夜叉が池から戻った翌朝、少々寝坊をして起きた。外は相変わらず好天だ。少しは雨も降ってもらいところなんだが・・・・。朝飯を食べていると、家の前の建築現場がやたらとうるさい。3連休だというのに、五月蠅くて家でゆっくりもできないというのはどういうもんだか・・・・
我が身の不運を嘆く。自宅の真ん前に市役所が建って何かメリットあるか?何でこんな目に遭わなきゃならん。言ってもせん無きことゆえ、カメラと麦わら帽子を持って家を出た。秋真っ盛り。山田錦も実って穂が首を垂れている。これから、友達に聞いたミズトラノオの咲く野池の様子を見に行くことにした。
それから、20分と少し経ったころ、その野池と田圃の間の畔を歩いていた。
大体の場所は聞いていたので、歩いて行くと池の岸の湿地になった辺り、一部の色が紫色に変わっていた。
これかな・・・・
湿地に入り込んでみると・・・・
ミズトラノオ
おぉ・・・、凄い。
これだけ群生していると、ミズトラノオの甘い匂いで咽そうになる。凄いな、本当に。。
そのまま、池と田圃の間の広めの畔を進むと・・・
ハナラッキョウの蕾が無数に見えている
遠くには鷺の群れ
足元を見ると・・・・
イボクサ
これ、実は初めて見た!
あれ、これは白い花。イボクサじゃない・・・・あの池に沢山咲いていた帰化植物?
タカサブロウ
それから来た道を逆に歩いて戻り、池の反対側へと歩いて行った。
相変わらず、ハナラッキョウの蕾が一面に・・・・
あ、またミズトラノオが咲いている・・・
さらに道を進むと・・・・
オミナエシ
サワシロギク
これ以上は池の周りを歩けなくなって、また戻る。
相変わらず良い天気で、随分、汗をかいた。
つづく。