世界遺産は良く知られているが自然・文化遺産ジオパークという言葉は
はじめてだ。日本で3地域が認定され、そのひとつが糸魚川とのことで
とにかくおめでたいことである。
標題だけだと、親不知の景観が対象なのかと思ったが、さにあらず、
姫川沿いのフォッサマグナの地理的景観が対象のようだ。
高校1年の夏休みの自由研究だったか社会科のレポートだったか
忘れたが、もう一人の同級生とで何日かに分けて姫川が日本海に
流れ込む糸魚川から上流に向けて川沿いの道を小谷村あたりまで
歩いたことがある。そんな懐かしいことを思い出させる記事だ。
レポートの内容? 忘れた。
要約すれば、海に近い下流の石は小さく丸いが、
上流に行くにつれ石は大きく角張っている。(じゃなかったかな?)
--------------新潟日報2009年8月23日------------------
社会・一般
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糸魚川などがジオパーク認定
糸魚川市にある地質、地層などの自然・文化遺産「糸魚川ジオパーク」が23日、洞爺湖有珠山(北海道)、島原半島(長崎)とともに、国内で初めて世界ジオパークに認定された。貴重な資源として評価されたことで、国内外からの見学など注目が集まり、地域振興につながると期待される。
世界ジオパークネットワーク(GGN)事務局会議が、糸魚川など日本の3地域と中国の2地域からの加盟申請を承認した。加盟は19カ国63地域となった。
糸魚川は、日本列島を東西に分ける断層「糸魚川静岡構造線」、ひすい峡など24カ所をジオサイト(地質見学地)に設定。加えて、ひすい文化をはぐくんだ縄文遺跡、塩の道など、大地の成り立ちと人間の営みについて見学できる地点が多い。ジオツアーガイド養成などの市民活動も高く評価された。
米田徹市長は同日、日本ジオパークネットワーク(JGN)会長として東京で同事務局から正式報告を受けた。会見で「ジオパーク活動はスタートしたばかり。知名度、内容ともに世界遺産のように、広く普及させていくのが大きな仕事」などと語った。
泉田裕彦知事は「糸魚川地域がはぐくんできた人類共通の財産をしっかりと未来に引き継ぐべく、県としてできる限りサポートしたい」とのコメントを出した。
糸魚川など3地域は昨年12月に加盟を申請、ことし7、8月にGGN審査員の現地審査を受けた。事務局会議は、中国・泰安市でのジオパークに関する国際シンポジウムの中で開かれた。
新潟日報2009年8月23日
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