気ままに自転車ツーリング♪

70代になり60代からの散歩が中心となりました。50代は健康維持のため何かスポーツをと、消去法でサイクリングでした。

お家芸「先制」

2006-06-23 22:44:07 | 印象的な世の中の出来事
悲しいかな後が続かない。
歴史にもそういう場面もあった。
ロスタイムで相手に同点のゴールを許した所が転機か。
後は力量に勝る相手のペース。
奇しくも今日は沖縄戦終結の日だ。
以下はサッカー日本代表のことではない。

真珠湾奇襲の先制攻撃の勝利はミッドウエー海戦の敗退を
機に次々と後退を余儀なくされる。
自由に報道がなされる時代なら、あれほどまでに無意味な
犠牲を払うこともなかったのにと思う。
無為というより徒に国民の被害、苦しみを増やした
為政者の所業は断罪されるべき。
誰が言い出したか「一億総懺悔」で責任をうやむやにして
しまった。これが未だにとやこう言われる元なのだ。
なぜなぜ5回を繰り返すことをしない戦後の政府の問題。
政治において戦前・戦中・戦後を通じて一貫している。

つまり無責任。

為政者の責任の方がずっと重いはず。その認識がないから
開き直り居座る。よほど執着するほどの何かがあるのだろうと
下司の勘繰りをしてしまう。

減税より借金(国債発行)による政府投資の方が経済成長に
寄与するらしい。
しかし、国債残高の解消の目処について誰も語らない。
責任のとりようがない状態のように思える。
このつけが後になるほど重くなる。
その苦労を負わせたくないというのが少子化現象ではないだろうか。
借金財政の慢性化、膨らむ国の借金を考えれば、この先に
明るい未来を描けるだろうか?
国の施策はこのことに対して今後の見通しを示すべきだ。
姑息な人気取りの恥ずかしくて公表することも憚れるような政策を
垂れ流す。
少子化対策として幼少期の助成を手厚くする。
またまた、ばら撒き政策だ。
その一方で老人福祉の切捨て強化だ。
ということは、生まれてくる子供はいずれ、この国に生まれてきたことを
悔やむことになるかも知れないと容易に想像できる。
だから産めないよね、と。
事は補助するから産んでよ、という問題ではないことに為政者は
気付いていない。いや、気付かないふりの狡猾さがあるのかも。
想像力に乏しい若者に子供を産めば国がカネを出してくれる、
と思わせる。後はどのような環境で育てる事になるかは言わずに、
「自己責任」を強調する。

やっぱり、為政者として無責任だよね。
で、蒼茫たる国民は青息吐息の日々の暮らしを立てざるを得ない。
「勝組」世界の互助組織・ネットワークの強化が政治に名を借りて
推し進められていると感じる。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 先制得点をいれただけでも | トップ | 継続は(やはり)力なり »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

印象的な世の中の出来事」カテゴリの最新記事