伊豆峠巡りも4日目に入った。好天もそう長続きするはずも無く、天気は曇り勝ちで風も強く、したがって気温も昨日までとは違い低いようだ。
だが、ますます峠を目指す事の気合は充溢しているようで、今日も6時44分発の伊豆高原駅で河津に向かう。昨日気がかりだった自転車の鍵だが、洗濯したジーンズのポケットに入っていた。取り出すのを忘れて洗ってしまったらしい。
今日は河津から縄地を通って稲梓に出る計画。地図上では道があるかどうかは定かでない。国道135号を菖蒲沢の手前の道から内部に入る。道は山腹を縫うように走っており、行き交う車も殆ど無く、135号の喧騒とは別世界の道である。やがて、採石場とおぼしきところから下りになり縄地地区に入る。ここは昔金鉱であったらしい。
縄地川の橋のところに激坂があり、多分この道だろうと押しあがる。この先行き止まりの標識とは無関係に車が3台続けざまに下ってくる。坂の先で2手に別れており、左側は通行止めとあるので、右側の平坦な道を進むと住居地に出てしまう。そこで、洗濯物を干しているおばさんに稲梓方面への道を尋ねる。親切に教えていただいた。左側の道を行くらしい。分岐点まで戻り坂を少し登ると広い道が現われた。なんだ、こんなまともな道があるじゃないか、どこかに起点があるはずだが、という思いを持ちながら先に進む事にする。20分ほど登ると峠らしい場所に達し、そこにお地蔵様が祀ってあった。丁度、犬を散歩させたトラックがやってきたので、「縄地峠ですか？」とお聞きする。「いや、ここは・・・峠だよ」とのことで、しっかり聞き漏らしてしまった。（帰宅してからネット上で関連ＨＰを探し問い合わせたところ、強いて言えば『落合峠』ではないか、とのこと）
結局、道無き道を覚悟していたが立派な舗装路が稲梓駅方面国道414号に通じていた。
箕作で県道15号（下田松崎線）に入り婆娑羅峠を目指す。トンネルを越えたところで、ここがその峠と気づく。松崎方面から登ってきたサイクリストと挨拶を交わし、長々しいくだりを楽しみながら松崎にたどり着く。
昨日同様、西伊豆町から県道59号へ。出合を過ぎ「わさびの駅」で『天城の深層水』（「天海の深層水」っていうのもなかったけ？）をペットボトルに汲む。地下1000メートルからくみ上げているらしい。おおきなポリ容器に詰める人も多い。
さらに先を進むと、本格的な坂道となるが、ゆっくりしたペースで着実に高度を稼ぐ事に専念する。途中お昼休憩をはさみ、やがて樹林帯が途切れ県道410号交点に達する。ここからは仁科峠は間近だ。ほどなく、峠に達する。仁科峠の標識が歓待してくれているようで嬉しい。しかし、遮るものの無い峠のせいか風がやたら強く吹き付ける。寒いくらいだ。そこから、しばらく下ると県道411号との交点になる。ここが風早峠のはずだが、とあたりを見回すと仁科峠と違い恐縮したような木の標識が立っていた。確かに、この交点を峠と呼ぶには違和感がある。昔道ではきっと意味があったんだろう。それにしても、風早峠と名づけられたことにたがわず吹きさらしの場所だ。
雨具のジッパーを首元まであげて湯ヶ島方面へと下る。峠付近の広い道はやがてすれ違いも困難な単車線の道となり、気をつけて下ることにする。湯ヶ島で国道414号そして国道136号になり、ほどなく修善寺駅に到着する。
ここからは、県道80号（熱海大仁線）の緩やかな坂を上ることになる。そして、田原野で県道19号（伊東大仁線）に入り、サイクルスポーツセンター横を通り、亀石峠のバス停に到着する。あとは、喜々として下りを堪能し宇佐美に出、国道135号で伊東駅に向かう。
電車は既に到着しており、間に合いそうもなかったので、駅近くの中華店で夕食を取り次の電車に乗ることにした。
【第四日目データ】
07:20 河津駅 0km
08:20 落合峠(仮称) 8.29km（AV10.1km/h 走行時間0:48:38)
09:35 婆娑羅峠 20.99km（12.2 1:42:52)
10:10 県道59号入口 32.89km（14.9 2:11:24)
11:00 出合 40.59km（14.3 2:49:10)
12:00 わさびの駅から1.3k地点 47.34km（13.2 3:32:12)
13:00 路程標50km地点 52.10km（12.2 4:12:22)
13:40 仁科峠 56.07km（12.1 4:37:48)
13:45 風早峠 57.36km（12.2 4:40:34)
14:30 湯ヶ島 71.91km（13.5 5:16:05）
15:20 修善寺駅 82.82km（14.2 5:48:49)
16:05 田原野交差 90.69km（13.9 6:26:26)
16:40 亀石峠バス停 94.42km（13.6 6:51:13)
17:00 宇佐美 101.90km（14.2 7:08:25)
17:25 伊東駅 106.09km（14.3 7:23:18）
だが、ますます峠を目指す事の気合は充溢しているようで、今日も6時44分発の伊豆高原駅で河津に向かう。昨日気がかりだった自転車の鍵だが、洗濯したジーンズのポケットに入っていた。取り出すのを忘れて洗ってしまったらしい。
今日は河津から縄地を通って稲梓に出る計画。地図上では道があるかどうかは定かでない。国道135号を菖蒲沢の手前の道から内部に入る。道は山腹を縫うように走っており、行き交う車も殆ど無く、135号の喧騒とは別世界の道である。やがて、採石場とおぼしきところから下りになり縄地地区に入る。ここは昔金鉱であったらしい。
縄地川の橋のところに激坂があり、多分この道だろうと押しあがる。この先行き止まりの標識とは無関係に車が3台続けざまに下ってくる。坂の先で2手に別れており、左側は通行止めとあるので、右側の平坦な道を進むと住居地に出てしまう。そこで、洗濯物を干しているおばさんに稲梓方面への道を尋ねる。親切に教えていただいた。左側の道を行くらしい。分岐点まで戻り坂を少し登ると広い道が現われた。なんだ、こんなまともな道があるじゃないか、どこかに起点があるはずだが、という思いを持ちながら先に進む事にする。20分ほど登ると峠らしい場所に達し、そこにお地蔵様が祀ってあった。丁度、犬を散歩させたトラックがやってきたので、「縄地峠ですか？」とお聞きする。「いや、ここは・・・峠だよ」とのことで、しっかり聞き漏らしてしまった。（帰宅してからネット上で関連ＨＰを探し問い合わせたところ、強いて言えば『落合峠』ではないか、とのこと）
結局、道無き道を覚悟していたが立派な舗装路が稲梓駅方面国道414号に通じていた。
箕作で県道15号（下田松崎線）に入り婆娑羅峠を目指す。トンネルを越えたところで、ここがその峠と気づく。松崎方面から登ってきたサイクリストと挨拶を交わし、長々しいくだりを楽しみながら松崎にたどり着く。
昨日同様、西伊豆町から県道59号へ。出合を過ぎ「わさびの駅」で『天城の深層水』（「天海の深層水」っていうのもなかったけ？）をペットボトルに汲む。地下1000メートルからくみ上げているらしい。おおきなポリ容器に詰める人も多い。
さらに先を進むと、本格的な坂道となるが、ゆっくりしたペースで着実に高度を稼ぐ事に専念する。途中お昼休憩をはさみ、やがて樹林帯が途切れ県道410号交点に達する。ここからは仁科峠は間近だ。ほどなく、峠に達する。仁科峠の標識が歓待してくれているようで嬉しい。しかし、遮るものの無い峠のせいか風がやたら強く吹き付ける。寒いくらいだ。そこから、しばらく下ると県道411号との交点になる。ここが風早峠のはずだが、とあたりを見回すと仁科峠と違い恐縮したような木の標識が立っていた。確かに、この交点を峠と呼ぶには違和感がある。昔道ではきっと意味があったんだろう。それにしても、風早峠と名づけられたことにたがわず吹きさらしの場所だ。
雨具のジッパーを首元まであげて湯ヶ島方面へと下る。峠付近の広い道はやがてすれ違いも困難な単車線の道となり、気をつけて下ることにする。湯ヶ島で国道414号そして国道136号になり、ほどなく修善寺駅に到着する。
ここからは、県道80号（熱海大仁線）の緩やかな坂を上ることになる。そして、田原野で県道19号（伊東大仁線）に入り、サイクルスポーツセンター横を通り、亀石峠のバス停に到着する。あとは、喜々として下りを堪能し宇佐美に出、国道135号で伊東駅に向かう。
電車は既に到着しており、間に合いそうもなかったので、駅近くの中華店で夕食を取り次の電車に乗ることにした。
【第四日目データ】
07:20 河津駅 0km
08:20 落合峠(仮称) 8.29km（AV10.1km/h 走行時間0:48:38)
09:35 婆娑羅峠 20.99km（12.2 1:42:52)
10:10 県道59号入口 32.89km（14.9 2:11:24)
11:00 出合 40.59km（14.3 2:49:10)
12:00 わさびの駅から1.3k地点 47.34km（13.2 3:32:12)
13:00 路程標50km地点 52.10km（12.2 4:12:22)
13:40 仁科峠 56.07km（12.1 4:37:48)
13:45 風早峠 57.36km（12.2 4:40:34)
14:30 湯ヶ島 71.91km（13.5 5:16:05）
15:20 修善寺駅 82.82km（14.2 5:48:49)
16:05 田原野交差 90.69km（13.9 6:26:26)
16:40 亀石峠バス停 94.42km（13.6 6:51:13)
17:00 宇佐美 101.90km（14.2 7:08:25)
17:25 伊東駅 106.09km（14.3 7:23:18）
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