森のなかまと楽しい10Holes

手のひらにすっぽり隠れてしまう小さい楽器10Holesについてボチボチと

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まとめ:ハーモニカのお手入れについて
まとめ:ハーモニカの調整について

申し訳ありませんが現在ハーモニカ調整に関する技術的な質問にはお答えしておりません。質問して頂いても無視することもありますので予めご了承ください。

LED LENSER H7

2012-01-29 23:59:59 | フラッシュライト
丸いでっぱりがスイッチなのよ~ん。

連日の寒さに富士五湖を震源とする地震が起きたりと。。いかがお過ごしだったでしょうか。
月曜日に「難解くん」と格闘の末、なんとか仕事が進み出しました。
残業中にワイフからメールが届いていた事に気付きます。文末に泣きマークが付いています。。

どうやらインフルエンザにかかってしまったようです。

一応夫婦で予防接種はしていたのですが「なる時にはなる」のです。
そして、森のなかまも火曜日に再び熱っぽくなり珍しく会社を定時に上がり会社近くの病院でインフルエンザ検査をしてもらいます。

「陰性です。でも風邪の症状があるから抗生物質出しておきます。12時間以内に高熱がでたら薬変えるからね」
「風邪なんですね。。ほっ」

ちなみに、先生が使っていたのは単2電池2本くらいの豆電球タイプの懐中電灯でした。年期が入っていました。

そして夜からそれらしい症状がガンガンと出てきました。もう体のあちこちが痛いです。ヒィーヒィー祭りです。これは発症したに違いありません!
会社を休んで近所の病院で診察してもらいます。事前に電話をしたところ。。

「インフルエンザみたいなんですが、裏口とかからまわるのですか?」
「普通にどうぞ。お大事に」

去年インフルエンザになった時に比べると破格の扱いです。
鼻からニョギーッと検査キットを入れてスポンと抜きます。そして待合室で結果を待ちます。

ちなみに、先生が使っていたライトは5mm砲弾LEDが5個ついたものでした。ロマンスグレイな先生はちょっと先進的です。

「先生!Gentos LU-185使ってみてよ!」
「おぉ~、これはイイ!森のなかまさん、これからも面倒みるよ!今日点滴やってくかい?」

等と妄想して約10分が経過(笑)。名前を呼ばれて先生のところにいくと。。

「陰性だね」
「こんなに症状あるのにですか?」
「だね。奥さんインフルエンザだから、一応薬出しとくよ」
「あーっ、はい。会社は行ってよいんですか?」
「発症してないからね」

出してもらった薬は「イナビル」というものでした。リレンザやタミフルと違い1回の服用でおしまいというお薬でした。5-6時間寝たところウソのように体の痛みが消えていました。

発症こそしてはいませんでしたが体内で菌が増殖していたのが薬で押さえられたからのなでしょう。。
ただ、通常の風邪の症状は残っていますので、こちらは抗生物質で対抗し続けます。完全なジャンキー体質になってしまいました。

そういえば、前日処方してもらった薬を見せたところ余計な薬は出さずに「それキッチリ飲んで治してや」と言われました。先生ありがとー!

その後なんとか平日を乗り切り、この休日も体力回復に努めワイフも何とか復活してきたようです。
やはり健康第一であります。

ということで病気もよくなってきたということで毎月後半になりつつありますが、夫婦揃ってMacの前に座り日本赤十字から今月の義援金を送金させてもらいました。義援金は100%被災地へ届けられているそうです

さて、前置きが長くなりましたが、本日は去年自分の誕生日に購入したLED LENSER OPT-7497B H7の紹介です。


発光部と電源が分かれたセパレートタイプのヘッデンです。森のなかまにとって初めてのLED LENSERの製品です。

色々と候補はあったのですが、灯具はスペックだけでは分からないところが結構あります。
森のなかまは主に屋内の蛍光灯下で細かい作業をする時に補助光として使います。できれば。。。

 均一な配光
 チラツキのない調光
 付けていて疲れない重さ、バランスのもの
 妙な高周波音がしないもの

言い出せば様々な要望があり、いずれもスペックに現れ難いものばかりです。
湯水のようにお金を使って買い続ければ、それなりに「アタリ!」といった製品にも出会うでしょうが、なかなかそうはいきません。

例によってネットで色々と調べ、最終的に二つに絞り込みました。
それぞれ一長一短があります。うーむ。
購入を前提にアカリセンターさんに相談をしてみましたところH7を奨めてくれましたので即注文。使ってみると。。

「わぉ!」

人生持つべきものは色々ありますが「相談出来るショップ」があると実にハッピーなのであります。


ヘッドはこんな感じで上下します。一応4段階くらいでクリックがあるのですが、途中でも止められるようです。

片手で軽く調整できます。かといって首を振った位ではデローンと垂れ下がったりはしません。なかなか扱い易いです。


後頭部にくる電源部です。単4電池を3本使います。軟質の樹脂というか、硬質のゴムの蓋です。

公称Hiモード170ルーメンで4時間のランタイムです。これも初期照度のまま4時間では無いでしょうが、H7には調光機能がありますので工夫次第でそれなりにランタイムは稼げるかと思います。

単4と言えど3本もあればそれなりの重さになりますがセパレート式のおかげでフロントヘヴィーにならず長時間の装着もそれほど気になりません。実際作業に熱中して1時間くらい付けっぱなしとかはよくありました。

なお、ほぼ同じ機構で充電池と充電ジャック、充電時のシグナルLEDがついたH7Rという製品もあります。充電中のギミックがカッコイイのですがエネループもありますので、その分はというと。。LU-185に化けたのであります。


男の子ならグイグイ動かしたくなるレバーがついています。

これがH7の特徴でもある無段階調光用の操作レバーです。
SUNWAYMAN V20Aのような磁気コントロールではなく抵抗器のようなものかと思いますので、それなりに経年劣化してはいくかと思いますがそれ程気にはしていません。

中間域を超えると体感的に明るさがそれほど変わらなくも見えるので、自分が必要な明るの分だけレバーを操作すれば良いのです。

特筆すべきと思われるのは、調光してどの光量にしてもチラツキを全く感じません。
よくあるLEDを超高速で点滅させて時間当たりの光量を調節する「PWM調光」ではないようです。
少なくとも森のなかまにはチラツキを感じませんでした。これはウレシイです。
また、妙な音もしていないのか、はたまた気付かない程度のもののようです。


リューズがあります。これを溝に合わせてクイクイ動かすとフォーカスを調整できます。

H7のもう一つの特徴がこのフォーカス機能です。LED LENSERでは「Advanced Focus Ststem」と呼んでいるもので。。
目の前にバーンと巨大な円形の平面を出現させたり、ギリギリ絞ってビームを飛ばすという相反する配光を実現させます。

では配光をみてみましょう。条件は未だに「電球な週末」と同じです。。


出っ張った状態がスポットです。

 
スポット側でのMin, Maxです。
Minでも集光する事で照射面をかなり明るく照らします。
Maxでは周辺光が漏れでていますが、メインは中心のスポットです。
これがギュイーーーンと遠方を照らすのです。


引っ込んだ状態がワイドです。

 
ワイド側でのMin, Maxです。
Minは暗く見えますが、足下なんかはこれでも全然十分であります。
ワイドは均一な面が広く、近距離ではかなり使い易いのであります。
6帖だとMaxでも眩しいので調光が活きてきます。

MiniMag2AAでもフォーカス機能がありますが、ダークリング、スポット等から配光に関してはいま一つでした。H7のスポットもそれほどではありませんが、ワイド側の使い勝手はかなりのものだと思います。


Advanced Focusの肝となるリフレクターレンズです。一応Oリングが付いています。定期的に汚れを拭取り、シリコングリス(又はシロワセリン)を薄く塗る事で防滴性を維持出来るものと思われます。


スッポンポン!(失礼。。)

本来の使い方ではありませんが、リフレクターレンズを外した状態で照射してみると相当ワイドで均一な配光が予想されます。

 
スッポンポンでのMin, Maxです。
写真ではMinは真っ暗ですが、実際にはもっと明るいです。
Maxに至っては蛍光灯みたいです。

やっぱり。。。ZebraLight H501wBayco Quadバリの超ワイドで均一な配光になりました。これは近距離、作業用にはもってこいではないですか!

「なんで、最初からそうしないの?」

残念ながらリフレクタ、レンズで集光しないと、その分明るさが落ちますし近くしか照らせなくなってしまうからと思われます。
ヘッデンの用途としてハンズフリーだけを優先させるのであれば、こういうパターンも「アリ」かもしれません。
H7のワイド側は十分均一な配光ですし、強力なスポット光は遠方を照射しなくてはならない作業を行う方にとっては魅力的です。それを1台でこなしてしまうのですから。。

「ZebraLight程造りの良さは必要ないけど、あの均一な配光が必要なんだ!」

という方にはH7のリフレクターレンズを外し適当な風防を付けてみるのも悪くはないと思います。書いていたらちょっと興味でてきました(笑)。

さてハンズフリーで便利なヘッデンですが、使わないときはヘッドバンドがビロビロしていてちょっと困りますよね。
H7にはネオプレーンのような素材でできたソフトケースが付属します。縫製も結構綺麗だったり、それなりにサマになっているモノです。

ただ、この手の付属のケースというのはコンパクトに魅せるために結構ギリギリに作られていたりしてガサツに「ボン」と放り込むような大きさではありません。。。

もっと良いしまい方があるのかも知れませんが、自分なりに頑張ったので(笑)写真に撮ってみました。


よく分かんないですね。。。

一応ケースに入れた時電源ケーブルが自重で押されたりしないように上に逃がしています。


ポイッ!

あふれたヘッドバンドを無造作に折り重ねて入れていくと空間ができますので、そこにケーブルが逃げていけば多少外から力が加わっても平気でしょう。
ただハードな扱い方をする方にとっては少し頼りないかもしれません。その場合は別途ハードケース等を探した方が良いでしょう。


ハイッ!

Petzl e+LITEからヘッデンの便利さに目覚めてしまった森のなかまですが、H7も大変気に入ってしまいました。

小回りが効いて芸達者で高性能。おまけに赤と黒で結構ハンサム!
まるで「森のなかま」のようじゃありませんか!!

すみません。。。まだ熱があるようです。。。

来週は健康な1週間でありますように。

それでは!
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あかばねくん

2012-01-22 17:15:01 | 毛が生えてたり丸いもの

「暗黒へん」。。。

大寒」。。寒かったですね。。
金曜日太平洋側でもは雪となり、土曜日も一日中冷たい雨が降っていました。

風邪の治りも遅く金曜日頃からようやく調子を取り戻してきましたが、それまでは妙に熱っぽく、体のあちこちが痛い状態で悪夢のように難解な仕事に取り憑かれていました。
実のところ今週終わらせるはずが終わらず、金曜日の夜遅く進捗と優先順位をお客さんと確認し、来週早々に決着を付ける予定であります。

さて冒頭の「暗黒へん」ですが、数年前にワイフがバレンタインに書いたものです(そういえば最近はホワイトデーだけだな。。)。
えーと。誤解を招くとなんなので断っておきますが(笑)。。プレゼントには普通の「光明へん」が添えられていて後出しで。。

「こんなんのも書いたよ~」

というのが「暗黒へん」です。
ワイフが片しものをしていると、ひょっこりと出てきたので二人でまじまじと魅逝ってしまいました。

「線迷いないよねぇー。刺さってるのは?」
「ごすんくぎ!」
「あかばねくんはいつも災難だよねぇ」

このウサギには「あかばねくん」という名前があり、モデルがいるのであります。


しーん。

何だかよくわかりませんね。

10年以上前に赤羽に勤務していたとき毎晩遅いので何かワイフにプレゼントでもと見つけたのが彼でした。


あかばねくん。起きて下さい。。

うちに来るまでの名前は「シナダ福来来シリーズ うさぎ」でした。
「ぽってりとした丸い体型に、目を瞑っているのは福を呼び込むため」というバックグラウンドがあります。


おめめパッチーり!ギンギン!

「赤羽」からやってきたので「あかばねくん」というよくある流れで今日に至っています。
当時、妹が私のアパートに遊びにきた時に彼を見つけるやいなや。。

「このウサギ、デスマスク~。死相くんだ。あはははー!」

とこねくり回します。ワイフも「鏡餅みたい」とこねくり回します。
何かを悟りきったかのような穏やかな面持ちからでしょうか、既に解脱をすませ魂という概念を超え「現象」としての域に達しています。

シナダさんの意図とはちょっと違っているのかも知れませんが、世界にはいろいろな愛のカタチがあるのだと受け止めて頂ければと思います。


いつもは箱船に載っているのですが本日は御神体に出てきて頂きました。
やはり独特の存在感を放ちます。。


かなり突き抜けた存在から、我が家では「あらゆる災難」を受けても大丈夫というキャラクターを一手に引き受けています。

ちなみに、森のなかまは毎月「袋」で「おこずかい」をもらいます。
ワイフは袋の表には季節ごとの楽しい「光明へん」と金額(ネットでの買い物や「エロ代」(有料エッチサイト代)のカード決済が引かれています)を明記します。

そして裏には光明の犠牲とも言うべき「あかばねくん」の受難の姿が描かれています。毎月。。

不公平なのかもしれませんが、太陽がサンサンと降り注ぐビーチで「あかばねくん」がサングラスをして傘の飾りがついたピニャカラーダを飲む姿を見ても、その後に何かの災難がやってくる絵が思い浮かんでしまいます。

多かれ少なかれ、誰しも受難は避け続ける事はできないのかもしれません。
でも受難続きの「あかばねくん」を見ていると。。

それでも生きる!

という前向きな気持ちになるから不思議であります(笑)。

夕が方から関東は晴れて来たようです。
明日から「難解くん」が待ち受けていますが、頑張って前に進みましょう。

それでは!
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遅い初詣 夢見ヶ崎動物公園

2012-01-14 19:04:34 | 毛が生えてたり丸いもの
シセンレッサーパンダの「アン」ちゃん。。はじめまして!

正月休みの最終日に夫婦で風邪になりましたが初仕事はきちんと納めたのですが三連最終日からグングン悪化してしまいました。
幸いインフルエンザではありませんでしたが、結構しんどく医者にいったところ抗生物質の点滴をうってもらい徐々に回復。。
健康が一番であります。


今年はこんな姿で迎えてくれました。

本日ようやく夢見ヶ崎にある天照皇大神に初詣に行く事ができました。
さすがに人数も少ないので並んだりしません。毎年こちらの社務所で家内安全のお札を頂いているのですが。。。

「少々お待ち下さい」

とお札をもって拝殿へと向かわれていくのであります。どうやら祈祷して頂けてたようです。ありがたいことであります。

初詣を終えると当然動物園巡りになります。
ここ、夢見ヶ崎動物公園は無料で解放されています。
また戦没者慰霊塔のある展望広場等も解放されているので週末は多くの家族連れが訪れます。


スイーッと泳ぐフンボルトペンギンくん。
ペンギンに合わせていつも子供達が一緒に走りまくっています。


でもこの子、今日はどこかカユイのかカキカキしている事のほうが多かったようです。


ペンちゃんの足裏ってあんまりみませんよね。


アカオヒメシャクケイ。。ちょっと気まずいのかプイっとしていますが、他がちょっかいを出すとギッと睨むのであります。


プール状態のテンジクネズミ。。


ダルマさんが転んだをし続けているホウシャガメくん。
佇まいが何だか良いですね。


埼玉県こども動物自然公園からやってきた「アン」ちゃん。。
フェミニンなポーズにクラッ。。

森のなかまが引っ越してきた時に何度も会いに行ったカツオとミンミンの夫婦が同じ日に亡くなってから1年以上が経ち、去年12月にやってきました。
子供達も。。

「アーーーーッ☆◇*!!レッサー!!」

他園では「アライグマ~」「たぬきーぃ」と誤認されるレッサーパンダですが、ここ夢見ヶ崎動物公園でのレッサーパンダ認識率は高いのであります(少なくても今日は高認識率でした)。


ぷにん。ぷにん。


もう元気、元気、元気!
止まっている事が殆どありません(笑)。

ガンガン動くのでAFモードをC(コンティニュアス)にセット。露出もAEモードにします。
レッサーパンダくんを前にすると、ついストーキングモードに入ってしまいます。

カシャッ、カシャッ、ジーッ、ジーッ、カシャカシャ。。


唯一止まっていたのはウンチをしていた時です。ポロン。ポロン。。
ガラス越しでの撮影なので左側に空が写り込んでいます。

まだまだ沢山の動物達がいるのであります。

いつまでも、どこまでも写真を撮っていたいのですが風邪をぶりかえしてもいけませんので折り合いをつけます。。いつも名残惜しい。。


おっと、彼らも忘れてはいけませんね。。バリバリ!!

みなさまも、御自愛下さいませ。。

それでは!

P.S.
2012.1.16 やっぱりツメ研ぎの写真に「バリバリ!!」を付けたくなったので付け足してしまいました。全身全霊でツメ研いでるよなぁ。。
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SUNWAYMAN V20A

2012-01-09 21:04:30 | フラッシュライト
勝手に繰り広げられる日常風景。。。

ワイフはお仕事です。私もアパートで仕事を片付けます。
彼らは特に定位置が決まっていないので勝手にやっているようです。
ブーフも随分馴染んだ感があります。意味も無く有名な「臆病なこぐま」のクリップを思い出します。

10月も終わり頃、AA(単3電池)を2本を使用するフラッシュライトを購入しました。
あの頃も仕事中に髪の毛をキューッ、キューッ、キューッと引っ張ってもだえ苦しんで一山を超えたのだと思います。今となってはどんな山だったのかも思い返したくもないのですが(笑)。。


中国はSUNWAYMAN社V20Aです。
SUNWAYMANはSurefire程ではないですが少々お値段が高いのですが、価格以上に質が高い製品を提供してくれるメーカです。

V20Aは入手が簡単な単3電池を2本使用するので結構ながーいボディになります。でも造りが緻密なのか間延びした感じはありません。

Type3HAと呼ばれるハードアノダイズドで表面が処理されていますのでスレ傷に強く、仕上がりも滑らかです。私の個体はやや濃いオリーブ色のものでした。ちょっとミリタリーチックなのも男の子心をくすぐるのであります。


JISマーク?」と散々いわれたSUNWAYMANのマークが刻印されています。

スイッチはやや固めの感触ですが間欠点灯(押している間だけ点灯)をするには程よい堅さかもしれません。森のなかまは結構好きな堅さです。
ゴムも確りしていてきめ細かい手触りで安っぽさは感じられません。


10Holesと比べるとコレぐらいの大きさです。丁度Mini MAG 2AAと同じ位ですね。


最大の特徴はリングによる無段階調光です。青線のリングを左に回すと減光、右に増すと増光します。単純明快。

最小1ルーメン(100H)から最大210ルーメン(2H)を180度には満たない角度で無段階(厳密にはステップはありますが)に調光が出来ます。
しかもPWM調光(超高速点滅による調光方式)のようにチラツキを感じるような調光ではありません。
リングを回す際にも適度な重さ(トルク)があり、スーッと回した分だけスムーズに減光、増光します。これがとても気持ち良いのであります。

もちろんこれまでにも無段階調光が出来るライトはありました。しかしそのUIは。。

「早押しn回の後に、長押しをするとLowからHighへ変化するので好みの明るさになったらスイッチを離すと明るさを記憶します」

といったカスタマイズ機能みたいなものでした。
実は一度この手のUIを試させてもらったのですが、自分が「本格的に阿呆になったのでは?」と思うくらい操作できませんでした(まぁ阿呆ですが)。。

でも、V20Aはリングを回した分明るく、暗くなるので実に直感的です。マニュアル見ながら練習したりせずに誰でも操作できるのであります。

ただリングがヘッドにありますので調光時は逆手や注射器持ちではなく一般的な順手が行い易いかと思われます。

メーカサイトでは「Fully Variable Magnetic Control Flashlight」と謳っていますので抵抗器等のように経年変化による調光機能の劣化は無いと思われます。

なお、電池が終わり近くになるとリングを回してもスムーズな調光できなくなってきます。エネループを使用する際はこれを合図に電池交換すると過放電を避けられると思います。

 
いつもの条件でリング中間位置、最大位置の配光を撮ってみました。


オレンジピールリフレクタとXP-Gの組み合わせによりムラの無い周辺光と中心にスポットがなだらかに繋がっているので使い易く、見易い配光だと思います。

機能には関係ないのですが、点灯時にちょっとした演出があります。
ごく短い時間(0.5秒以下かと思います)くらいの間に、最小点灯から現在の調光リング位置の出力まで「ふわーん」と光ります。調光回路とタイマーを使ったギミックかと思いますが無意味に「ふわん、ふわん」したくなります。


「ふわん、ふわん」から宇宙船チックにカラーライトを当てみました。

付属品に取り外しが出来るクリップ、ランヤード、予備のOリングが付属します。クリップ、ランヤードは今ひとつパッとせずライトの質に追いつかないかんじでしたので、森のなかまはカメラ量販店などで売られている「OP/TECH Finger Cuff」を付けてみました。


ウエットスーツ等に使用されるネオプレーンゴムに小指を通して手の甲側から一周させます。


逆手持ちで程よい位置のところにテイルスイッチがやってきます。このまま注射器持ちに切り替えると人差し指による紐のテンションのかけ具合によって楽にライトの方向を切り替えられます。

手の大きさにもよりますが、なかなかの便利品なうえ柔らかい素材なので付けているものを傷つけず結構なお気に入りになってしまいました。



無段階調光という、ちょっと一般的ではない機能を誰もが思い浮かべるようなUIで当然のようにシレっと搭載しているV20A。製品としてはトンガったところがなく実に使い易いものであります。
また値段以上の仕上がりと性能からもコストパフォーマンスはかなり高いのだとおもいます。

しかし単3電池で日常使い用を求める方からすると「とっても良くて欲しいけど何故こんなに高いの?」と理解され難いのかと思います。

巨大メーカではマーケティング段階で手を出さないような製品バランス自体がトンガった存在とも言えるのではないでしょうか。

森のなかまは、こういう製品やメーカは大好きです。

それでは!
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LEATHERMAN Style PS

2012-01-08 17:30:35 | 道具
クネンひげ。。。

人によっては今年初の3連休ですが、如何お凄しでしょうか。
正月休み最後に珍しく夫婦で風邪をひいてしましまったようで、今週末はアパートでもっさりとしております。
近所の「夢見が崎動物公園」に初詣に行くのは来週になってしまいそうです。

年末にたっぷり残していた仕事は小人さんが片付けてくれるわけも無く、初日からすんなりとレッドゾーンへ突入なのでありました。

森のなかまは仕事中に行き詰まると親指と人差し指で髪の毛を摘んで引っ張る癖があります。

きゅーっ、きゅーっ、きゅーっ

頭皮が刺激されて良いアイデアや考えがまとまれば良いのですが、なかなかそうは上手くいってくれません。一種の生理現象みたいなものなので特に気にせずやっております。時折。。

チクッ!

指に髪の毛が刺さる事があります(笑)。枝毛なのか短い髪の毛の先端なのか分かりませんが数ミリ髪の毛が指に刺さります。
指に何か刺さると、もう仕事どころではなくなります(笑)。

「何としてでも抜きたい!」

ツメ先とかでプチッと抜ければ良いのですが、これまた簡単にゆきません。
最初から変な癖を止めればよいのにという意見もありますが、もうこうなってしまっては仕方がないのです。
刺さったものを抜きたいという生理衝動にはどんな理性的な思考をも凌駕することはあり得ないのです!

ということで、こういう時は普通に「毛抜き」「とげ抜き」の類いを使えばあっさり解決するのであります。必要あるところに発明ありです。先人達は偉大なり。。


LEATHERMAN Style PSという「毛抜き」にその他のツールが付いた道具を紹介します(逆ですね)。

以前「LEATHERMAN SQUIRT Ps4」というマルチツールを紹介したかと思いますが、プライヤ、ハサミ、栓抜きという3つは同じで、ナイフ、ドライバ類をなくし軽量化しつつ、毛抜きを装備したのがStyle PSです。


こんな感じにハンドルに入っています。ハンドルの黒い部分は軽量化のため樹脂で出来ています。


これがメインである救世主の「毛抜き」であります。
他のマルチツールだと毛抜きの後ろが樹脂等で出来ているのですがLEATHERMANはクネン、クネンと曲げて作ってあります。

「これは無いよなぁ。。」という同僚。。
「そう?漢(おとこ)っぽくない?」
「そうかも。。」

きちんと突き刺さった髪の毛を何度も抜いてくれているのであります。


工作ヤスリではなく、ツメヤスリの類いですが甘皮剥きがドライバに相当するようです。
ツメヤスリとしての使い心地もなかなかのものです。


外出先でなかなか役に立つハサミです。切れ味の良さはSQUIRT Ps4で体験済みです。


「毛抜き」がメインと言いわけをしていますが、やはりプライヤは譲れません(笑)。

SQUIRT Ps4には小さいながらもナイフが付いています。銃刀法には抵触しないサイズですが何かの拍子に制限のキツい区域に入ることが出来る時に、持っていたのを忘れてポロンと出てくると面倒になりそうなので日頃から持ち歩いていません。


カラビナ風フックが付いています。そう!これは約束の「栓抜き」として機能がカウントされています。コイツでさりげなく栓を抜いてみたいものです(笑)。

でもStyle PSにはナイフが付いていないので比較的安心して持ち歩く事ができます。まぁ、ハサミも駄目という話もありますが、その時は諦めますし、これ見よがしに目の付くようところに付けたり、疑われるような行動をとらなければ良い訳です。


裏はサテン地とプライヤのグロスが渋いコントラスト。
これまた軽量化(殆どデザインですが)のための丸穴でパンチされた奥に個々のツールがチラチラと見えるのがイヤラシくカッコいいのです。


ちょっとデザインを優先し過ぎたのか、SQUIRT Ps4に比べると華奢な感じがします。このサイズなのでヘヴィーな用途には向かないと思いますので森のなかま的には十分ですが、工具としてより高い性能を求めるのでしたらSQUIRT Ps4(より上位機種)をお勧めします。


左のSQUIRT Ps4が56.4g。Style PSは44.7gと12g近く軽くなっています。この差は僅かですが何かと一緒に付ける事を考えると軽いに越した事はありません。

毛抜きとしては断然重いものになってしまいましたが出先でもパッチン、パッチンと出来るプライヤがついたStyle PSは妙な癖のある森のなかまの仕事の相棒として今日も支えてくれるのであります。

冒頭の写真は以前にも使った事もあるのですが、毛抜き。。ヒゲ。。抜きたい。。いたい。。とシナプス結合していった結果です。
ヒゲは抜いてはいけませんね。

それでは!

P.S.
今日は21時から日曜映画劇場で「エイリアンVSプレデター」を2作一挙放送とのこと。夫婦で楽しみにしていましたので見なくては。。
きっと出てくるはずのフラッシュライトの配光にも注目でしょうか(笑)

P.S.2
AVPもそうなのですが、B級映画は尾を引かなくて好きです。
森のなかま夫婦がお勧めしたいのは以下の2つの作品です。

スパイダー パニック!
トレマーズ」全4作

トレマーズは3作目から主人公が入れ替わってきて作り手も何を魅せたかったのかがハッキリしていきます(笑)。
まぁ、銃社会うんぬんもあるかもしれませんが、難しい事を抜きに楽しめる徹頭徹尾「B」に徹した素晴らしい作品です。

また、見たいなぁ。。
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