このけったいな題名の本「怒る水」を知っている人は僅かであろう。ストーリもまたSFとして実に「惑星ソラリス」っぽい。とにかく意識を持った水なわけだ。たまたま野球の山内元監督の逝去の報に接し、あの時代の記憶が甦ってしまった。それが 原作・ファーリイ/文・福島正美 の『怒る水』である。また、YAHOOのオークションにも出品されていたらしく学習雑誌の付録がなんと3千円で落札!である。 まぁ、私にとってはそんなことより今一度読んでみたい本なわけだが。この付録の本は私のではなく今月還暦を迎えた兄が購読していたものだ。あの頃お話に飢えていた私は、兄のものや父のもの、友人たちのものを問わず読み漁っていたものだった。で、何十年も経てもあの若いというか幼い頃目にしたことは未だに記憶に鮮明なんだ。 が、この年になると物覚えや理解に実に難渋している。簿記のこと(およびその他もろもろ)だよ・・・・
この表紙の絵が実に懐かしい。嬉しくなる。
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