２０１０年、１９９０年、１９７０年。では１９５０年は？

どう理解したらいいのかわからない。
まぁ、こういう書き出しもアリかな、とは思うが
私もどっちかというといい加減だから、別に書き出しに
これといった意味があるわけではない。

家内に「アバター」っていう映画知っている？と聞くと
知らない。「何それ？」ってなもので、うえのこどもが
「分身だよ」と。
「タイタニックの監督の映画でそれを上回る評判だよ」
「えぇ！そうなの見に行こうよ。」
どうやら乗り気のようだ。
「でもＳＦだよ。ネコがしゃべっても、それはおかしい。
ありえない！ダメッ。とならない？」と気にする私。

そのうち見に行こうか、でいいか。

竹中　正治氏の文化評論（日経ビジネスオンラインから）
「アバター」が映すアメリカの苦悩
気高い「野蛮人」に憧れる野蛮な「文明人」

『気高い「野蛮人」に憧れる野蛮な「文明人」』
本質がこれなのかな。
そして、その源流は、
１９９０年の「ダンス・ウィズ・ウルブス」であり
１９７０年の「ソルジャー・ブルー」だと。
ほんかのブログでは、更に「アラビアのロレンス」や「もののけ姫」とか
とにかくいろいろほかの作品のいいとこどりをした映画らしい。
そりゃぁ、誰だって新しい創作をするために多くの作品に触れなければ
ならない。この部分はあれに似ている、あの部分はあの作品にと、
そういう群盲象を撫でるような評価はどうなんだろう？

むしろ、「アバター」の現在的な意味を問うのが適切と思う。
案外、単に３Ｄ娯楽作品を作るならこれっきゃない、というノリで
作っただけかも知れないんだから。

ところで、１９５０年の作品に類似するようなものがあったのかな？

今度、・・・ウルブスはじっくり見てみようと思う。
ソルジャー・・・はショックだった。