気ままに自転車ツーリング♪

70代になり60代からの散歩が中心となりました。50代は健康維持のため何かスポーツをと、消去法でサイクリングでした。

”燃える水”なき後の”燃える氷”

2006-02-22 00:35:20 | 印象的な世の中の出来事
メタンハイドレートという将来的に有望な燃料資源があるらしい。
しかも、わが故郷新潟県上越市の近海で見つかったとのこと。
ここなら、領海権だ経済水域だとかの問題はなさそうだ。

越後(新潟県)は古来から「燃える水」を産していた。
「くそうず」(草生水あるいは臭水、石油のこと)という。

※参考
日本書紀には、越後国より天智天皇に「燃える水(燃水)」が献上されたという記述がある。今日の新潟県胎内市より産したものであるとされる。自然にわき出た原油は「臭水(くそうず)」と呼ばれた。現在では、新潟県・秋田県の日本海沿岸、および北海道などで原油が採掘されている。量は年間で25万キロリットルを上回る程度である。

近年になり天然ガスの生産も盛んである。これは、さしずめ「燃える空気」か。

※参考
ちなみに新潟県全体では石油産出量、天然ガス産出量は日本国内の総生産量の70%近くを占めています(2003年現在)。

そして、メタンハイドレートである。実に新潟県というところは資源が豊富な
地域のように思える。採掘には大規模な投資が必要と思われるから採算性が
問題となろうが、そのうち原油と拮抗することもあろうから、海底資源マップだけ
でも先行して作成しておくのも資源小国の知恵であろう。

こういう記事は郷土愛のある私にとって、とても嬉しい。

“燃える氷”巨大なガス田、新潟沖に?…日本近海で初
〔以下記事引用〕
 東京大学、海洋研究開発機構などの研究チームは20日、高密度のメタンガスが氷に閉じ込められ、“燃える氷”と呼ばれる「メタンハイドレート」が、新潟県上越市沖の日本海海底深部に、深さ100メートルの柱状に存在していると発表した。

 メタンハイドレートの一部は海底に露出しており、研究チームは、その規模から、海底下深部に巨大な天然ガス田があるとみている。

 メタンハイドレートが海底まで露出した例は、メキシコ湾、カナダ・バンクーバー沖などであるが、日本近海で見つかったのは初めて。

 研究チームは、魚群探査機によって、気泡として浮上するメタンガスの濃度が濃い位置を特定。上越市の直江津港北西約30キロの海域(深さ900メートル)を中心に、無人潜水艇で調査した結果、メタンハイドレートが海底面に幅100~200メートルにわたって点在していることを2か所で確認した。

 さらに、メタンハイドレートの露出した海底を、同機構の海洋調査船「かいよう」の短い鉄パイプで掘削したところ、最長で2・6メートルのメタンハイドレートが採取できた。

 メタンハイドレートが存在する海底は、他の海底に比べ電気抵抗が著しく高いことが知られる。メタンハイドレートを採取した下部にも、メタンハイドレートと同じ電気抵抗を示す物質が深さ100メートルまで続いていることもわかった。
(読売新聞) - 2月21日0時13分更新
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