気温が高い。朝から伐採したアカマツの処理。
松の根元のフジ、これも伐採してしまった。実生のフジの苗を根元に植えておよそ20年、腕の太さを超えるまで成長し、
だが、アカマツの樹頂に巨大なコウノトリの巣のような茂みを作り太陽光線を独り占め、その生育のたくましさは驚異的、
やがて松をも枯らしてしまうだろう。
花はその中で咲いているようで、下からはまるで見えない。大量の花びらを地面に落とし、花が咲いたんだな、と気づく。
もう未練はない、と伐ってしまったのだ。
そして今日の作業はその枝に絡みついたフジ蔓との戦いになってしまった。
鉈を振るう手足にまとわりつき、絡みつき、体の自由を奪われ、転ばされ・・・
ついつい汚い言葉が出てしまう。5時間ほど格闘、大量の汗、チェーンソー持ち上げられないほど疲労困憊、ようやく枝払い終わる。
暖かい春の雨、降りだす。残りの玉切りは後日。