気ままに自転車ツーリング♪

70代になり60代からの散歩が中心となりました。50代は健康維持のため何かスポーツをと、消去法でサイクリングでした。

ゲームと外科医あるいは現実

2004-04-20 23:11:22 | 印象的な世の中の出来事
「日ごろゲームで遊んでいる外科医の方が、手術ミスが少なく、作業速度も速いという調査結果が出た。」
らしい。
外科手術にビデオゲームのススメ

遠隔操作みたいな手術の訓練なら効果がありそうだし、
業務訓練のための各種シミュレーションが何々ゲームとか何々システムという名で提供されてはいるだろう。
これは現実に訓練する事が困難な事態に対して何回も繰り返して試せる、しかも、場数を踏んだように思わせる意味で効果的かも知れない。

しかし、考えてみると、シミュレーションはあくまでもそのレベルの代物である。
かえって、失敗したらリセットすればいいや、という気持ちを増大させやしないだろうか?
医師が執刀する手術、罪科の有無を裁断する裁判官等々、ミスりましたで己の失敗・ミスを片付けられたら【される側】はたまらないだろな。
効果的な技術の進歩も何らかのトレードオフを伴う事に留意する必要があると思う。

ここから話が飛躍して、ゲームの世界を現実と誤認してしまうような事態・事件が今後益々増えるのでは、という危惧か杞憂を考えてみようと思ったが・・・眠くなってきた、と逃げる。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« プララから | トップ | 祝杯 相変わらず柳沢峠 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

印象的な世の中の出来事」カテゴリの最新記事