ジョージ・オーエル(オーウェル)の小説「1984年」がこの時期注目を浴びつつあるとは知らなかった。
もう、40年も前に読んだな。
夕刊のこの記事に目がとまった。
『時計じかけのオレンジ』の作者アンソニー(アントニー)・バージェスの「1985年」も思い出す。
まぁ、内容よりは題名で覚えている程度。
この記事を見てせっかく2階にまで行って書棚から取り出し、ほれこの本のことが記事になっているよと家内に示す。
家内、ふーん、また自慢したいのね。ブログに載せるんでしょ。
自転車に乗らないのならブログ名は「私の自慢ブログ」にでもしたら・・・
反論の余地なし。
でも、時を心得た本は真っ先に目に付くところにあるものだ。
今日は午前中は仕事を。
先日の休みに出たので午後半ばで帰宅しのんびりと過ごす。
チョコを口中でとろかして味わう。
世の中為政者の権謀術数で動いているように見えるが情報過多の社会にありながら
正確な情報が埋もれてしまっているように見え
正しい情報に接しているのか疑わしい。
誘導されているかも知れぬがそのことを認識することも難しい世の中になっている気もする。
所詮、一般市民は蚊帳の外でしかないのかも。
多分、この記事のリンクは外されると思うので引用。
-------------------------------<朝日新聞>2017年2月15日15時24分
「「一九八四年」4万部増刷 トランプ効果、日本でも脚光」(朝日新聞 夕刊)
トランプ米大統領の就任後、英作家ジョージ・オーウェルが1949年に出版した未来小説「一九八四年」の売り上げが伸びている。発売元の早川書房によると就任前の6~7倍のペースといい、計4万部を増刷したという。
「一九八四年」は、徹底的な監視や「真理省」による歴史の改ざんなどによって国民をコントロールする社会を描いた反ユートピア小説。都合の悪いニュースを「うそだ」と否定したり、違法・違憲の疑いがありつつも、特定の国々からの入国を禁止しようとしたりする大統領の姿に、小説世界を重ね合わせる人が多いとみられる。
早川書房は就任直後の1月末、「トランプ政権誕生で再びベストセラー! 世界の『今』を予言した傑作古典」との帯を巻いて急きょ1万部を増刷。その後も売れ行きは伸び続け、今月上旬までに3万部をさらに刷り増した。
「ディストピア小説「1984」 米国で売り上げ急増」(朝日新聞 夕刊)
トランプ大統領が就任してから、英作家ジョージ・オーウェルの小説「1984」の売り上げが米国で急増している。24日には米アマゾンの書籍ベストセラーで1位となり、出版社も増刷して対応するという。
1949年に出版された「1984」は、「戦争は平和」「自由は屈従」などのスローガンを掲げる国家が事実をゆがめ、行動を監視することを通じて市民をコントロールする社会を描いている。トランプ氏の就任式に集まった人の数や不正投票の存在をめぐって、政権側が根拠も示さずに主張をしていることと、小説を比較する人も出ている。
CNNによると、出版元のペンギン社は7万5千冊の増刷を決定。教材としても使われることが多いため、新学期が始まる頃にはいつも売り上げが伸びているものの、特に多いと説明したという。「1984」は、米国家安全保障局(NSA)による情報収集が暴露された2013年にも、売り上げが増えたという。(ニューヨーク=中井大助)
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