
「。。。」
「何かへん?」
「トラちゃん。。ずいぶん、長く喋れるんだね」
「。。。」
みんなが「おーっ」と熱狂するわけではないですが、求める人にはポワッと光って見えるようなもの。時々そういうものに出会えるのはウレシイことであります。
それでは!
P.S.
なんとかインフルエンザにもかからず、そこそこの体調を保って今月も夫婦揃って
日本赤十字社を通じて義援金をお送りする事ができました。
受付状況:3,342億4,924万2,686円(平成27年1月23日現在)
受付状況:3,339億7,845万9,909円(平成26年12月19日現在)
受付状況:3,337億4,619万7,397円(平成26年11月21日現在)
受付状況:3,334億5,502万1,663円(平成26年10月17日現在)
受付状況:3,330億8,156万8,381円(平成26年8月22日現在)
そろそろ4年が経とうしています。毎月この数字をみると顔も会わせた事もないけれど同じ想いの人達と一緒に月を越せたなぁと思います。
世の中の動きはあまり良い事ばかりではありませんが、悪い事ばかりでもありません。ちょっとだけだけど。。。ちょっと遅いかもしれないけれど。。。いろんな「ちょっと」があります。御一考頂ければ幸いです。