ツルリンドウ
皆ヶ山の道は最初、ダラダラ、徐々に傾斜が急になり、最後は急な坂を登りっぱなしとなるようだ・・・。
その急な坂を登り切った辺り・・・・
コイワカガミ
春に来れば、ここも花が結構見られるところなのかもしれない。ユキザサの葉も見えている。山頂と思ったのは皆ヶ山ではなく・・・・
二俣山山頂
二俣山の山頂だった。その僅かな平らなスペースに出ていたきのこ・・・・
キリンタケ またはその近縁種? Amanita excelsa(Fr.) Bertillon?
そこから一度、山を下る・・・・、目的地はその奥に見えている雲に隠れた頂だ。
その下る道・・・・・
道の脇のブナの古い立ち枯れに出ていた・・・・
??
去年、芦生の森でやはりブナの立ち枯れで見ている。が、分からない。
これも、同じ立ち枯れから出ていた。
??
これは、御馴染み。もう、半月も早ければ食用とも言えただろうが・・・
トンビマイタケ Meripilus giganteus (Pers.) P. Karst.
トンビマイタケは多くの場合、隔年発生なので来シーズンはどうかな・・・と、思うが今回、3本のブナの根元から出ているのを見たことを考えると・・・、来年も違う木から出ている確率も高いだろう。
下って、さらに急な坂を一気に登る・・・・。いや、坂が一気に山頂まで続いているだけで、僕は一気には登れない・・・・、汗は滝のように出て・・・、これは冗談ではなく、タオルで顔の汗を拭いてばかりで顔が痛くなった。そして、目には汗が入り海水浴で海に潜った後のように、目に滲みていた。
ちょっと、スマートなイグチ。
ウツロイイグチ Xanthoconium affine (Peck) Sing.
柄が随分と細く、綺麗だが、ウツロイイグチで良い?自宅周辺でもこのタイプのイグチは出ている。
その間も急な上り坂は続き、漸く山頂に到着。
皆ヶ山山頂
標高は低い山だが、やっぱり山登りはしんどい・・・・。気がつくと、登り始めてから4時間が過ぎていた。きのこと戯れていたとはいえ、弥山に登ったときよりも長く、白山に登ったときと変らない時間が過ぎていた。ふと、気がつくと誰にも会っていなかった・・・・。この山頂への登山道は一つしかなく、何処の山への縦走路もない。要するに、この山へ登っているのは我々だけだ・・・
山頂より、多分・・・・、上蒜山を望む
つづく。