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70代になり60代からの散歩が中心となりました。50代は健康維持のため何かスポーツをと、消去法でサイクリングでした。

パソコンに熱中するとキレやすい…脳科学者が指摘

2004-06-22 20:26:35 | 印象的な世の中の出来事
パソコンやテレビゲームに長時間興じると前頭前野の活動が低下した状態を「ゲーム脳」といい、
チャットで脳の活動を示すβ波出なくなった、このような現象は携帯電話によるメールや漫画本、アニメでも同様だった。
セロトニン神経を弱めまることに関係しているらしい。
文科省は、「脳科学と教育」プロジェクトで、零歳児と5歳児1万人に対し継続的に生活状況をアンケートし調査。
出典

あのような事件が起きると生活環境・習慣に原因を求めるが、
果たして妥当なのだろうか?
こういう性格、生活習慣だから、こういうことが起こると、世の「識者」が
したり顔に理屈付けをし、マスコミに流す。
いい加減なものである。

パソコンも、ゲームも、テレビもなかった時代の子供たちはみな健やかに育ち大人になったというのか?

キレル子、キレヤスイ子はいつの時代でもいた。
誰もがそのような級友の一人二人は思い起こせるだろう。
と、同時に、この記事にあるように、したり顔にもの言う輩もいたことも
想起するのではなかろうか?

事は、なぜ一線を越えるのか、ということだ。
これを説明できなければ、なんだって兆候・原因のひとつにあげられる。
ゲームに熱中している何十、何百万人という愛好者に、キレルという
傾向・性癖があるとするなら、今ごろゲーム禁止法・ゲーム機製造処罰法、同販売処罰法が制定されていることだろう。
パソコン・アニメ・漫画も同様である。

ひとつの事件を取り上げ、そのような虞犯を助長するというような
意味付けをする識者の脳力・能力こそ問題にすべきである。

真に本質に迫るべきは先述の「なぜに一線を超えるのか」ということに尽きる、
と思う。
これが解き明かされない限り、またマスコミを賑わす異なった様態の
同根の事件が繰り返し起きると考える。

人類史上世の中に大きな影響を与えた人が数多いる。
過去のどの時代より文明の発達した現在を生きる平々凡々な私が
足元にも及ばない彼らは何百年、何千年の前にも存在した。
そのような天賦の才を持った人たちは、その他大勢の人々から
際立って突出しているわけだ。
パルス波とか、特異値みたいなものである。
世の中に貢献すれば偉人とか天才と言われ、逆なら天下の罪悪人と
指弾される、そのような存在である。
彼らはこういう環境・資質だから出現しえた、というわけではなく、
一線あるいは閾値を越えたから姿をあらわしたのではないのだろうか。

であれば、記事のようなしたり顔の理屈付けでは何ともならない、
と思う。一線を超えて世の中に危害をもたらしたなら、その時点で
矯正の余地はないのでは、と思う。
法は人間性の範疇内での規範である。その閾を越えたできごとを判断
することを想定していない。
してはいけない(禁止)、もししたならこうだよ(罰則)、だから、
しないように(抑制)、というのが立法の趣旨である。
法を適用することがふさわしくない状態の人間を法で処断しようと
するところに世の矛盾を感じるこの頃である。

※当該記事は法に対して門外漢である事を最後に付記しておきます。
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