気温-5℃、やっと大気が引き締まり、冬の森を歩く気分になる。
連休明け、スノーシューは不要だろう。
五色沼の森、いつも通り静か、森をたどる人はまるでいない。
静寂を破るもの、それはハクチョウとカモの羽音と鳴き声のみ、今日は森を吹き抜ける風の音もない。
妻と二人黙々と雪道を辿る。
静かな一休み、熱いコーヒーをすすり、そして甘いケーキを頬張る。
灰色の空から雪が絶え間なく落ちてくる。雪の結晶が見るほど、ゆっくりと。
黒いダウンジャケットに落ちる雪片、カメラで接写撮影、そこに見事な雪の結晶があった。