二重テグス結び(矢印の部分)でネックストラップを作ってはみたものの。。
森のなかまは何かを結ぶとき、
A4サイズのコルクボードを(マクラメボード)を使うことが多いです(色々使えて便利です)。椅子に座って、お腹と太ももの間あたりに、ボードを乗せて、机の角に立てかけます。
ボードを立てかけているので部屋の照明だと、結んでいるところが影になって見にくいことがあります。
作業灯も、基本的には真上から照らすので同じようなものです(電池式なのは便利です)。
そこで最近活躍しているのが、メガネに取り付ける
nachteule。老眼鏡を頼りにするようになったので、コレがとても便利で、作業灯の光で影が強くなったところを、程よい明るさ(感じ方には個人差があります)で照らすこの子で明るくしてあげると、ちょっとした差なのですが遥かに見やすくなります。
ただ、充電式で2−3時間のランタイムなので、場合によっては足りない時もあります。また、体調によってはもう少し明るいといいなぁ、と思う時もあります。いずれにしても視線と連動してくれるこの子はとてもありがたいです。
ヘッデン(ヘッドランプ)でも良いのですが、ぎょうぎょうしくなってしまうので、もうすこしライトにやりたいです。
今回の要件は、正面から手元を照らしたいというものとなります。
ゴソゴソと懐中電灯が詰まった箱をさがしてみます。懐中電灯マニアですので沢山あり、ホントに置き場がないので箱にガバガバと入っています。「おっ」と思ったのが
NITECORE LR30, LA10 CRI。
リップクリームみたいにホヤが出てくるタイプの、ちょっと面白いミニランタンです。古いものなので今はもう売っていないと思いますし、他によいものもあるでしょう。高演色タイプなのはウレシイです。
この子を先ほどのネックストラップにつけて作業してみます。
時計ベルトの遊革(ゆうかく)を編んでみます。最初に左側を編んでみました。それなりに気に入りました。でも、工夫すれば右側のように編み目の出方をベルトと同じようにできることに気づきました。
二重テグス結びのネックストラップはスライドできるので長さを調整できます。首にかけるときは拡げておいて、端っこを両手でもって引っ張れば、短くなります。
短くするとドラちゃんの鈴よろしく、胸元あたりでLA10がぼんやり光ってくれます。アウトドアで最小限の手元の灯りが欲しい時は便利かと思います。
実際作業をしてみると、それなりに使えました。が、ぶら下っているので
「注目したいところよりも下が明るい」
ので、中途半端なかんじで、正面を照らしたい当初の目論みからはずれる感があります。
うーん。なるようになるか。
そういえば、LA10と一緒に、ゴキゲンな懐中電灯を発掘しました。
EAGTAC EAGLETAC D25A/C です。チタン好きな懐中電灯マニアの方でしたらご存知の方も多い方思います。2014年のモデルです。今見てもなかなかワクワクさせてくれる姿です。
これに、先ほど作った遊革と入れ替えた古いものをクリップの間に差し込んでみました。
ランヤードに接続するときの、とっかかりになってもらいました。金属同士が触れ合わないので静かな使い心地になるかと思います。
うん?
Kenko クリップスタンド(終売)を取り出してみます。ランヤードで吊りながら、矢印の先の2本の脚を胸に添えると、かなり安定して前方を照らすことができました。
もちろん、体をアクチブに動かせば動いてしまいますが、椅子に座って手元を照らすには、程よい安定感かと思います。
そういえば、カメラにミニ三脚を取り付けて、首からかけたストラップにテンションをかけながら、三脚の胸を胸に押し当てると、長秒撮影などでも微細なブレを減らせる(もちろんカメラの手ぶれ補正と併用しますが)のに似ていなくもありません。
投稿するまえに動画を調べて見ました。
【手ブレを防ぐ方法】ミニ三脚の活用(動画No 1971)by チーフデモンストレーター田原栄一さん
ストラップにテンションかけながらは、モニターを見ながらやるときに多少有効な方法だったようです(動画には登場しません)。森のなかまの曖昧な記憶と思い込みだったようです。自戒の意味で晒しておきます。
こちらが室内の蛍光灯のみで取ったものです。上からの光で影が落ちている部分は見ずらいのですが
先ほどのランヤード+2脚で胸のあたりLA10を構えて見たものです。暗部が明るくなり、作業がしやすそうな感じです。
写真として撮るなら、他の工夫をしないといけませんが、あくまでも見づらかったところが見やすくなるという例で見て頂ければと思います。
わかってみれば、手持ちの道具と、知識ですぐにでも実現できたもが、アプローチが違うと、すぐに気づかないものなのだなぁ、と思った次第です。
今回は「なるようになるか」と気分を変えたのが功を奏したのかもしれません。歳のせいもあるかもしれませんが、物事柔軟に考えられるようにありたいものです。
というわけで、実際の作業にはまだ使っていないのですが、次回からはもう少し見やすい環境で作業ができそうだと思うと、ちょっとウレイシイのでありました。
それでは!