サクラシメジ
一度、車を停めたところに戻り一休みしてから、違う尾根へ登る・・・らしい。この山は?今年は?きのこだらけだ。
サクラシメジ
菌輪を描いて、沢山でている。
クリフウセンタケ
美味しくて大好きなんだけど・・・・
コウタケ
去年は一つも見つけることが出来なかったのに・・・・・
ハナイグチ
マツタケとクリフウセンとハナイグチ・・・・、同じ山で採るきのこだろうか・・・・?
これがでたら、今年も、終わりが近いかな・・・、なんて話していたが良く見ると・・・
アイシメジ
さりげなく・・・・
ウラベニホテイシメジ
ちょっと、赤松主体の雑木林の不明菌の紹介・・・
不明・・・
ヒダが薄くピンク色になっているような気がする。調査中・・・
?
クサウラベニタケの幼菌かも・・・写真が妖しげに撮れたので・・・
駐車場への道を間違い、ウロウロした斜面で・・・・
スギタケ
キレイなきのこ。食べられるけれど・・・
カラカサタケ
食べられるけれど・・・・
ヌメリササタケなのか?
柄の太さは2cmはある。傘の径も10cmを超える。自宅に持ち帰り食べてみた・・・旨い。
クロカワ
ニセマツタケかな・・・・
微かにマツタケ臭がした。鼻がばかになっているから自信はない・・・
そうこうするうちに車を停めた場所に戻った。
立派!毒さえなければ・・・・
SZさん、HGさんはまだ戻っていないようだ。しばらく周囲を散策する。
つづく。
朝の5時にホテルで、STさんと待ち合わせをした。支度をして清算を済ませてホテルを出ると、STさんは既に外で待ってくれていた。それから高速と走り、ほぼ一時間で伊那谷へ到着。今日は、松茸山に入れてもらうのだ。入り口にはゲートがあり、管理人が立っていた・・・・。緊張する・・・・。ゲートを過ぎてしばらく走り・・・・車を停めた。
SZさん、HGさんは既に到着していて、車だけが残っている。我々、3人も車を降り、山に入る用意をする。その近くに・・・・
テングタケ
随分大きなテングタケだ。まだ開ききっていないのに、傘の径が15cmもある。この山は栄養が行き届いているのだろう・・・・
それから、STさんについて歩くが、どこをどう歩いたか分からない。まだ、昨夜の酒が残っていた?・・・それはないのだが。付いてあるくので精一杯だったんだろうな・・・。
きのこは・・・
コウタケ
登り始めて10分も経たずに出会った・・・
この周辺でニガクリタケを売りに出したとかで、問題になっていたな・・・
ニガクリタケ
この後、ニガクリタケには何度も会うが、確かに変異は多いけれど、食菌と間違えるほどじゃない・・・・
きのこは山ほど出ていて・・・
ショウゲンジ
それでも、今日の松茸山ではお荷物になるだけ・・・・採らない。
信じられないような話・・・・、昨夜、マツタケ、コウタケ、クロカワ尽くしを頂きながら、聞いた話・・・・、それを書いておかなければならないだろう・・・
数日前にこの山にSTさんら3人がきのこ採りに来たときに、なんと松茸を150本、採ったそうだ。そしてSZさんは2度、山を下るときに足を滑らせて転んだらしい。その転んだ後に・・・・・、松茸の柄が立っていた・・・・、そして松茸の大きな傘が転がっていたんだって・・・。
イノシシの掘り返した跡があって、その辺りを見るとコウタケが転がっていたらしい・・・・・、それで、辺りを見回すとコウタケの畑が広がっていたんだって・・・
これは、みんな本当の話。というわけで、ショウゲンジは採らなかったというわけ。転んだのが松茸のせいだけか分からないけどね・・・
そして、歩き始めてから15分後・・・・
松茸
あった・・・・・
この山は赤松、コナラ、そして、唐松も混じっていて・・・・・
ハナイグチ
クロカワも・・・・・
クロカワ
焼いて食べると・・・ほろ苦くて旨い。日本酒に合うよな~。。
松茸
クリフウセンタケ
今日は影薄く・・・・、鍋に入れたら美味しいんだけど・・・
ちょっと、真面目に・・・
シロツルタケだろうか・・・・
サンコタケ
開く前のきれいな個体。
サンコタケとアミタケ
ざっと山を歩いてきた。今年は山登りなどで、足腰鍛えていてよかった・・・、STさんに何とか付いて歩けた。
8時になった。取り敢えず、第一ラウンド。松茸などの収穫。
つづく。
ムラサキアブラシメジモドキ
最初の山ではホンシメジの幼菌が沢山出始めていることを確認し、次の山に案内してもらった。今朝まで雨が残っていたのだろう、山は濡れていてきのこの傘はぬめっている。
日陰の斜面にはクリフウセンタケが沢山出ていた。
クリフウセンタケ
クリフウセンタケと普通に呼んでいるきのこには、何度か書いているが、幾つかの種類があると思っている。この山のクリフウセンタケは、自宅周辺で採っているものと同じ。
この山にもホウキタケが沢山出ていた。
ホウキタケと?
良く見ると、上半分と下半分では、違うホウキタケだ。下半分は純正ホウキタケ、上は・・・・分からない。
ホウキタケ
上の2つは純正と思う。
これは・・・・
コノミタケ?
自宅周辺の赤松林にもでる白いホウキタケと同じだろう。案内をしてくれているHGさんも「これはシロソナ、食べられますよ」と教えてくれる。その見分け方は「根っこが太い」。自分でも見分けられると思っているが・・・・
ramaria sp.
これは?・・・となると、分からない。きのこは自信が無かったら食べないことだ。
フジウスタケ
途中、山の下の小屋周りでコウタケのオニギリをご馳走になり、最後の山を登る。
シャカシメジ幼菌
早めに切り上げ、ホテルへ。風呂で汗を流したところでSTさんが迎えに来てくれた。そして、STさん宅で、今日のメンバーと一緒に晩飯をご馳走になった。
マツタケ
マツタケを焼き、持参した篠山の黒豆の枝豆をつまみ、土瓶蒸、コウタケの焼き、クロカワの焼きを頂いた。そして・・・
夜は更けてゆく・・・・・
STさんお勧めの舞茸酒。こんがりと焦げ目がつくまで焼いた舞茸に熱燗を入れて飲む。岩魚の骨酒、河豚のヒレ酒より旨いかな・・・・、いい勝負だ・・・と思う。
旨かった。SZさんのお土産の泡盛もおいしい。これ以上飲んでは、明日の山がキツイ。
皆が明日は籠なんか役に立たないから、これから背負子を買いにいきなさい、という。それからひどく険しい山だから、両手を絶対に空けておかないといけないとも言われた。それから、幾つかの信じられないような話・・・・、全て、明日になれば本当かどうか分かるだろう。
明朝、5時にホテル前で待ち合わせることにして、ホテルに戻った。
つづく。
朝の5時過ぎに自宅を出発。これから明石に住む友人を迎えに行き、その足で恵那にきのこ探しの旅に出ようとしている。家を出たときは深く霧が立ち込め、辺りはまだ暗かったが、コンビニに寄り、朝飯やらコーヒーやらを調達した後で、明石に向けて走っている途中で、空が明るくなり始めた。
天気予報では、今日の昼くらいまでは愚図つくようなことを報じていたが・・・・、霧の晴れた後には青空が広がっていた。
今日から、STさんのお招きで彼の地の「きのこ大爆発」の検証の旅に出掛けるのだ・・・
それから、5時間後・・・・・、高速をひた走り、中国自動車道から名神、そして中央道と走り、恵那ICでSTさんと落ち合った。その後、STさんの自宅でコウタケのオニギリをいただき、里山へ向かった。その里山ではSTさんの友人、SZさん、HGさんと落ち合い、5人での散策となった。
サフラン
ゲンノショウコ
HGさん宅の庭で盗撮・・・・。
2台の車を連ね近くの山に案内をしてもらう。まずは我々のための足慣らしの山らしい・・・・・
連れて行ってもらった山を少しだけ登ると、沢山出ていたきのこ・・・・
オオムラサキアンズタケ Gomphus purpuraceus (Iwade) K. Yokoy.
兵庫の山では滅多に出会うことはないきのこ・・・・、食べても歯応えがあり、良菌という印象のあるきのこだが、案内してくれた方々は、歯応えはあっても味がなく、味のないショウゲンジ(ボウズ)のように味をつけようと思っても味もつかない不味いきのことの評価だった。
そう言われると、以前自分で採取して食べたときの印象と重なる部分も多かった。綺麗なきのこ・・・ではあるが・・・・
クリフウセンタケ(シバモチ)は、先週、出始めていたことを確認していたようだったが、我々の到着を待っていてくれたかのように、出盛っていた・・・・・
クリフウセンタケ Cortinarius tenuipes (Hongo) Hongo
この山はマツタケの出る山らしい。マツタケ山の定番、ホウキタケが沢山出ていた。
ホウキタケ Ramaria botrytis (Pers.) Ricken
この辺りがいつもマツタケのでるポイントだとのこと・・・・。探していると、あった・・・・・。
マツタケ Tricholoma matsutake (S. Ito & Imai) Sing.
かくして、何の努力も運も使わず、マツタケに出会わせてもらった・・・・。
その近くの斜面で・・・・
ホンシメジ Lyophyllum shimeji (Kawam.) Hongo
ホンシメジ Lyophyllum shimeji (Kawam.) Hongo
少し、早かったようだが、久し振りの出会いだ。
足慣らしを終えて、次の山に向かう途中でまた、出会った・・・オオムラサキアンズタケ。
オオムラサキアンズタケ Gomphus purpuraceus (Iwade) K. Yokoy.
次の山では何に出会うのか・・・・・
つづく。
矢筈ヶ山山頂から蒜山3山を望む
山頂は暑くもなく、寒くもない丁度良い気温だ。
何故か、山頂に温度計があった・・・・21度。
実は、今夜7時に食事の予約してある。のんびりとはしていられない。予定にない・・・あまり予定も立ててないのだが・・・、山登りをしたので急いで下らなければならなくなった・・・・・。今は2時半だ。2時間ほどで車まで戻らなければならない・・・
ブナの道
山頂での滞在は5分ほど。急いで下る。途中、珍しいことに先行していた人を何人か抜いた。とは、言いながらきのこはチェック。
チシオタケ
これは、大きなツキヨタケ、もって帰って遊ぼうと思って木から剥がしたが・・・
不明
傘の裏を見ると網状・・・・、アミスギタケでもタマチョレイタケでもなさそうだ・・・
ザックの籠に放り込み、下る。
笹の道・・・・
下って登ったところで振り返り・・・・
来たときと同じ風景・・・・当たり前だ・・・
急な下りを降りてゆく。やがて、避難小屋に到着。ゆっくり登って下って3時間ほどのところを半分ほどで往復してきた。それでも、余裕無く、さらに下る。
往路では写さなかった看板。江戸末期じゃなくて、この石畳の道は初期のもののようだ。
ブナ林
ドクツルタケ
キララタケ
さらに何人かを追い越して・・・・
カバイロツルタケ
マスタケ
登り始めの川床に着いたのは4時20分。さて、これから福山に向けて走らなければ・・・・
つづく。
ゴマナ
大休峠の避難小屋のベンチで慌しく昼のおにぎりを食べた。時間は午後一時半。どうする・・・・
山に入り込んでのキノコ探しは独りではどうも心細い・・・、思い切って矢筈ヶ山に登ることにした。あまり時間はない・・・・
不明・・・
登り始めの倒木の下に出ていた。地上からの発生。ハラタケ科?カラカサ?分からない。
これまでの緩やかな登りとは違い、急で岩もゴロゴロした道。急いで登るが、息がきれる・・・・。急な登りが終わり、頂上に着いたかと思ったが、頂上は先に見えている・・・
矢筈ヶ山を望む
辺りはクマザサが一面に覆っている。道も見えないくらいだ。
キオン?
緩やかに下り、そしてまた登る。途中・・・・
キララタケ
何かの花のあと
カニコウモリ
もうすぐ頂上・・・と思ったときに・・・
ツルリンドウ
そして・・・・
矢筈ヶ山 山頂
辺りを見回す。
大山方面
烏ヶ山方面
小矢筈ヶ山から甲ヶ山
小矢筈ヶ山くらいまでは歩きたいところだが、もう二時半だ・・・。頂上での休憩も5分位にして山を下った。
つづく。
カラマツソウの仲間
季節外れの花・・・きれいに開いた。
やっとの土曜日、予報どおり、朝から雨だな。少々の雨は歓迎だが、週末に降るのは勘弁して欲しいところ。今日はしっかり降って、明日以降、天気が好転することを期待するのみ。
暇なので、傘をさして庭の花の写真を撮る。いまだに蚊が多い。
セージ
庭から隣の駐車場にはみ出して咲いている。下は水溜り。ノウゼンカズラの花が落ちている・・・・
秋明菊
何種類か植えてある。咲き始め。
ノコギリソウと呼んでいたのだが、本物のノコギリソウじゃない・・・何だろう?
ありふれた花だが、コブシの木の下に植えてしまったので、今まで咲いたことがなかった。こぶしの枝をかなり落としたので、今年初めて咲いた。
孔雀アスター
友禅菊の仲間達だ。
さて、明日からの遠征の用意をするにはまだ早い・・・。何しよう・・・。
Lycoperdon sp. キノボリホコリタケ?
登山道に無事戻り、大人しく緩やかな登り道を歩いてゆく。道の脇のブナの倒木は苔むしていて、いろいろなきのこが出ている。
ニガクリタケ
あまり撮らないが、綺麗な状態だったので・・・・パチリ。食べて亡くなったひともいるらしい。
Ombrophila sp.?
石畳の崩れた道がしばらく続く・・・・
道の脇に立ち枯れのブナの大木が立っていた・・・・
ブナハリタケ
ブナハリタケはまだ幼菌だったので、十分食用になる状態。独特の香り・・・エステル臭?があるので、好みが分かれるキノコだ。味見用に少々、サンプリング。お土産にしよう。
さて、今日は登山という感じでもなくブラブラ歩いていると・・・、ザックの中のビールが気になってきた。飲みながら歩くか・・・・
ビール ウマイ明日へGO!!
Lycoperdon sp. キツネノチャブクロ?
ニカワチャワンタケ
では、これは何?似てはいるけれど・・・・
不明・・・・何度かブナ林で見ていると思う
キレイ
チシオタケ
少々、悪戯・・・、つっつく。
流血?
また、ブナハリタケ
傘裏の針が見えるかな?
ツキヨタケが出始めている・・・・・、いやに遅くないか・・・・
ツキヨタケ幼菌
ヌメリツバタケモドキ
ところどころ、江戸時代末期に造られたという石畳がきれいに残っている。
久し振りの花・・・・、地味・・・・
クロバナヒキオコシ
ようやく、大休峠の避難小屋に到着。午後の1時半になっていた。
ザックに吊るしたきのこ籠はカラのまま・・・・・
つづく。
アケボノドクツルタケ
阿弥陀川を渡り緩やかな登り道を歩いてゆく。森を眺め、道の脇のきのこを観察しながら、歩いてゆく。辺りには誰もいない、静かな森。道の両脇には・・・・
イワカガミ
この葉の光沢はイワカガミだろう。イワカガミ、オオイワカガミ、コイワカガミ・・・、違いは?・・・・・
その後のきのこ達・・・
Russula sp.
ムラサキカスリタケにしては赤い。じゃ、何?
unknown
軽い気持ちで写真を撮ったが、今見ると変ったツバがあり、柄の様子とか根元とか、もっと良く見ておけば良かった・・・。
ホコリタケ
普通に良く見るホコリタケだ・・・
Lycoperdon sp. キホコリタケ幼菌?
笹の間に動くものを発見・・・、蝮だ。でも、この写真では分かりづらい。どこにいるか、分かる?
マムシ
道の脇に看板が立っていて、「香取へ・・km」と書いてあったような記憶。左に下ってゆくと香取の集落にでるらしいが、webでみると道はほとんど途中で消えているから下ってはいけない・・・とか。でも、ここがきのこ街道というのだからと、暫く下ってみる。
センボンイチメガサ
倒木に無数に出ていた。食菌だが、小さくて採るのが面倒くさい。道から右の藪の中に入り込む。
ミズナラの木を目当てに奥に入っていくが・・・・
ユキザサ
花は目立たないが、秋のこの鮮やかな実は宝石のようだ。
道に戻り、さらに大休峠への道に戻る。そして、ゆっくりと登る。
大きなツルタケ
傘径は10cmほど。この大きなツエタケも小さなツエタケも同じツルタケとは思えない・・・
チシオタケ
チシオタケには出会うが、アカチシオタケにはさっぱり出会わない。まだ、早い?
これは?
テングタケダマシ?
ツバがはっきりしない。落ちてしまっているのだろうか・・・。傘の上のイボが尖っているし、壷にも尖ったトゲがついている。
また、懲りずに今度は右方向に道から山に入ってゆく。尾根に向かって緩やかな登りで、ブナ、ミズナラの綺麗な森が続いている。まっすぐ登って、また下って戻れば迷わないだろう・・・・・
ムラサキアブラシメジモドキ
大きなミズナラの根元に何箇所かで出ていたもの・・・・
??
このような光景には今まで何度か出会っている。場腐れているが、マイタケ、トンビマイタケの類ではない・・・・、何? オオワライタケの老菌ではないかという意見を頂いた。「!!」、去年、八ヶ岳の山麓の白駒之池の周りで根元に出ているオオワライタケを見たことを思い出した。そのときの感じと良く似ている。
結局、何も見つけられないまま、道に戻ることにして下ったが、なかなか戻れない。いつまでも、ミズナラ、ブナの森が続いているように思えた。
段々と焦ってくる。歩くスピードが早くなる。少し森が明るくなる・・・、道に出るか?と思ったが木の切れ目だった。焦ると注意が散漫になる。木の根に躓き転んでしまった。その後、すぐに道に戻ることができたが、気が付くとザックに掛けていたタオルがなくなっていた・・・・・。
アワタケ?
弱く孔口は青変。
知らない山に1人で来て、森の奥に入るのは心臓に悪いな、やっぱり。GPSでも買おうか・・・・
冒険は止めて、山道を歩くことにした。
カバイロツルタケ
久し振りに見るカバイロツルタケ。12時になっていた。これから、どこまで歩けるだろうか・・・・
つづく。
大山
今年、初めて大山の弥山に登ってから、これで4回目の大山だ。
前日の金曜の夜、仕事を終えてから福山の両親の家に移動した。高速料金を節約するために、到着は翌日の0:30。その後、いろいろ話をしていて寝たのは2時を過ぎていた。
翌朝は、きのこ街道の情報を頂いていたので、大山の川床から大休峠までを歩く積りだったが、寝るのが遅くなり、朝起きられなかったら止めておこう・・・と思いながら眠りについた。
目が覚めると7時。布団から這い出し、のろのろと着替える。朝飯も食べずに家を出たのは7時半を過ぎていた。ここから大山寺まではどの位かかるのだろうか。ナビ曰く、到着は10時過ぎ・・・・・。今日は山登りじゃなくて、裾野をきのこを探して歩くだけだからと思いながら走る。
米子道を走りながら、珍しく雲の全くかかっていない大山を見ることができた。が、写真を写すことはできなかった。今日も1人、誰か運転してくれよ・・・・。溝口ICで降りて、ようやく写真を撮った。前回と同じ場所から・・・・
暫く走り、桝水高原に到着。マツムシソウは花の数を増していた・・・・。
マツムシソウ
わざとらしく、山羊が繋いであるところが観光地だよな・・・・
見慣れない、花びらの妙に長い野菊・・・・
野菊
もう10時になる・・・・、急がなければ。実は大山の川床にどうすれば行けるのか調べていないのだ・・・・。
大山寺下の大駐車場に到着。ここで、道を聞く予定だったが・・・・・、何やら様子がおかしい。いつも大駐車場に車は少ししか駐車していないのに、車が一杯。整理の人が何人も立っている。車を降りて観光協会で聞くと、今日は大介・花子が来てテレビの収録があるのだという。そして、一般の人と一緒にハイキングをするのだそうな・・・・。
もうすぐ歩いて到着・・・・らしかったが、悪いけれど先を急ぐ。道を聞いていると、「あんた、ひとり?」と、聞かれる。「はぁ・・・」と答えると、「大丈夫かな・・・、そこの警察に登山届けを出していって」と言われた。
登山届けを出してから、いざ、川床へ。途中のスキー場のゲレンデで・・・
ススキのゲレンデ
スキー場の前を通過し、下り坂を走り、川床の登山口に到着。10時40分、車を停め歩き出した。えらく遅くなってしまった・・・・
道から川に下る途中・・・・
おっ、きのこ。傘径は10cm前後。妙に傘が波打っている・・・
でも、何か最近見たような・・・・、オオイチョウタケに似ている。スギ混じりの枯葉の上から発生しているし・・・・オオイチョウタケそのもの?近縁種?
ノブキの花のあと・・・種が出来ている
道から下ってゆき、車道を見上げる・・・・
ひんやりとした、薄暗い谷を降りてゆく・・・・
看板が立っていた・・・
今日は、ここから石畳の残る古道を歩き、ブナ、ミズナラの森を通り、大休峠まで歩く積り。この道がきのこ街道?というのか。
サザナミツバフウセンタケ?
阿弥陀川の流れを渡り、緩やかな登り道を登ってゆく。
阿弥陀川
川沿いの道は難コースの阿弥陀川沢登りコース。こちらの行き先は左、大休峠。
谷は湿っていて、ミゾソバが咲いていた。
つづく。
円山川源流
トロッコ道をまだ歩いているのだが、午後の4時を過ぎている・・・・。そろそろ戻らなければ・・・・。
早春にこの道沿いに歩くとイワウチワが沢山咲いているのだという話を聞いている。イワウチワがどこに咲くのかを見つけるのもこの道を歩いてきた理由の一つ・・・。出会うまでは進もうと思っていたが、そろそろ、限界か・・・・・
サマツモドキ??
苔の間から赤味がかった傘が覗いていた・・・。引き抜いてみたが、印象としてはサマツモドキ?傘の径は3cmほど。発生している環境も今まで出会った時と随分違うが・・・
これは、ハラタケの仲間。でも、分からない・・・
Agaricus sp.
トロッコ道のカーブを曲がって、右側の岩肌を見て・・・・あっ!
イワウチワ
葉っぱ見つけて喜んでいるのはちょっと変だな・・・・。きっと、これから進んで行けば沢山あるのだろうが、今日のところはこれぐらいにしておこうか・・・。そういえば、来る道にイカリソウの葉も幾つかあった。春に見に来ることもあるだろう・・・。
分からないイグチ
傘の径、2cmほど。アワタケのように孔口は大きくなく、孔口の青変性あり。
急いで来た道を戻る。ちょっと、振り返って来し方を・・・・
戻りながらきのこを探す。
アカキツネガサ
ツバの先がほんのりとピンクに色付いている・・・
不明
苔の中から出ていた。チャヌメリカラカサタケとの意見も頂いたが、苔の中にあった柄の部分もヌメリが強い。持てないほど。
アカイボカサタケ
キイボカサタケ
これで、シロ、キイロ、アカ、と3種揃った・・・・
最後に・・・・また・・・。
ヒナノヒガサ
車に戻ったのは午後5時。急いで帰らなければ・・・・。帰り道は地道を走ったが、2時間で帰宅してしまった。行きに選んだ道はどうも、間違いだったようだ。
終わり。