森のなかまに1AAを熱くさせたライトは見た目は普通ですが色々変わったところがあります。でも好きなんです(笑)
今週は
有楽町の「ぽん太」くんの前を通ってワイフのお母さんと
銀座でランチを食べてきました。かしこまらずに気軽に入れるお店でお値段も安くてボリュームもタップリ♪プラスワンコインのデザートもこれでもかの量でタプンタプンでした。いかがお過ごしでしょうか。
本日は先週の
Archer 1A v2に引き続き1AA(単三電池1本)のフラッシュライト
EAGLETAC社の
D25A Clickyを紹介します。
Nichia 219という高演色のLED版(11/25に下記を加筆)を
こちらで購入しました。
D25シリーズは
チタン製のものを含め沢山のバリエーションがあるのですが2ヶ月くらい随分なやんでの選択でした。
2014/11/25加筆分
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Nichia 219と一口にいっても色々あるようです。
EAGLETAC社は「Nichia 219 D220 (CRI92)」を謳っているのでD220(700mAで220Lumens)を中心に考えると
NVSL219B-V1(スペックシートは
こちらを参考にしました)でRa(CRI)は90。色温度はsw40で3710K-4260Kになるでしょうか。
一方Ra:92を中心に考えると
NVSL219AT-Hという219があったようですが今は
NICHIAの製品検索には出てきません。こちらはランクB11(350mAで110Lumens)でRa:92。色温度はsw45とすると4260K-4745K、ざっくり4500Kなようです。
なので、D25シリーズに搭載されるNichia 219は「より高出力」になって色温度は大体4000K付近なのかなと考えておくと良いのかもしれません。
一方、
L3 Illumination L10CはNVSL219AT-H1を使用しているそうなので4500KとD25シリーズより色温度が高いみたいです。
アイガッパーのすっきりした白もNVSL219A-H1-Eなのかなぁ。
文系な森のなかまなのでスペックシートの読み方あってるのか甚だアヤシイですが。。。感覚的にも一致するような気がします。間違っていたらすみませんです。ぺこりん。
いずれにしてもカラーバランスは良好な部類のLEDだと思います。
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見た目はとりたてて男の子だったりするわけではないスリムで大人しめなルックスであります。
うしろ姿も至って普通です。主張しないこの普通さが心地良いのであります。
左から。。Eiger(1AAA), LEDLENSER P3 AFS P(1AAA), D25A Clicky(1AA), Archer 1A v2(1AA)となります。どれもこれも愛すべきライトであります。
こうして見てみると使っている電池だけでは大きさは分からないものだと思います。D25A Clickyは結構細身で小さいです。ズボンのポケットにヒョイッと入れて使っています。
名前のClickyが示すように押して放すと通電するリバースクリッキースイッチであります。
個人的にはマークが入らずポツポツだけの方が好みですがスイッチのゴムブーツには勇ましいマークがあります。ブーツは出っ張っていませんのでライトを立てて使ってもとても安定しています。
一見押し難そうですがセンシティブに反応するとても押し易いスイッチであります。
クリップはM1.55の六角レンチネジで締められています
が既にネジ頭は舐めていました。クリップは適度なテンションで使い易いものですが、撮影も終わりましたのでプライヤーでネジを外してミニマムに使ってみようかと考えています。
2015.3.17 追記:
M1.5でまわそうとしていたため「舐めていた」と勘違いしていました。すみません。ただM1.55というのは普通には手に入らないのであります。
さて。。このライトの操作はなかなか難解でして。。
基本はカチンと音がするまでスイッチを押し込むと点灯します。D25Aはモードメモリを持たないので最初は一番暗いモードで点灯します。そしてスイッチを半押しすると明るさが変わります。
■締めた状態
Turbo, Strobe
■緩めた状態
Low, Mid, High, Low, Mid, High, Strobe, Strobe(var), Flash, S.O.S.(fast), S.O.S., Beacon, Flash(low)
調光が2セットあって後はチカチカモードが沢山続きます。
チカチカモードはいらない人にとっては鬱陶しい(うっとうしい)ものですが必要な人もいます。
ちなみに森のなかまは使いませんので。。調光を2周したら2秒くらい半押しするとモードキャンセルして最初のLowに戻します。これは凄いです(笑)
なんと用意されたチカチカモードを贅沢にも全てキャンセルできるばかりか、Midの次に2秒の闇さえ我慢できればLowに戻せるのです。ここがD25シリーズの変なところであり、森のなかまにとって。。。
強烈にウレシイところであります。
「森のなかまさんって妙なところがウレシイんだね?」
はい。人それぞれです(笑)
これがNichia 219です。色んなライトに載ってくれればウレシイのですが。。ちなみにThruniteさんに訊ねたら搭載の予定はないそうです。。
「緩めて使うモード」は「緩めた状態」で点灯させてからヘッドをクイクイ「締めて、緩めて」を3回繰り返すとMonnlight(on:暗いモード)とMoonlight(off:明るいモード)を切り替えられます。
くどく別な言い方をすると(笑)。。緩めた状態で始めて、締めるとTurboモードになるのを3回繰り返すとMoonlighモードがチェンジするわけです。
「締めて、緩める」のワンセットを1秒ずつくらいで行えば良いので別に必死こいて急ぐ必要はありません。
なお、
CR123Aを使うD25C Clickyは「締めた状態」で点灯してから「緩める、締める」つまり最初がターボモードからスタートして同じ操作をするとモードメモリを記憶する、しないを選択出来るらしいです。
Mode memory (D25C2 Clicky and D25C Clicky only) - remebers the last output in group 1. To toggle this setting, with head tighten, turn on the light, and repeat loose and tight for three times.
知らないと突然モードメモリが機能したり、しなかったりと故障かと思ってしまいますよね。。でも。。分かってしまえば何て事はないのかもしれません。機能を把握すれば自分好みに操作系を変えられるとポジティブに捉えると吉かと思います。
ヘッドのベゼルを外すとリフレクタとガラスを取り外す事ができます。
キャンドルランタンと一緒に使いたいので色温度を下げるため例によって
Lee Filter(#152 PALE GOLD, #206 QUARTER C.T. ORANGE)を入れて使っています。。せっかくの高演色のLEDにも関わらず。。。でもこれが結構いい感じなのです。
手でスクリューオフできるパーツです。楽しいです♪
スイッチ側のネジ部にはOリングは
ありません。でも一ヶ月くらいお風呂で毎日つかっていますが浸水はありませんでした。
2015.3.17 追記:
たびたびすみません(笑)スイッチ側にもちゃんとOリングがついていました。もの凄く細いOリングです。「森のなかまさんってショボショボの目なんだなぁ」と思って寛大に見て頂ければ幸いです。
当たり前になりつつある台形ネジ切りと電池の逆装填検知機構を備えています。
さて、照射例です。
Group1のMoonlight(on)モード:Moon:0.5Lumens(150H), Low:7Lumens(20H), Mid:55Lumens(2.5H), Turbo:88Lumens(1.3H)
Turboは最初の200秒の間20%増の出力になるそうです。多分Highの20%増だと思うのですが。。。
配光はなかなか綺麗です。中心のスポットから周辺への繋がりもなだらかです。1AAらしい明るさから手元作業や近距離の確認にはもってこいであります。
残念な事にmoonlighは結構遅いPWMのようです。カタログでは"No PWM"と謳っているのですが。。。でも、そのお陰か色合いの変化も少ないです。もしかしたら他のモードも巧妙にPWMが入っているかもしれませんが、気になりませんでした。
ちなみに、スペックを見ると今風に明るくないかと思いますがこれは高演色LEDのためです。
CW, NWのXM-L2, XP-G2は明るいようです(以下いずれもCWでANSI FL-1 lumenだそうです)。
XM-L2 U2: 141/85/9/0.5
XP-G2 S2: 127/79/11/0.5
Nichia 219 D220 (CRI92): 88/55/7/0.5
Group1のMoonlight(off)モード:Low:約4Lumens, Mid:約20Lumens, High:恐らく55Lumens
歯切れが悪い書き方ですが。。
どうやらカタログ値はmoonlight(on)モードが基準となっていてLowestはLowの6倍で4ルーメン。2番目のモードは2倍で20ルーメンとあるのでNichiaだと15ルーメンくらいなのでしょうか。
それ相応に電力消費も増えますのでカタログのランタイムより短くなるのではないかと思われます。
いろいろスペックの読み方が難しいですが、左から3番目のどうみてもMoonlight(on)のMidはMoonlight(off)のHighと同じような気がします。まぁ。。別によいのですが(笑)
4500K位なのでNWぐらいの色合いです。森のなかまの個体はもう少し色温度が低く少し緑っぽいような気もします。
高演色LEDといえど色温度のバラツキはありますが使っているとカラーバランスは気持ち「良いかな」と思います。
以下、かなりマニアックですがちょっとした実験を。。。
リフ+ガラス。つまりノーマル状態でのLow,Mid,Highです。
こちらはガラスを付けずリフのみで照射しています。
写真を撮り忘れたのですがガラスは青色にコーティングされているので、もう少し黄色っぽくなるかとおもっていましたが正直あまり変わらないような気がします。
ガラス、リフレクター全てを外しています。LEDの光が一切集光されずフラットに出ます。Highを見るとこころなしか黄色味がとれているような気がします。
一見無色のように思えるリフレクターは結構色合いに影響しますし、集光することで、その特製も色々変わるのではないのかなぁと思っています。難しい事はよくわかりません(笑)
ガラス、リフを元にもどしてフィルター#152 PALE GOLD, #206 QUARTER C.T. ORANGEを重ねた照射例です。キャンドルと相性が良いなぁとかれこれ一ヶ月以上この状態で使っています。多分この先もこの状態で使い続けるかと思います。
ちょっとマニアックな丸い写真が続きましたので気分転換に連中を呼んでいます(笑)
ちょっと面白いものをみつけました。文房具屋さんで見つけた
レイメイ社の
ピタグリップです。強力な磁石が入っているので並べて撮る事ができない事に気付き(笑)100均のスチール製ブックシェルフを持ち出してきてみました。
ねっ?
自立できない
MiX6 Tiもご覧の通りピンピン立ちます。それほど明るくないライトでも数を集めて冷蔵庫に換気扇とペタペタ貼付ければ。。。アイデア次第で楽しめるオプションパーツなのであります。
軽いものは角度を自由に貼付けられますが重たいとそれなりに静安定を求めてお辞儀をします。
6PXくんは下を向くのが好きなようです。
うーん。。何か悪い事を考えているのか。。それとも衝撃的な光景を見てしまったのか。。
トランくん!君はやっぱりトラだったんだね
みたいな感じなんでしょうか(笑)いえいえ。。
こちらはなんだか「あっ、トランくんだ。。どーしよ♪」という感じでしょうか(笑)
照明一つで色々妄想の方向が変わるので撮影していて楽しいのであります。
取り敢えず撮影用に1AAA, 1AAを集めてその光だけで撮影してみました。非力なライトでも数が集まると結構な明るさになります。
単三電池は単四電池よりも容量があり無理をすれば結構大出力を得ることも出来ない事はありませんが、ランタイムや実用を考えると森のなかまが好きな明るさをもった製品が結構多いようです。
ギャーッという閃光を発するライトも好きです。でものんびりと熱くもならずに連続点灯できるライトも好きなのであります。
2014.11.11追記
Midは連続点灯しても殆ど熱くなりません。Highはそこそこ暖かくなります。14500ではMidでもカーッと熱くなります。
というわけで、エネループ等のニッケル水素充電池でMid, Highでまったりと楽しんでいます。
高演色のLEDはCWやNWよりも暗くなりますが、D25Aは個人的に1AAに求める明るさとしては十分なものがあるかと思います。
それでも明るさが足りないときは仲間を呼んで本数を増やしたりしています。
せっかく個性があるライト達ですのでいろんな楽しみ方をしてみるのも悪くないのかなぁと思っています。
それでは!
P.S.
最初はD25Cチタンを考えていたのですがスペックをみるとチンチンに熱くなりそうでしたので次にD25Aチタンを考えました。
でも、結構なお値段とガラスが外せないのでアルミ製のD25Aになりました。
一ヶ月以上使っているとD25Aチタンも悪くないなぁと考えていますが。。。あっ。。楽天のポイントがありますね。。。いったい何ヶ月悩んでいるんでしょうか。。。