裏磐梯 秋元湖にほど近い森の中から・・・

裏磐梯の森の中の家、薪ストーブ、庭、山、酒、音楽を愛する独居老人の日常生活の記録、綴り続ける備忘録。

 

安積疎水十六橋水門とファン・ドール

2007年05月19日 | 裏磐梯の近くに・・・
若松に買い物にいた帰り道、以前から気になっていた安積疎水十六橋水門に立ち寄る。安積疎水が完成する以前の郡山周辺、安積平野は水に恵まれないため開発の遅れた人口数千人の寒村であった。明治新政府は殖産興業と士族授産のための大規模な開拓の国策事業の一号として猪苗代湖の水を安積平野に引き入れる安積疎水工事を明治12年に着工する。その安積疏水計画の技術的指導者がオランダ人技術者ファン・ドールであった。今や安積平野は新潟に次ぐ一大米穀生産地、これは安積疎水なしでは語れない事である。(安積疎水と開拓に興味がおありの方、明治・その時代を考えてみよう ご覧ください)
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