シオン
芦生に話を戻そう・・・・
川沿いの杉林のチェックを終え、トロッコ道に向かう。途中、京大の演習林事務所の前を通る。そこにシオンが咲いていた。シオンの咲く季節、以前からシオンが好きで庭に植えようと思っていたのだが・・・・、未だに実現していない。
その事務所を過ぎて歩いてゆく。やがて、川を渡る橋に出て・・・・・
円山川源流
渡る。そこから、トロッコ道が続いてゆく。
トロッコ道
トロッコ道は以前は使われていたのだろうが・・・今は、古い軌道が・・・、いや、部分的には使われているのか?今は稲刈りの時期で収穫した稲籾や、何故か茗荷をトロッコに積んであるのを見掛けた・・・。
その、トロッコ道は森の奥まで続いていて、そこを歩いてゆく。朝から歩いていた峠からの尾根道を歩き続け、尾根から下ってくるとこのトロッコ道に出るはずだった。
ホツツジ
随分と花の期間の長い花?いろいろな所で見ているが、花がピンクがかったものも多かった。高い山ではミヤマホツツジ・・・、ここのは純白のホツツジ。
・・・・・
このところ、良く出会っているアケボノソウに似ている・・・、これは違う花なのだろうかと、しばらく考えてしまった。花びらが4枚の花が咲いている。この株に5弁は1輪のみ。他は4弁で、花びらが妙に細い。その5mくらい離れたところに咲いていたのは・・・・
アケボノソウ
やっぱり、前のは個体の変異なんだろう。驚いたな。
道の右側は山側、左側は川が流れている。しばらくは右側の斜面を見ながら歩いてゆく。
シロイボカサタケと丸いのはスギエダタケ幼菌
アキチョウジ
その近くに咲いていた、これもアキチョウジなんだろうけれど、色が白っぽい。開いてしまえば同じなのかもしれない。
アキチョウジ
今日はカラカサタケの仲間が多い・・・・
キツネノカラカサ
チシオタケ
トロッコ道の線路の脇、苔のうえにポツポツと出ている。ありふれたきのこだが、そんなきのこにもかまいたくなるような、のんびりとした気分で歩いている。
ヒナノヒガサ
日陰の枯れ枝から・・・・
ウスヒラタケ
これは、分からない。
Lepiota sp. ・・・そんな気がするだけ・・・
栃の木
栃の大木が線路の脇に立っていた。これはトロッコが生活に普通に利用されていた時から、ここに立っていたのだろう。昔、この辺りにがあったらしく、斜面を整地して石垣を造った跡が残っていた。
つづく。