ムラサキアブラシメジモドキ
最初の山ではホンシメジの幼菌が沢山出始めていることを確認し、次の山に案内してもらった。今朝まで雨が残っていたのだろう、山は濡れていてきのこの傘はぬめっている。
日陰の斜面にはクリフウセンタケが沢山出ていた。
クリフウセンタケ
クリフウセンタケと普通に呼んでいるきのこには、何度か書いているが、幾つかの種類があると思っている。この山のクリフウセンタケは、自宅周辺で採っているものと同じ。
この山にもホウキタケが沢山出ていた。
ホウキタケと?
良く見ると、上半分と下半分では、違うホウキタケだ。下半分は純正ホウキタケ、上は・・・・分からない。
ホウキタケ
上の2つは純正と思う。
これは・・・・
コノミタケ?
自宅周辺の赤松林にもでる白いホウキタケと同じだろう。案内をしてくれているHGさんも「これはシロソナ、食べられますよ」と教えてくれる。その見分け方は「根っこが太い」。自分でも見分けられると思っているが・・・・
ramaria sp.
これは?・・・となると、分からない。きのこは自信が無かったら食べないことだ。
フジウスタケ
途中、山の下の小屋周りでコウタケのオニギリをご馳走になり、最後の山を登る。
シャカシメジ幼菌
早めに切り上げ、ホテルへ。風呂で汗を流したところでSTさんが迎えに来てくれた。そして、STさん宅で、今日のメンバーと一緒に晩飯をご馳走になった。
マツタケ
マツタケを焼き、持参した篠山の黒豆の枝豆をつまみ、土瓶蒸、コウタケの焼き、クロカワの焼きを頂いた。そして・・・
夜は更けてゆく・・・・・
STさんお勧めの舞茸酒。こんがりと焦げ目がつくまで焼いた舞茸に熱燗を入れて飲む。岩魚の骨酒、河豚のヒレ酒より旨いかな・・・・、いい勝負だ・・・と思う。
旨かった。SZさんのお土産の泡盛もおいしい。これ以上飲んでは、明日の山がキツイ。
皆が明日は籠なんか役に立たないから、これから背負子を買いにいきなさい、という。それからひどく険しい山だから、両手を絶対に空けておかないといけないとも言われた。それから、幾つかの信じられないような話・・・・、全て、明日になれば本当かどうか分かるだろう。
明朝、5時にホテル前で待ち合わせることにして、ホテルに戻った。
つづく。