気ままに自転車ツーリング♪

70代になり60代からの散歩が中心となりました。50代は健康維持のため何かスポーツをと、消去法でサイクリングでした。

伊豆峠巡り(3日目=5月1日)

2004-05-05 00:59:35 | サイクリング
伊豆峠巡りも3日目に入り、気分的にも気合が入って、伊豆高原6時44分発で河津駅へ向かい、7時10分に河津駅から下田を目指して国道135号(東伊豆道路)をサイクリング開始した。この道は東伊豆唯一の幹線道路で交通量も激しく、側道の整備もよろしくない。下田駅手前の道の駅「開国下田みなと」で黒船の写真をとり、駅近くの中島橋交差点のベンチで休憩。交通量の少ない市道を少し走ってから国道136号へ。下田市と南伊豆町の境の銭瓶峠を越え、南伊豆役場の横を通り上賀茂交差点を県道121号(南伊豆松崎線)で蛇石へ。なんで蛇石という地名なのかなぁ、と疑問に思っていたが、その疑問を解消すべく橋のたもとに標札があり、疑問を氷解させる説明があり、30メートルほど右に行った所に実物がとのことで、道から近くなので足を運ぶ。幅4~5メートルほどの川の水をいままさに飲もうとしている大蛇の化石が!そのように見える灰色の細長い石がある。標札の説明によると、尾の部分は2.4km離れた大池に達すると言い伝えられているそうで。私が思うに、溶岩流が樋のような岩の間を通ってきたからではないかと。
ここで、121号から離れて、島見峠、大峠を目指す。結構な坂を上って天神原植物園のところが島見峠であるが、島はおろか海も見えない。では、次の大峠をと一端道を下ったが、どうも違うのではと気づく。峠に戻りなおしてあらためて地図を確認し、多分と思う道の方を眺めたが、不確かだったので諦めて引きかえす。再び121号に戻り蛇石峠へ。峠は南伊豆町と松崎町のそれぞれの標識があるだけで峠を示すものはない。
あとは一気にくだり、と言いたいところだが、お昼時だったので消防の分団倉庫横に水道があったこともあり、食事休憩することにした。といっても、コッペパンをかじるだけの質素なものであるが。八幡神社の木陰で休憩後、今度は重文岩科学校に立ち寄る。明治の文明開化に即応しようとする地元民の熱意と気概が感じられる建物である。こて職人で有名な伊豆の長八の手も入っているらしい。長八美術館は素通りした。
松崎から136号を西伊豆町に向かい、県道59号(伊東西伊豆線)に入る。
この時点でお昼をとっくに過ぎていたこともあり、ここで、昨日立てた計画は大幅に変更することにした。諸坪峠一本に絞ろう!(これさえも、こんなに大変とわかっていたら当初から計画からはずすべきと反省)
59号を出合まで行き休憩。そこの案内板には中国人慰霊碑から先は通行止めと手書きされている。白川林道を下ってきたモータバイクの人を呼びとめ、この先の道を尋ねる。自転車なら行けるのでは、ということで、諸坪峠越えを決断する。確かに、道は舗装されており、どんどん先に進む。ところが、慰霊碑のところの橋にゲートがあり通行止めの標識が。また、小さな標識には徒歩での通行は可能ともある。通常ゲートがあっても、横をすり抜けられるものだが、ここは、橋にゲートがあるので打つ手が見つからない。これから引きかえすにも時間的に難しい。で、自転車を横倒しにしてすり抜けられるか試してみたが、フラットバーのハンドルが邪魔してダメ。こうなれば、と前輪をはずし、前籠をはずして、これならどうだ、とやったらなんとかすり抜ける事ができた。私自身は橋の欄干をまたいでゲートの向こう側に降りた。そこで、自転車を組み立てて、林道を先へと急ぐ事にした。道はダートで若干湿っていた。しばらく行くと舗装路になっており、しめた!これなら何とか峠にたどり着けるぞ、と思ったがまたまたダートに。砂利というより瓦礫道だ。しばらく、ハンドル操作に注意しながら進んだが、とてもムリと観念し押していく事にした。私自身、山サイという大変なスポーツは苦手である。わかっているなら避けるほうである。しかし、禁断のゲートを越えたしまった今、孤軍奮闘せざるを得ない状況に追い込んでしまった。はるか下の川の流れを聞き、また、離れ、都合1時間くらい押したのではなかろうか。ようやくにして、峠に到達。峠の標識は「藷坪峠」となっている。もろもろがドツボにはまる峠ではなく、注意を無視したイモだけがドツボにはまる峠のようだ。長九郎方面の道も通行禁止になっている。ということは、八瀬峠もムリだったということか・・・
しばし休憩の後、くだりもダートを覚悟し、慎重に進む事にする。途中舗装路が現われ、やれやれ救われたと思うまもなく再びダート。
ここで、関係者以外の立ち入りを拒む林道の特徴を経験から要約すると、林道入口にはゲートがあるか、入口から数百メートルの間ダートであるようだ。
話を元に戻し、ダートを下ること30分ほどでゲートに到達。ここは横からすり抜けられ、そこからは舗装になっており、やがて河津七滝の大滝あたりに出た。
あとはループ橋下の道から下田街道に出て、昨日同様のスピード走行で辛かった天城山脈越えを癒しながら河津駅へと向かった。

帰ってから、自転車の鍵が見当たらない事に気づいた。きっと自転車に鍵をかけながら鍵をつけたままにしたらしい。明日、河津に行って自転車がなかったらどうしよう・・・

【第三日目データ】
07:10 河津駅発 0.0km
08:10 下田 15.28km(AV18.1km/h 走行時間 0:50:24)
10:00 蛇石 36.59(16.4 2:12:47)
10:35 島見峠 38.89km(15.0 2:35:04)
11:30 蛇石峠 44.97km(13.9 3:13:16)
12:00 八幡神社 49.91km(14.5 3:25:21)
13:30 出合 65.29km(14.9 4:19:59)
14:45 白川林道ダート開始地点(ゲート) 71.03km(14.1 5:01:54)
15:35 押し休憩 74.22km(13.1 5:39:12)
15:55 諸坪峠 75.17km(12.8 5:51:46)
16:40 ゲート 81.20km(12.6 6:21:59)
17:00 七滝ループ橋下 89.82km(12.9 6:36:16)
17:20 河津駅 94.46km(13.5 6:58:21)
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