ハナイグチ
朝、来る時に飯田の町でかったおにぎりを食べてから、車にのり高度を上げた。同じやまなのだが距離があって歩いては行けないらしい。というより、どこをどう歩いて行くと何処に出るのか把握できていないらしいのだ。それ位、止め山は広いということ。だから、止め山の何処に松茸がでるかなんて、あまり分っていないらしい。
で、山の上の道の脇に車を停めて歩いた。途中にまるでヌメリイグチのようなきのこが沢山出ていたのだが、良く日焼けしたハナイグチだった。Sさん曰く、友達が毎日のように歩いて採っているところだから、何もないだろうから籠は一人だけ持って行けばいい。。。
タオルを首にかけてコンデジをポケットに入れて登った。傾斜も大したことがないし荷物もないから楽ちんだ。でも、何もないはずが・・・・
マツタケ
でっかいマツタケが登ってすぐの所に顔を出していた。あれ?ということはこの辺りはあまり歩いていない?4人で周囲を探しまわると、僕が1つ、Hさんが2つ、あっという間に4本のマツタケが見つかってしまった。それも、傘の開く前のマツタケが3つ。
それから、尾根伝いに奥へ進んで行った。尾根の南側の斜面が実績の多い斜面らしいのだが・・・・、最初の4本が日陰になっている北側斜面に出ていたので、北側斜面が良いんじゃないかと一人、反対側をチェックしていると・・・・
うわ、三連発だ・・・・
で、でた!
三本も出ていたぞーって、皆を呼ぶ。近くに来たHさんがこの三本の松茸の近くで松の葉が盛り上がっているところを発見。つぼみの松茸だった・・・・。相変わらずの詰めの甘さを指摘する声、声、声。。
イチヤクソウの仲間
ユズ君の見つけたマツタケモドキ?
その後、更に奥を歩いてクロカワ探しだ。この場所では最初に松茸を4本収穫したのだが、後が続かない。もう、松茸を沢山見つけて、心が満たされている。大満足だから、のんびりと尾根の脇を歩いた。
突然、Sさんが「ホンシメジじゃないか・・・」と叫んで、振り返ると斜面を駆け登って行く。
ホンシメジ
クロカワ
もう十分だ。十分楽しませてもらった。山を下って車に戻り、飯田のインターへ向かう道の脇にある蕎麦屋で食べた。毎年の行事。
注文は鴨汁蕎麦と決まっている。
これが旨いんだよな・・・・
Hさんの車に乗って、今夜泊る予定のホテルに連れて行ってもらった。Sさんはそのまま自宅へ。。
ホテルの部屋に荷物を運んでから、今夜のビールやお茶を買い込み、それから収穫物を冷蔵庫に保管。そして、風呂で汗を流した。夕方の6時にSさんがホテルに迎えに来てくれて、Sさん宅で今日の反省会を・・・・・
目立った収穫が笊に盛り付けてある・・・・
マツタケ、ホンシメジ、そしてクロカワ
笊に入れなかった者たち。ホンシメジの柄の太いこと・・・・
暗くなって来た。遠くに見える中央道は渋滞中。
宵の明星、金星が輝いていた。
クロカワの炭火焼
飯田のクロカワは苦味が少なく、焼くと甘みすら感じる。
生姜醤油が思いの外、合うね。。
ビール・・・・
ユズキ君がプレモルをグラスに入れてくれる。
何処かで見たことのあるサーバーだな。。。「ユズキ、お前もか・・・・」。このサーバーが欲しくて、500mLのプレモルを3ケースまとめ買いした記憶が蘇った。あれ、サントリーの陰謀だったよね。お陰で体重はグッと増えてしまったんだったなぁ・・・
焼き松茸
美味い、贅沢すぎる・・・・。寒くなってきたので、ベランダから室内に移動して・・・・・。
すき焼き マツタケ多すぎ・・・・
旨い酒 三千蔵
煮えた・・・・
ホンシメジを焼いて食べたり、バターでホイル焼きにしたこと、松茸と栗を炊きこんだ飯を御馳走になったこと・・・・、何かいろいろ書き忘れたことが沢山ある。あ、そうそう、持参した丹波篠山の黒豆の枝豆も茹でて貰って食べたけれど、甘くておいしかった。
美味しいきのこと美味しい料理とお酒、ありがとうSさん、Hさん。
その後のことは記憶が薄れているが・・・・、タクシーでホテルに戻り、また風呂に入り寝た。明日は9時半にホテルにHさんが迎えに来てくれることになっている。。。
つづく。