ミズオオバコとヒツジグサ
きのこの収穫は僅かだったが、大体、近場の状況は分った。クリフウセンタケは雨が少なかったけれど少しずつ出ていて、もう終盤。シャカシメジ、ホンシメジ、それからショウゲンジなどはまだ出ていないようだった。
次の雨で出だすと思うが長野行きのスケジュールと重なってしまう。
帰り道にまた、ミズオオバコの咲く池に寄った。遠目に見た時は薄いピンクの花と白い花が賑やかに咲いているように見えて驚いたのだが・・・・
ヒツジグサの花の数が以前よりかなり増えていた。
水中を覗くと、以前より葉の緑の鮮やかさはなくなったが、花の後?大きな実が出来ているのかな・・・・
浅瀬では水位が随分下がってしまったので、ミズオオバコの葉が水上に露出してしまって無残な姿になっていた。
池の土手から道に戻って車に向かって歩いて行った。道の脇のツリガネニンジンは花盛りだ。
道に座り込んで写真を撮っていると、近所に住んでいるらしいおじさんが犬を散歩させていた。挨拶をすると、「祭りを見に来たのか」と聞く。今日は祭りなのですか、と聞き返すと、近くの神社の秋祭りが今日、明日とあるらしい。
その祭りは確か、ジンジマイ(字を忘れた・・・)といってこの辺では有名な行事だった。そういえば、見に行ったこともある。それから、近くの山のきのこのこととかいろいろと話をした。
ミズオオバコは毎年沢山咲くのかと聞いてみたのだが、今年初めて気がついたくらいで今までは目立たなかったという。この群生が一年やそこらでできるとは思えないのだが、自分も今年初めて気がついたのだから、「やっぱりか!」と思ってしまった。
それからまた写真を撮っていると、写真が好きなら自分の入っているクラブに入らないかと誘われてしまった。
その後、別の池の土手に行き、ヤマハッカの花を確認した。
ヤマハッカ
写真を撮っていると、突然、視界に入ったもの。
ホウジャクかな・・・
その近くで見つけたもの。
全く分らない・・・・
ムカゴのようなものが茎についているようだ。
自分でムカゴと書いておいて何だけど、ムカゴニンジンという名が頭に浮かんでいた。一応、調べてみるとそれだった。夏にM谷を歩いた時に蔓性のセリ科植物を調べたことがあって、名前が頭の片隅に残っていたようだ。すぐ忘れるが、突然思い出す今日この頃・・・。
それから、前から見つけていたアケボノソウらしきものを流れ込みまで行って確認した。
やっぱり、アケボノソウ。
自分の住んでいる町にも生えていたんだ。でも、花が開いてからもう一度、ここに来て確認することにしよう。