ramaria sp.
山を登る道の傾斜はやや、急になってきたが、周囲は相変わらずのミズナラ林。きのこはポツポツと道の脇に出ている。最近、見ただけで ramaria sp.としてしまう、ホウキタケの仲間・・・
これは、イロガワリだろうと傘と柄を擦って変色を見ていると・・・・傘は素早く青変したが柄はさっぱりだ・・・。
イロガワリではなさそうだし、柄には細粒も見当たらないのでコゲチャイロガワリ、ウラグロニガイグチとかでもなさそう。オオコゲチャイグチでもなさそうだし・・・分からない。でも、切って匂いを嗅いでおくべきだった・・・。
分かりやすい奴。沢山出ていた。
ベニイグチ Heimioporus japonicus (Hongo) E. Horak
これは、色合いの違う個体が結構多いようには思うけれど・・・、一律に・・・
キアミアシイグチ? Retiboletus ornatipes (Peck) Manfr. Binder & Bresinsky
ミドリニガイグチ Tylopilus virens (Chiu) Hongo
また・・・
イロガワリ Boletus pulverulentus Opat.
登り道の先の方に見えていたイグチ・・・・、近づいてみると・・・、やっぱり・・・
アカヤマドリ Leccinum extremiorientale (L. Vassilieva) Sing.
道のど真ん中に大きなイグチが出ているのに、採られる事もなく、蹴り飛ばされることもなく・・・、何となく感じていたがこの山、登っている人はいないのか?
ヤマジノホトトギス
久し振りに見る花。この山?この季節?花が少ない。
漸くブナ帯にやって来た・・・・
ブナ林
ほぼ中間地点
木に巻きついていたツタ、何だ?
ブナ帯に入って急に増えてきたきのこ・・・・
ツエタケ Xerula radicata (Relhan) Dörfelt
他のきのこの数は随分と減ってしまった・・・。
ボロボロのコンイロイッポンシメジ Entoloma subnitidum f. cyanonigrum Hongo
今回であった数少ない花の一つ・・・
ダイセンオトギリ
朝方、山の上のほうは雲に覆われていたが、少々、雨が降ったようだ。花に小さな水滴が残っていた。
つづく。